2015年12月23日水曜日

「第9を歌おうinきゅりあん」出演で初の大ホールでの本番

◆12/23にきゅりあん大ホールで「第九を歌おう!inきゅりあん」が開催されました。
第九の演奏の前に、SJPOの演奏コーナーがあり、ハンガリー舞曲第一番とファランドールの二曲を演奏します。

SJPOにとっては、1000人のキャパの大ホールで演奏するのは初めての経験とあって、皆楽しみ半分、緊張半分でした。
 


◆ステージリハーサル開始。団員にとっては初めての大きな舞台での演奏です。


◆三上亮先生も、SJPO団員と一緒に演奏に加わってくださるという団員にとっては、とても貴重な経験となりました。
 
 
 



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◆ステージリハーサルを終えて、いよいよ本番を迎えるのみ。
舞台袖では緊張している子が多いかと思いきや、和気あいあいとした雰囲気。
 

◆特に女子たちの明るさが目立ってます。


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◆設立2年目できゅりあん大ホールで演奏できるまでになったのは感慨深いものがあります。


◆演奏会本番も、無事成功に終わりました。大舞台での演奏を経験することで、子供たちも一つ成長したように思えます。

来年のオーストリアから来日するSCYO(サンシャインコーストユースオーケストラ)とのジョイントコンサート、そして定期演奏会に向けて、2016年もさらなる飛躍を目指していきたいです。



2015年12月13日日曜日

2期第16回練習 [第九イベント前最後の練習]

◆12/13(日)に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラの第16回練習が行われました。


◆スケジュール
10:00-10:05 諸連絡

10:10-10:50 分奏
 ・弦分奏 橋本先生
 ・管分奏 篠原先生

11:00-12:00 合奏 長田先生 [ハンガリー舞曲第一番、ファランドール]

◆いよいよ10日後の本番にむけての最後の練習となりました。
練習時間が始まる5分前から皆きちんと準備できているようになりました。


◆練習前に長田先生もFacebook用にパチリ!


◆前半は分奏。弦楽器は橋本先生のご指導で音楽室での分奏でした。


◆管楽器は篠原先生のご指導での管分奏でした。ぽんぽん指示を出しながら、テンポよく進める篠原先生の言葉で、子供たちの演奏がどんどん変わっていきます。

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◆後半は長田先生の合奏です。
夏のワークショップの後、モーツァルトに取り組んでいたので、ファランドールとハンガリー舞曲第一番は久しぶりの合奏でした。


◆夏のワークショップでは短期集中練習で仕上げましたが、またみっちり音楽を作り直しての演奏となり、新しい緊張感の中、合奏が進んでいきました。


◆練習の合間に、他のセクションが注意されたりする間にすぐにスコアを確認する習慣ができつつあります。少ない練習時間を効率に使うために様々な工夫凝らした密度の濃い練習でした。

いよいよ次回はきゅりあん大ホールでの本番となります。初めての大ホールでの本番、うまくいくと良いですが、どうなるでしょうか・・・。




2015年12月6日日曜日

2期第15回練習 [スコアの読み方を覚えようⅡ]

◆12/6(日)にSJPO(品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ)の第15回練習が行われました。
この日は練習内容は、木管トレーナーの山田先生と、弦トレーナーの橋本先生がいらしての分奏と、下振りの中谷さんによるオーケストラ講座と合奏でした。

◆スケジュール
 10:00-10:05 諸連絡
 10:10-11:20 分奏(前半パート練種/後半分奏)
 11:25-11:45 オーケストラ講座
 11:45-12:05 ミニ合奏

◆管楽器は山田先生の分奏でした。基礎練習から始まり強弱の付け方の息の使い方のバランスを丁寧に学びました。


◆打楽器は横山さんの指導で、基礎練習。手首の使い方を中心に行いました。


 ◆1stVnは橋本先生の指導。ストレッチから始めてモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハト・ムジークのパート練習でした。


