2020年7月26日日曜日

7期第03回練習[夏休み強化練パート2]

◆7月26日(日)に、SJPO第7期第3回の練習が五反田文化センターで行われました。
7/12に初回練習が始まりましたが、8/10までに6回練習があり6回目の最後は、最初の課題曲である、ハレルヤコーラスと、カルメン組曲からの4曲の成果発表演奏会となります。

◆この日まで分奏中心の集中練習で、来週からの3回は音楽監督の長田先生がいらして3回の合奏集中練習という予定を踏まえて、自主練の最後のこの日は前半分奏で、最後に下振りで通し合奏という練習内容でした。

【栗原先生の木管+ハープ分奏】


【香田先生の金管分奏】

【山中先生・橋本先生の弦分奏】

【松尾先生の打楽器パート練習】


◆練習も、ホワイトボードを使っての説明があったり、先生方が適宜団員たちに弾いてお手本を見せたりと限られた練習時間が本当に効率的で密度の濃いものとなっています。

◆いよいよ次回からは、長田先生の集中合奏練習が続き、合奏の他にも指揮者体験コーナーや成果発表演奏会など、楽しく密度の濃い内容が盛りだくさんです。

より高いレベルで楽しむためにも曲を聴いたり、しっかり個人練習をしてくるなどきっちり準備をして臨みましょう。

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[第7期第3回練習]
○日時:2020年7月26日(日) 8:40-12:15
○場所:五反田文化センター [第1・第2・第3・第5スタジオ]
 
○指導:Fl栗原先生・Tp香田先生・Vn山中先生・Vn橋本先生

○サポーター(敬称略
 Vn志村 Vc森岡 Cb山越
 Ob稲垣 Cl横田 Fg竹村 Hr中谷/青木 Tb水谷/益子、Pr松尾

○スケジュール
 08:40 集合
 08:50-09:05 セッティング・音出し
 09:05-09:10 諸連絡
 09:15-10:45 分奏[弦:橋本先生][木管+Hp:栗原先生][金管:香田先生]
 11:00-11:45 合奏[指揮:中谷団長]

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2020年7月24日金曜日

7期第02回練習[夏休み集中強化練習スタート]

◆7月24日(金祝)に、SJPOの第7期第2回練習が五反田文化センターで行われました。
本来は、この日から3週間にわたり品川区主催の全5日間コースの「ジュニアオーケストラ講座開催予定でしたが、コロナ感染予防対策で中止となり、代わりに予定されたいた日程を中心に、4-6月の休止期間の振替を兼ねて夏休み強化練習となり、この日はその第1日目にあたります。
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◆前回の初回練習は、午前午後で管楽器と弦打楽器とで分かれての練習でしたが、この日からは全員そろっての練習となり、この24日と26日の2回の練習でハレルヤとカルメン組曲のうちの4曲(前奏曲/ハバネラ/間奏曲/ジプシーの踊り)をある程度の形にして、8月2日からの長田先生の合奏強化練習に備えることになります。

◆この日は分奏練習で、弦と管打に分かれ、弦楽器は前半は中級と初級グループに分かれての練習でした。中級課題曲の弦分奏は、今回は橋本先生前で指導され、山中先生が子供たちの間を適宜回りながらサポートされる形での練習でした。


別の部屋では志村さんの指導で初級者グループレッスンが行われました。

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◆管楽器は、前半は栗原先生の指導で木管楽器+ハープでの分奏でした。金管は中谷団長が代振りをされて、香田先生が適宜指導される形式での練習でした。

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◆休憩をはさんで後半は、弦楽器は初中級全員一緒にハレルヤの弦分奏、管楽器と打楽器は「ハレルヤコーラス」と、カルメン「前奏曲」「ジプシーの踊り」の管打分奏でした。


◆今回のヘンデルのハレルヤコーラスは、本来は弦とトランペット・ティンパニと合唱という編成なのですが、SJPO用に初心者パートも設けて中谷団長がフルオーケストラにアレンジしたものとなります。

◆今回は、奇しくもハレルヤもカルメンも原曲は歌がある曲をオーケストラだけで演奏するという曲になっています。

通常の管弦楽に比べて、意味がある分表現しやすい反面、歌詞なども含めて楽器で表現しなければならない難しさもありますし、歌詞も含めた歌を意識した演奏を工夫していく必要があります。

いずれにせよ、誰もが耳にしたことのある名曲ということで、子供たちの演奏モチベーションも高いようです。
2日間みっちり練習して、来週からの長田先生の合奏に臨みましょう。

