2018年9月30日日曜日

5期第10回練習「スコアの楽器表記ルールを覚えよう」

◆9月30日(日)に五反田文化センターでSJPOの第5期第10回練習が行われました。いつもの立会小音楽室が品川区長選挙で使えず五反田文化センターでの練習となりましたが、いつもよりずっと広い練習場で合奏をすることで、楽器をきちんと響かせることを意識した練習にもなりました。

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◆【第10回練習】
◯日時:9月30日(日)09:00-11:45
◯場所:五反田文化センター第1スタジオ
◯指導:栗原先生(Fl)/橋本先生(Vn)/丹羽先生(Vc)
 サポーター:
 Vn山中さん/山内さん/阿部さん/中谷奏さん/片山さん、Cb山越さん
 Ob永畑さん、Cl横田さん、Hr中谷さん、土屋さん、Tb益子さん、Pr梅内さん
◯スケジュール
 09:00-09:15 集合/セッティング/音出し
 09:15-09:25 諸連絡
 09:25-10:05 合奏 [バッハ]
 10:10-10:30 オーケストラ講座
 10:45-11:45 合奏[エルガー]
 11:45-12:00 後片付け/撤収

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◆練習内容はJ.S.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」、エルガーの威風堂々第一番の合奏の間に、オーケストラ講座をはさむ構成でした。

◆7月からこの2曲に取り組み、夏のワークショップの課題曲でも取り上げて練習してきた成果がでてきて、曲としてもだいぶ練り上げられてきました。

この日は下振り合奏でしたが、前回の長田先生の合奏での課題となったところを重点的に、適宜トレーナーの先生方のアドバイスをいただきながら、問題点を確認しつつクリアしていくという細かい練習となりましたが、次回の本振り合奏にむけて、密度の濃い練習となりました。

◆2曲の合奏の間には、SJPOの特色でもあるオーケストラ講座が、中谷団長が講師を務められ、この日は「スコアの読み方の基礎~楽器の表記順のルール」というテーマで行われました。

SJPOではスコア持参を義務付けていますが、同時に読み方の指導も行います。この日はスコアの楽器表記を学びました。

・木管→金管→打楽器→特殊楽器→弦楽器の順で並ぶこと
・各セクションは高音楽器→低音楽器の順でならぶこと
 ただし金管はホルンが最初に来ること。

などのルールを把握することで、フランス語やドイツ語など知らない言語で楽器名が表記されていても類推することができるようになります。


◆また威風堂々第一番のスコアを皆で見ながら出てくる音楽用語を学びました。特に"unis."(=unison)と”div."(=diviision)のように弦楽器用語を管楽器が知ること、逆に"a2"(ア・ドゥーエ)など弦楽器が見慣れない用語を知ることも大事なことです。

さらに
・"unison"と"a2"のように似たような用語の違い、
・"TempoⅠ"と”a Tempo”の違い
・"un poco"と"poco"の違い

など、大人も一瞬説明に詰まるようなことも今のうちからきちんと学び、小学生などは一度で覚えきれなくても何度も繰り返すうちに知らず知らず知識として定着していきます。
SJPOでは演奏だけでなく、トータルでオーケストラを学び体感していかれるメソードを確立させていきたいと思っています。

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◆休憩の後は、中谷団長の下振りで、E.エルガーの威風堂々第一番の合奏となりました。

◆夏のジュニアオーケストラ講座では、威風堂々は中級コースの課題曲だったのですが、中級受講者に限らず、夏休みは初級コースでエントリーしていたメンバーも、少しずつですが威風堂々もできるところだけでも演奏するようになってきました。

大人でも難しい曲ですので、今全部演奏できなくても良く、今回は少しだけでも次回の練習は楽譜の一段でも二段でも演奏できるところが増えていかれれば良いのです。大事なことは何度も良く曲を聴いて、自分で練習してくることです。

そして合奏では一人ではないので、その成果を皆で一緒に演奏しながら発揮して、聴き合いながら助け合っていくことで気づけば演奏できる箇所が増えていきます。あきらめずコツコツと着実に練習していきましょう。

◆次回の長田先生の合奏で一区切りとなり、その後はいよいよドボルザークの交響曲のⅣ楽章の練習にとりかかります。年末の第9イベントでの本番、そして来春の4月の定期演奏会に向けて、焦らず着実に練習を積み重ねていきたいと思います。