◆2ndVnは山内さんの指導で、特に弾くときの肘の使い方を確認しながらの基礎練習でした。


◆チェロは江川さんの指導で、ハンガリー舞曲のピチカートを重点的に練習しました。


◆セクション練習の後半は、弦分奏でした。

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◆後半は、中谷さんのご指導で、オーケストラ講座とミニ合奏です。
この日の講座は「スコアの読み方を覚えようⅡ」でした。

スコアの楽器配置の基本を覚えることで、様々な言語で書かれているスコアでもある程度楽器を推測できることを学びました。


◆また音部記号について取り上げて、誰もが知っているト音記号やヘ音記号も意外ときちんと書ける人は少ないので、きちんと書き方を学びました。さらに今回はビオラで用いられるハ音記号についても学びました。さらに移調楽器の実音のルールも学びました。


◆合奏【ハンガリー舞曲第一番】
月末の第九イベントに向けてこの日から久しぶりにハンガリー舞曲第1番と、ファランドールを取り上げてみっちり練習をしました。


 ◆また先ほどのスコアリーディングの続きで音楽の三要素(メロディ/リズム/ハーモニー)のうち自分のパートは何を担当しているか、またそれぞれの要素はどの楽器がやっているかを、スコアから探し出す練習をしました。


◆練習後の片づけや掃除も皆で手分けをします。その中で一番専門性(!)が求められるのが黒板消し係り。黒板消しだけで筋が残らないほど綺麗に吹かないといけないので、なかなか大変です。


◆次回は第九イベントの前の最後の練習です。
きゅりあん大ホールの広さに負けない響きで演奏できるように頑張っていきましょう。


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2015年11月22日日曜日

2期第14回練習 [1000人のホールで楽器を鳴らそう]

◆品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)の第14回練習が11月22日(日)に、立会小学校音楽室で行われました。この日は音楽監督の長田雅人先生、木管トレーナーの篠原梨恵先生、バイオリントレーナーの橋本侑里映先生をお招きしての分奏と合奏練習でした。

◆スケジュール
 10:00-10:05 連絡
 10:10-10:50 分奏
 ・弦合奏/分奏(長田先生/橋本先生):アイネク合奏、劇場支配人分奏
 ・管打分奏(篠原先生):基礎練/劇場支配人
 11:00-12:00 合奏(長田先生):劇場支配人 他

◆子どもたちは始まるかなり前から集まって、練習に余念がありません。

◆前半は管打と弦楽器に分かれての分奏です。弦楽器は音楽室でバイオリントレーナーの橋本先生による弦分奏です。

◆モーツァルトの劇場支配人は、特に弦楽器はかなり難しいパッセージが多いので、曲全体をさらいこむのは大変です。

◆難しいところを弾くコツなど、橋本先生が実際に弾いてお手本を見せながら、かみ砕いて子供たちに教えていきます。一度に弾けるようになるわけではないですが、地道に少しずつ弾けるところを増やしていくしかないので、日々の練習でもきちんと時間を確保して練習をしていってほしいです。

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◆一方で管打楽器は篠原先生の分奏でした。
特に次回12月本番のきゅりあん大ホールは、SJPOにとっては初めて経験する定員が1000人を超える大きなホールです。その中でどのように楽器を響かせるとホールの後ろまで聞こえるのかなどをみっちり学びました。

◆子供たちにとって、大きな音で演奏しようとすると力んでしまってかえって音が飛ばなくなってしまうことが往々にしてあります。そのあたりも踏まえて、どうすれば無駄な力を入れずに音を出せるか、また一番後ろのひとに音を届けられるか、というようなことを篠原先生は分かりやすく子どもたちに伝えてくれます。

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★休憩をはさんで後半は長田先生の合奏です。


◆10月から課題曲として取り上げているモーツァルトの劇場支配人ですが、12月の第九イベントは、ビゼーとブラームスが演目ですので、劇場支配人の練習は、今日の後は1月となってしまうので皆必死で取り組んでいました。