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○日時:2020年7月24日(金祝) 08:40-12:00
○場所:五反田文化センター
 弦楽器[第1・第5スタジオ]
 管打Hp[第2・第3スタジオ]

○スケジュール
 08:40 集合
 08:50-09:05 準備・音出し
 09:05-09:10 諸連絡
 09:10-11:55 分奏(26日は後半合奏有)
 11:55-12:00 諸連絡
 12:00-12:15 片付け・撤収

○指導
 T:Fl栗原先生・Tp香田先生・Vn山中先生・Vn橋本先生・
 S:Vn志村さん Va石野さん Vc森岡さん Ob稲垣さん Cl大塚さん Fg竹村さん
  Hr中谷さん/須河さん Tb水谷さん/益子さん Pr松尾さん

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2020年7月12日日曜日

7期第01回練習[待ちに待った練習再開]

◆4月からコロナ感染予防対策で活動を休止していたSJPOですが、3カ月遅れて7月12日(日)にようやく第7期の練習を始められました。

ただし今まで練習会場として借りていた小学校はまだ使えず、7月2週から施設利用再開した五反田文化センターも定員の1/3までしか利用できず、また部屋も広い部屋を複数取れなかったため、午前中は弦楽器と打楽器、午後に管楽器の練習と、二部制に分かれての練習となりました。

【第1部:弦楽器・打楽器】
◆午前の第1部は弦楽器と打楽器の練習です。広い第2スタジオでは山中先生と橋本先生の指導による弦分奏でした。
 今回は活動休止中に練習課題も出されていたので、初回練習の割には皆しっかり個人練習してきたのがはっきり音に出ていました。


◆第5スタジオでは池松さんのチェロパート練習、志村さんによるヴァイオリン初級者のグループレッスンでした。お二人の先生方は今回初めてご指導されたのですが、最初は緊張していた団員たちも、フレンドリーに、かつてきぱきと練習を進められる先生方にすぐに馴染んでいきました。

◆第3スタジオでは、大里先生による打楽器パート練習でした。
マンツーマンでびっしり密度の濃い練習となりました


◆休憩中には、先生方は練習での出来を踏まえてすぐにこれからの練習計画や、パート割などの打ち合わせをされていました。先生方のコミュニケーションの良さもSJPOの特色です。

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【第2部:管楽器】
◆午後の第2部は管楽器の練習でした。
前半は木管と金管に分かれての練習でした。トランペットは香田先生、ホルンは須河先生、トロンボーンは水谷先生のパート練習でした。


◆木管楽器は、フルートトレーナーの栗原先生がお休みで、村本先生にご指導をお願いいたしました。

◆午後の部の後半は、村本先生ご指導の管分奏でした。
団員にとっては初練習でしたが、ハレルヤもカルメンもどちらも歌が入る曲ということで、どちらも曲の背景や場面なども解説してくださり、演奏のイメージを持ちやすかったようです。

◆また今年からハープのメンバーも正式団員として加わりました。ハレルヤもカルメンでも大活躍するので楽しみです。

◆午前の弦打楽器も午後の管楽器も、団員たちが楽器を皆で一緒に演奏できる喜びにあふれているのが強く伝わってきました。
 コロナもまだ収束の様子を見せませんが、団員たちにとっても、当たり前のようにできていたオーケストラの練習が本当に貴重なことであることを改めて認識できる良い機会だと思います。

3カ月休みだった分は、7-9月に集中して10回の練習を行うので年間の練習回数自体は変わらず、練習日の間隔が短いことが逆に前回の練習内容も忘れにくく密度の濃い練習となりそうです。
 しっかり個人練習を重ねてまた次回に臨みましょう。

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★【第7期第1回練習】
 ◯日時:2020年7月12日(日) 
  第一部8:40-12:00 第二部13:15-16:00
 ◯場所:五反田文化センター
 ◯曲目:ヘンデル「ハレルヤコーラス」
     ビゼー:カルメン組曲(序曲・ジプシーの踊り)
 〇指導:Co村本先生/Tp香田先生/Vn山中先生・橋本先生/Pr大里先生
 〇サポーター(敬称略)
  Vn志村、Va石野、Vc池松、Cb山越
  Ob稲垣、Cl野崎、Fg竹村、Hr須河・中谷、Tb水谷・益子

