2016年5月22日日曜日

3期第04回練習 [長田先生の初合奏]

◆5/22(日)にSJPO(品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ)の第4回の練習が下記の内容で行われました。

【SJPO第3期第4回練習】
●日時:2016年5月22日(日)9:45-12:00 (9:30集合)
●場所:立会小学校音楽室
●指導:長田先生/山田先生
●サポーター:Vn片山さん/城之内さん、Va中谷さん、Vc江川さん、Cb山越さん、
 Hr中谷、Tb益子さん、Pr梅内さん/横山さん

●スケジュール
09:45-09:50 諸連絡
09:55-12:00 合奏[フィンランディア](長田先生)


◆今年度初めての長田先生の合奏。今年の課題曲であるシベリウス作曲の交響詩フィンランディアの初合奏でもあります。この日は分奏などがなく、ほぼすべて合奏ということで、最初からみっちり細かく曲作りをしていきました。


◆コンマスのR之介君がお休みということで、急遽K友君がコンサートマスターということで、チューニングから。


◆長田先生の合奏では、演奏だけでなく、どういうことを下知識としてもっておくか、そしてどういういことを考えながら音楽を作り上げていくかまで、熱く語りながら教えてくださいます。

◆この日の練習はケーブルテレビ品川が取材に来られていました。来月あたりに放映されるそうで楽しみです。


◆次々に長田先生から出されるアドバイスなどで曲がみるみる流れていくようになり、そして立体的になっていくのが実感されます。

♪♪♪

◆合奏中に指揮者からの指示などで団員に伝わりきらなかったところなどは、休憩の合間にはトレーナーやサポーターが、すぐに細かくフォローするのもSJPOの特徴の一つです。


◆2時間余りの合奏があっという間に終わったような気がするのは、皆の集中力の賜物でしょう。合奏の始まりと終わりでは別の団体が演奏しているのではと思うほど曲が作られていきました。

◆初回の合奏で課題は山ほど見えてきて、これからがスタートなのですが、昨年と比べても初回練習のレベルは遥かに上がってきているところにこの一年の成長が感じられます。

当初はこの曲を一年かけて仕上げていこうと思っていましたが、出来によっては後期は別の課題曲を設定しても良いかもしれない思わされるほど、手ごたえのある合奏でした。

また今日の指示などをきちんと練習してきて、またさらにレベルアップして来月の練習に臨みましょう。



2016年5月8日日曜日

3期第03回練習 [フィンランディアのスコア探検]

GW明けの5/8に、SJPO第3期の第3回練習が下記の通り行われました。

●日時:2016年5月8日(日)09:45-12:00(9時30分集合)
●場所:立会小3階音楽室

●指導:篠原先生(木管)、橋本先生(弦)
●サポーター:Vn:山内/中谷(Va兼任)、Hr中谷、Tb益子、Pr:梅内/横山
●曲目:シベリウス:交響詩「フィンランディア」

●スケジュール
09:30 集合
09:45-09:55 諸連絡(演奏会案内等)
10:00-10:55 分奏1
11:00-11:20 分奏2
11:30-11:45 オーケストラ講座(中谷)
11:45-12:05 合奏(中谷)

◆分奏の前半は少人数に分かれてのパート練習やセクション練習でした。木管楽器は篠原先生の木管分奏でした。この日は特に中間部のメロディックなフレーズの歌い方やハーモニーを重点的に練習しました。


◆金管楽器は中谷さんの金管分奏でした。最初に金管はみっちりとロングトーン、スケール、タンギングなどの基礎練習をしました。トランペットやホルンは移調楽器なので、調性によってすぐに♯や♭が何の音につくのかを答えられるようにしなければならないのでこれを覚えるのも一苦労です。その後フィンランディアのリズムや音の形、ハーモニーを重点的に練習しました。


◆弦楽器は前半はフィンランディアのパート練習で、1stバイオリンを2つに分けて橋本先生と中谷(奏)さんが、2ndバイオリンは山内さんが担当されて、少人数できめ細かく練習しました。
その後、バイオリン全体で合わせてみました。

♪♪♪

◆分奏後半は、金管、木管、打楽器全員集って、篠原先生による管打分奏となりました。様々な楽器が入って来るので、皆で合わせながら誰がメロディなのか、自分の楽器がどういう役割を担当しているのか、などを意識して、音の形や縦をそろえる練習をしました。

◆分奏後の休憩で記念撮影をしている余裕も!?

 ♪♪♪

 ◆休憩後は中谷さんによるオーケストラ講座と合奏でした。
今日のオーケストラは、「フィンランディアのスコア探検」ということで、全員でスコアを見ながら用語や記号などを探しながら確認していきました。

そして場面に応じて、実際に楽器を鳴らしてみて、弦と管が同じフレーズが交互に出てくることやその音の形などを比べてみることで、演奏のイメージを持てるようにしました。曲では交互でも皆であえて一斉に演奏してみることで、違っていることがより理解しやすくなりました。

SJPOの練習では、演奏だけでなくスコアを全員が見方を覚えることで、自分のパートの役割や音楽の構造などを知らず知らずに体得していかれるように練習の中に講座が組まれています。


◆そして講座で一通り確認した後は、中谷さんの下振りで合奏です。特に最初のうちはメンバーたちだけでなく、トレーナーやサポーターが一緒に演奏することで、きめ細かく練習のサポートをすることが出来ます。また指揮者やトレーナーの指示を瞬時にそれぞれのメンバーに伝えられるというメリットもあります。

♪♪♪

◆SJPOの練習に来ると、皆で演奏する楽しさはもちろんですが、休憩時間や終了後などで様々な学校からきているメンバー同士がおしゃべりしたりする時間もたまらなく楽しい時間のようです。


◆いよいよ次回は長田先生の初合奏です。
パート練習や分奏で積み重ねてきた成果を発揮して、合奏に来られた長田先生をびっくりさせるくらいになりたいですね。