◆普段は音楽室をお借りして練習をしているので、それほどガリガリ演奏することもなりのですが、12月の演奏会はきゅりあん大ホールでの演奏会ということでキャパが1000人以上!。そんな中で自分たちの楽器をどのように鳴らしたら綺麗に遠くまで響くのか、ということを強く意識して練習していってほしいです。

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練習終了後もサポーターやトレーナの先生方に質問する子供たちもちらほら。


◆今年の練習もあと残り2回。
着実にレベルアップしているので、演奏会本番ではしっかり成果を出してきてほしいです。






2015年11月1日日曜日

2期第13回練習 [調性と調号の覚え方と音部記号]

◆12/22に立会小学校音楽室にて、品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)のH27年度第13回練習が行われました。

この日は木管トレーナーの山田先生、金管トレーナーの香田先生、弦楽器トレーナーの橋本先生をお招きしての分奏中心の練習でした。


◆スケジュール
 10:00-10:05 連絡
 10:10-11:20
  ・弦分奏(橋本先生):※一部パー練 (アイネク/劇場支配人)
  ・金管(香田先生):金管分奏(基礎練/アンサンブル)
  ・木管(山田先生):木管分奏(基礎練中心)
  ・打楽器:パート練習
 10:30-11:00 講座とミニ合奏(劇場支配人)

 ◆まずはセクション練習からです。金管楽器はトランペットの香田先生の金管分奏でした。

 ◆香田先生は7月に続いて二回目のお招きとなります。楽器の手入れの仕方からウォームアップの仕方などまで丁寧に教えてくださいます。また実際に演奏しながらお手本を見せてくださるのも子供たちにとってはありがたいです。


◆木管は、クラリネットトレーナーの山田先生のご指導での木管分奏でした。ファランドールの中間部の早いパッセージなども何度かアドバイスをいただきながら繰りかえしているうに吹けるようになってきているように思えます。

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◆さらに別の教室では弦楽器のセクション練習です。前半の80分をさらに二コマに分けて、前半をパート練習、後半を弦全体の分奏に充てました。1stバイオリンは橋本先生のご指導でモーツァルトをみっちりさらいました。

◆なお、弦楽器は立ったままの練習でした。弦楽器の子供たち、それも特に小さい子は座って演奏する習慣がないので、立ったままの方が違和感が無いようです。

◆後半は2ndバイオリンも合流して弦分奏となりました。


◆やはりパート練習から弦分奏になると響きが圧倒的に増えて、子供たちも楽しいようです。

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◆休憩後の後半は、オーケストラミニ講座と、ミニ合奏です。
いつも同様中谷さんが講師で、この日のテーマは「調性と調号の覚え方と音部記号」ということで、♯、♭4つまでの調のスケールを書き出して、調号を確認していきます。

また意外と知らない「ヘ音記号、ト音記号(+ハ音記号)の正しい書き方」も改めて皆で確認しました。最初は正確にト音記号を書ける子がほとんどいなかったのですが、終わるころには皆すっかりコツを覚えていました。

調性については、『♯系は、最後(=一番右側)のシャープの音がその調の「シ」、♭系は最後(一番右側)の♭の音がその調の「ファ」であることを説明して、覚え方としては、「(シ)ヤープ」と「(ファ)ラット」と覚えると良いよ』との説明はサポーターや保護者の方々にウケて(?)いました。

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◆講座の後はミニ合奏で、まずはチューニングから。


◆前回の長田先生の合奏で注意されたところ、分奏でトレーナーの方々からご指導いただいたところを中心に合奏で確認していきました。


◆昨年からの団員は、定期演奏会でも演奏した曲ですが、今年度入団したメンバーにとっては初めての曲です。難しいところも何カ所もありますが、地道に練習を重ねてさらっていってほしいです。


◆一方、昨年からの団員の中には、合奏後に駆け寄ってきて「去年全然弾けなかったところが、弾けるようになった!」と喜んで報告してきてくれる人もちらほら。
着実に子供たちのレベルも上がっていることを実感しました。