 〇スケジュール
  ◆第一部:弦楽器・打楽器[第2・第3・第5スタジオ]
  08:40 集合
  08:50-09:05 セッティング・音出し・準備
  09:10-09:20 諸連絡
  09:25-11:50 分奏・パート練習
    弦楽器[第2・第5スタジオ]/打楽器[第3スタジオ]
  11:50-12:10 諸連絡・後片付け

  ◆第二部:管楽器[第2・第5スタジオ]
  13:15 集合
  13:15-13:30 セッティング・音出し・準備
  13:30-13:35 諸連絡
  13:45-14:55 セクション練習
   金管分奏(香田先生)[第2スタジオ]/木管分奏(村本先生)[第5スタジオ]
  15:10-15:55 管分奏(村本先生)
  15:55-16:00 諸連絡
  16:00-16:15 後片付け・撤収

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2020年7月6日月曜日

新型コロナウイルス感染予防に関するSJPO活動ガイドライン

◆新型コロナウイルス感染予防対応対策に伴い、練習会場の施設が3カ月にわたり使えず活動自粛をしてきましたが、7月12日より、人数制限などの条件はありますが、品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)も活動を再開する運びとなりました。

ただし活動再開にあたっては、様々な感染予防対策を施したうえで、リスクを軽減していかなければなりません。そこでSJPOでは、活動ガイドラインを設けました。

新型コロナウイルス感染予防対策におけるSJPO活動ガイドライン

これらのガイドラインも固定するのではなく、状況に応じて対応しながら、安全に楽しく演奏活動が継続できるよう団を上げて取り組んでいきたいと思います。

今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。

2020年6月17日水曜日

[WEB-SJPO] 13万アクセスを達成しました

◆恒例の品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)のホームページ[WEB-SJPO]の10,000アクセスごとのキリ番報告ですが、6月17日に130,000アクセスを達成しました!


◆前回12万アクセスのキリ番達成が、今年の3月26日でしたので、この1万アクセスは83日目となり、ちょうど前回の11万から12万アクセスの83日目と同じペースで推移してきました。

ところで前回の3月までは第6回定期演奏会の前後ということもあり、アクセスが多かったのも分かりますが、その後3カ月にわたりコロナウイルス感染対策で、演奏活動を自粛していたこともあり、ペースが落ちるかと思われました。

ただその後、団員向けには新たな期の課題曲の楽譜ダウンロードや年間活動スケジュールの更新、外部向けには、せめてもの活動の新たな試みとして、テディベアハントin WEB-SJPO企画を設けたり、『オーケストラ用語の基礎知識』を充実させたりするなどで、望外にもコンスタントにアクセスがあったようです。

◆またアクセスを詳細に調べてみると、ジュニアオーケストラ活動自体への検索はともかくとして、オーケストラ講座のその他の教材に、検索エンジンから飛んでくるようです。

講座内容などもずっと継続してデータベース的に積み重ねてきたことが、オーケストラの様々な内容についてのナレッジプール的な意味合いを少しずつ持ち始めたのは、直接の活動とは関係はないものの広く共有されて役立つことはうれしく思います。

◆コロナウイルスもまだまだ予断を許さない状況ですが、少しずつ前に進んできている感じはしますので、全体練習休止期間にそれぞれが練習した成果を目いっぱい発揮してスタートダッシュといきたいですね。

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◆ちなみにWEB-SJPO開設以来の、キリ番達成一覧です。
  
2014年04月28日・・・ ホームページ開設
   2015年02月06日・・・ 10,000アクセス
   2015年10月23日・・・ 20,000アクセス
   2016年09月09日・・・ 30,000アクセス
   2017年04月04日・・・ 40,000アクセス
   2017年11月03日・・・ 50,000アクセス
   2018年05月07日・・・ 60,000アクセス
   2018年10月08日・・・ 70,000アクセス
   2019年02月11日・・・ 80,000アクセス
   2019年06月10日・・・ 90,000アクセス
   2019年08月31日・・・100,000アクセス
   2020年01月04日・・・110,000アクセス
   2020年03月26日・・・120,000アクセス
   2020年06月17日・・・130,000アクセス

◆なお10,000アクセスごとに要する日数と一日あたりのアクセス数は、下記のようになります。

  ~ 10,000:284[日]: 35(アクセス/日)
  ~ 20,000:259[日]: 39(アクセス/日)
  ~ 30,000:322[日]: 31(アクセス/日)
  ~ 40,000:207[日]: 48(アクセス/日)
  ~ 50,000:213[日]: 47(アクセス/日)
  ~ 60,000:185[日]: 54(アクセス/日)
  ~ 70,000:154[日]: 65(アクセス/日)
  ~ 80,000:126[日]: 79(アクセス/日)
  ~ 90,000:119[日]:  84(アクセス/日)
  ~100,000:  82[日]:122(アクセス/日)
    ~110,000:125[日]: 80(アクセス/日)
    ~120,000: 83[日]:120(アクセス/日)
    ~130,000: 83[日]:120(アクセス/日)

