2020年4月11日土曜日

【テディベアハント in WEB-SJPO(2):ティンパニ編】

「テディベアハントin WEB-SJPO」第二弾はティンパニを取り上げます。

◆一般にハードルが高いと思われているオーケストラの楽器で一番身近な楽器といえば打楽器でしょう。小学校どころか幼稚園や保育園の頃から、太鼓やトライアングル、カスタネットなどの打楽器は親しまれています。

一方であまりに身近な楽器のため、誰でも叩けばできる簡単な楽器と思いこまれている傾向があります。したがってオーケストラに入団して改めて叩くだけのシンプルだからこその打楽器の難しさと、そして楽しさを再認識することになります。

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◆さて、今回登場するのはティンパニ奏者です。どこの小学校にも整備されている身近な楽器でありながら、小学校の金管バンドはもちろんのこと、中学校の吹奏楽部になっても意外と子供たちのイメージは大きくて地味な(!)なイメージからステイタスも人気もそれほど高くなく、一番の花形はドラム奏者に持っていかれたりしていることが多いのです。

◆ところがオーケストラではご存じの通りティンパニ奏者の立場は一変します。
オケで一番偉いのは・・・という質問には、指揮者、コンサートマスターに続いてティンパニを挙げる人は多いのではないでしょうか?

SJPOの音楽監督であり、常任指揮者の長田雅人先生は、「指揮者は音が出せないですし、コンマスも全員に聞こえる音を出せるわけではないので、音一発でオケを支配できるティンパニ奏者がオケで一番偉い。ティンパニ奏者に反抗されたら指揮者は戦えない」とまでおっしゃっていました。

打楽器のパートトップはティンパニ奏者ということもオケ以外ではあまり知られていないのですが、オケのセンターを最後列からガチっと締めてオーケストラをまとめあげるのはティンパニ奏者ですし、オケを生かすも殺すもティンパニ奏者といっても過言ではありません。
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◆SJPOではトレーナーの大里先生を中心としてサポーターの松尾さん・梅内さん・松本さんの指導のもと、中学生の経験者も小学生の初心者でも温かく、そして時には子供だからという甘えもなく厳しく、オケの中での打楽器のシビアさと醍醐味を存分に学んで、そして目を見張る成長を経てその成果を存分に発揮しています。

4月から新しい期となり5月から練習が始まりますが、今期の課題曲はベートーベンのフィデリオ序曲を筆頭に、ビゼーのカルメン組曲やヘンデルのハレルヤコーラスなど、ティンパニを筆頭に打楽器が大活躍する曲が並びます。SJPOで打楽器を本気でやってみたい方大募集ですので、ぜひ一緒にオーケストラを楽しみつくしましょう。

◆スケジュールや練習の様子、募集要項などはホームページ「WEB-SJPO」からご確認いただき、練習見学などもお気軽にお問合せ&お申し込みください。

#テディベアハント
#Teddy Bear Hunt


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