2018年9月16日日曜日

5期第09回練習「前期最後の長田先生の合奏」

◆9月16日(日)に音楽監督で常任指揮者の長田先生をお迎えしてSJPO(品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ)の今期第9回目の練習が立会小学校にて行われました。

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【第5期第9回練習】
◯日時:9月16日(日)09:15-12:00
◯場所:品川区立立会小学校3階音楽室
◯指導:長田先生(指揮)
◯スケジュール
 09:15-09:30 集合/セッティング/音出し
 09:30-09:40 諸連絡
 09:40-11:00 分奏 [バッハ/エルガー]
 11:00-12:00 合奏 [バッハ/エルガー]

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◆この日は音楽監督の長田雅人先生がいらっしゃって、J.S.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」と、E.エルガーの「威風堂々第一番」の練習となりました。
 この日の練習は3コマに分けて、第1部は弦楽器は長田先生による弦分奏で管打楽器は中谷団長による管打分奏でした。

 ◆第2部は、管打楽器は長田先生による管分奏、弦楽器は各パートに分かれてのパート練習となりました。

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◆最近は団員数も増えてきたこともあり、楽器ケースは階段の踊り場にきちんと整理しておくことになりました。パート練習も含めて練習場所や、関連スペースの確保は大きな問題となってきています。今後さらなる団員増加に備えて考えていく必要がありそうです。

◆休憩を挟んでの3コマ目は、お待ちかねの長田先生の合奏です。7月から取り組み始めて、夏のジュニアオーケストラ体験講座の課題曲としても練習を重ねてきた上で、さらに前回と今回ときめ細かい練習の成果が合奏に現れてきました

◆長田先生の合奏は、夏の体験講座を除くと、7月初旬以来となりますが、夏休みの体験講座でみっちりとりあげたのと、前回のトレーナーの先生方が中心となってご指導いただいた自主分奏と合奏の成果もあり、かなり密度の濃い練習となりました。

◆ここ2回の練習で、ジュニアオーケストラ体験講座に参加した方々の中からSJPOに入団された方々が8人にも上り、休団中のメンバーを除いても40名を超える規模になってきて音楽室が手狭に感じられるほどに成長してきています。

◆12月23日のきゅりあん大ホールでの本番に向けて、改めてきめ細かい練習を積んで本番に臨みたいと思います。また10月後半からは、定演のメイン曲でもあるドヴォルザークの交響曲第8番の練習も平行して始まるので、あと一ヶ月である程度仕上げなくてはなりませんが、団員一同良い集中力で練習に取り組めているので、次回以降も楽しみです。

◆SJPOでは9月末が前期で、10月からは後期となります。団員も募集しておりますので興味ある方は、体験見学も含めてお気軽にお問い合わせください。

2018年9月2日日曜日

5期第08回練習「ドイツ語音名を覚えよう」

◆9月2日(日)に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)の今期第8回目の練習が立会小学校音楽室にて行われました。
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【第8回練習】
◯日時:9月2日(日)09:15-12:00
◯場所:品川区立立会小学校3階音楽室
◯指導:栗原先生(Fl)/香田先生(Tp)
    橋本先生(Vn)/小神野先生(Va)/丹羽先生(Vc)
◯スケジュール
 09:15-09:30 集合/セッティング/音出し
 09:30-09:40 諸連絡
 09:40-11:00 パート練習/分奏 [バッハ/エルガー]
 11:00-11:10 休憩
 11:10-11:30 オーケストラ講座
 11:30-12:00 合奏 [エルガー/バッハ] 

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◆前半は、パートやセクションに分かれての分奏でした。


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◆休憩をはさんで後半はオーケストラ講座で始まりました。オーケストラ講座では、ドイツ語の音名や調性の表し方を学びました。新しいメンバーはまだドイツ語音名は馴染みがないのですが、合奏をしていく上で大切なことなので、何度も繰り返し覚えていきたいです。 

◆講座の後は、中谷団長の指揮での合奏で、E.エルガーの威風堂々第一番ニ長調と、J.S.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」の二曲を練習しました。

◆夏のジュニアオーケストラ体験講座から新規入団したメンバーや体験見学に来られたメンバーもいましたが、早速合奏に加わり、オーケストラで一緒に演奏する楽しさを体感してもらいました。

◆前半のパート練習とセクション練習で、課題となっていたところを重点的に練習した成果があり、7月の練習時に比べてかなり仕上がりもよく、次回の長田先生の合奏が楽しみです。