今後も、SJPOの活動はもちろんのこと、WEB-SJPOもよろしくお願いいたします。


2020年5月28日木曜日

【テディベアハント in WEB-SJPO(15):ホルン編】

第15弾は、ホルン奏者の登場です。テディベアハントとは・・・


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吹奏楽ではホルンは金管楽器の中でやや地味なイメージですが、オーケストラの中ではガラッと立場が変わり花形楽器として活躍します。

◆もともとホルン(Horn)とは「角」という意味で、他の金管楽器と違って最初から金属で作られたのではなく、牛や山羊の角や時には象牙などをくりぬいて吹いたのが起源とされています。

その後、金属製となりましたが、最初はバルブがなく単にくるくる巻いた形のナチュラルホルンが、16世紀頃までに主に狩猟用に使われて発達してきました。単に巻いてあるだけなので真ん中に手を通し肩にかけたまま馬に乗ることができ、先頭の馬に乗る人が様々な合図をホルンで出していたので、後ろの人たちに聞こえるようにベルが後ろ向きで発達してきたわけですね。
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◆ホルンの音域は楽器の中でも抜群に広く約4オクターブもあり、木管や弦とも溶けやすい柔らかな音色から金管的な明るい華やかな音色まで表現の幅が広いこともあり、古くからオーケストラに取り入れられてきました。

ちなみに音域が広いので、人によって高音が得意な人と低音が得意な人に分かれることが多く、オーケストラの中では高音を担当するパートと、低音を担当するパートと役割が他の楽器に比べて明確に分かれているため、プロのオーケストラでも上吹き(高音担当)と下吹き(低音担当)とオーディションが別に行われることが多いのです。

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◆ナチュラルホルンの頃は、バルブがなかったので半音単位で自由に音が出せずに倍音列の決まった音しか出せませんでしたので、曲ごとに抜き差し管の長さを変えて、その調性に合わせた音を担当させてきました。

従って楽譜には、inD(楽譜上のドの音がD),とかinA(楽譜上のドの音がA)とか指定され、演奏者はそれに合わせて抜き差し管を選んで付け替えて演奏していました。19世紀中ごろにバルブが発明され、自由に半音単位でホルンも演奏できるようになったのですが、楽譜はナチュラルホルンの頃のまま調性が指定されているので、inFが主体になった今では抜き差し管を替えることなしに、読み替えて演奏しなければならなくなりました。

たとえばinEsなら、記譜の音をすべて全音(2度)下げて読みますし、inAなら3度上げ、inCなら4度下げるなど頭の中で読み替えながら演奏しなければならないので、ホルン奏者は最初はかなりとまどうことになります。したがって最初のうちは読み替えが難しいので、inFに楽譜を書き換える人も少なくありません。

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◆ホルンを知らない人からみると、ベルの中につっこんでいる右手は何をしているのだろうと不思議に思う人も多いようです。ナチュラルホルンの頃は半音単位で変えたいときに、右手でベルをぎゅっとふさいで金属的な音色を出すゲシュトップ奏法や、半分ふさぐハーフミュート奏法をで、頻繁に右手を動かす必要がありましたが、現在ではどちらの奏法も音色を変えたいときに時折指定されます。

現在では右手の役割はまずは楽器を支えることですが、もう一点重要なのは音程調整で、音一つ一つにたいして、少し右手を開けて音程を上げたり、逆にふさいで音程を下げたりと、細かく音程を調整をするというかなり大変なこともしているのです。

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◆さて、ホルンと名前がつくものは、ざっと
①ナチュラルホルン
②フレンチホルン
③ウインナホルン
④アルプホルン(アルペンホルン)
⑤アルトホルン(テナーホルン)
⑥フリューゲルホルン
⑦イングリッシュホルン
などが挙げられますが、①のナチュラルホルンから進化して、オーケストラでホルン奏者が演奏するものは、②③です。

一般的にホルンといえば、②のフレンチホルンを指します。
③のウインナホルンは主にウィーンフィルで使われているロータリーの代わりにピストンバルブを備えたものです。

④はスイスなどで演奏される主にGes管の木製の約3.4mの長い楽器で、F管のフレンチホルンを伸ばした長さ(約3.7m)とほぼ同じ長さです。

⑤と⑥は、意外にもサキソフォーンを発明したA.サックス氏が考案したサクソルン属と言われる金管楽器群から発達したもので、⑥のフリューゲルホルンはトランペット奏者が演奏します。

⑦のイングリッシュホルンは「コーラングレ」のことで、ダブルリードの木管楽器であるオーボエの仲間です。
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◆通常は金管楽器に分類されるホルンですが、木管五重奏という室内楽のジャンルでは、フルート・オーボエ・クラリネット・ファゴットにホルンを加えた編成となっています。

これは元が角笛だったこともあるのですが、管楽アンサンブルが盛んになった古典派の頃、実はトランペットは軍隊や貴族の高貴な楽器、トロンボーンは教会で用いられる崇高な楽器ということで、ホルンだけが一般人が気軽に演奏できたから、というのが実際のところだったようです。
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◆金管楽器の管の長さを比べると3.7mのホルンは、トランペット(1.5m)はともかく、テナートロンボーン(2.7m)よりも実は長く、チューバ(5.4m)と比べても約70cmしか変わりません。ところがマウスピースはトランペットよりも小さいこともあり、ホルンで狙った音を正確に出すのは簡単ではありません。

なんとギネスブックにはオーボエと並んで「世界一難しい楽器」として掲載されているほどで、なかなか思い通りに演奏できず、ミスもしやすい楽器でもあります。

それでもオーケストラにおいて音色も多彩で音域が広く、音量も出ることから傑出した圧倒的な表現力を持ち、金管とはもちろん、木管や弦とも音色が溶け合うというホルンの素晴らしさに魅せられる人は多いことでしょう。

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◆ある時には極上のハーモニーを響かせ、他の楽器のソロの裏ではオブリガートを歌い上げ、そしてここぞというときにおいしいソロをもっていく花形楽器のホルンを、ぜひSJPOで一緒に演奏してみませんか?


2020年5月26日火曜日

【テディベアハント in WEB-SJPO(14):トライアングル編】

第14弾は、トライアングル奏者の登場です。

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◆小さい頃から馴染みがありながら極めるのが難しい打楽器群ですが、その中でポピュラーな打楽器を代表するうちの一つに挙げられるトライアングルですが、その歴史は古く、中世の絵画には天使が叩いている様が描かれているなどトランペットと並んで、キリスト教においても知られていました。

◆名称の「トライアングル」とは「三角形」という意味です。
形状もシンプルなトライアングルですが、それだけに「ビーター」と呼ばれる金属のバチで叩く場所や叩き方などで様々な音色の変化をつけることができ、非常に奥深い楽器です。

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◆ところで、トライアングルは丸型や四角形でもよさそうなのになぜ三角形なのか疑問に思われる方も多いと思いますが、理由がきちんとあります。例えば丸型だと音はどこを叩いても比較的均質になりますが、逆に叩く場所によって音色の変化がつけにくく表現の幅が狭まってしまいます。

◆また単発で叩くのではなく、よく使われる「トレモロ」という角を使って細かく連打する奏法では、ごく短時間でより多くの回数を叩く必要があります。その場合に丸形は論外として、三角形の次に角の数が少ない四角形でも角度が90度となりますが、三角形はすべての角で鋭角(直角より小さい角度)の製造が可能で、ビーターでの細かい連打がしやすくなるというメリットがあります。
さらに響きを最大限保つために吊って演奏されることが多いですが、その際にバランスがよく安定しやすいなど、様々な理由から三角形に落ち着いたといわれています。

◆またよく見ると、角の一か所に切れ目があります。これは閉じた三角形より、叩いたときの楽器の鳴り方がよりクリアに響くという理由があるのです。こうしてみると、小さくシンプルな形の中に、長い歴史で培われたノウハウがぎゅっと詰められた楽器とも言えますね。

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◆発音は簡単で誰でも叩けますが、オーケストラにおいてトライアングルは、上手下手が文字通り一発で分かってしまう非常に繊細な楽器で、作曲家や指揮者の意図の音色で叩けるようになるにはかなりの修練が必要です。

そんなこだわりの塊のような奥深いトライアングルですが、SJPOの打楽器パートでは、プロのトレーナーやサポーターの先生方が、細かく丁寧に基礎から指導してくださいます。オーケストラで打楽器を演奏してみたい方は、ぜひSJPOで実現しましょう。