2020年11月29日日曜日

7期第14回練習[練習レポートの活用]

 ◆11月29日(日)にSJPO第14回練習が、荏原平塚学園にて行われました。この日から来月12月13日の第2回室内楽演奏会まで毎週練習となります。この日は2部構成で、前半が室内楽練習、後半が合奏で、前半の室内楽は、全グループで分かれての練習でした。


【セントポール組曲 指導:山中先生】

【彼方の光 指導:栗原先生・竹村先生】

【3つのわらべ歌 指導:香田先生】

◆実はこうした全グループ同時の室内楽練習はとても難しいのです。
一つは場所の問題、もう一つは指導者の問題です。
公的施設を使う中で、グループの数だけ部屋数が確保することがとても難しいです。そしてグループの数だけきちんと指導者も必要です。

また通常のセクションアンサンブルの練習であれば各1グループ1名の指導者が担当しますが、今回モーツァルトのフルート四重奏とクラリネット五重奏があり、メイン指導担当は決めますが弦の指導者と管の指導者を各一人ずつ担当していただくことで、音楽的にも楽器特性においてもより決め細かくかつ、時間効率の良い練習を実現しています。

グループによってはそろそろ演奏のみならず、お客様に見ていただいていることを頭にいれた上で演奏姿勢やステージマナーも意識していく練習を始めていて、そろそろラストスパートに差し掛かりました。



【モーツァルト:クラリネット5重奏 指導:丹羽先生・佐藤さん】


【弦楽四重奏「狩」 指導:橋本先生】

【フルート四重奏 指導:栗原先生/小神野先生/森岡さん】

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◆休憩をはさんで後半は中谷団長の下振り合奏でした。
前回長田先生の初合奏だった威風堂々とそりすべりを合奏の際に出た指示や、各先生方の練習レポートのアドバイスをもとにポイントを絞っての合奏となりました。

◆SJPOの特徴の一つに、指導陣の練習レポートというのがあります。練習後に先生方が、今回の場合は、室内楽や合奏についてそれぞれ練習課題やアドバイスなどをまとめて掲示板にアップしてくださっています。

◆団員たちは、やみくもに練習するのではなく、優先順位を決めてポイントを絞って効率的に練習ができるというメリットの他、指導陣もその時によって指導者が変わることがあっても前回やった内容や指導方針を確認することができ、かつ次回の指導者に申し送りができるので、人が変わっても指導内容の継続性と統一性を図るという大きなメリットもあります。

◆もちろん指導者の方々には練習時間以外にお手間をかけることになるのですが、こうした親身になって指導してくださる先生方がSJPOを支えてくださっていることを実感します。

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◆限られた時間と場所と費用と人的資源の中で、いかに効率よく効果的に練習していかれるかをいつも意識して、スタッフ・指導陣一丸となって指導と運営にあたっているのもSJPOの大きな特長です。そうした環境を最大限生かして、室内楽もオーケストラもさらなる高いレベルの楽しさを目指していきましょう。

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【第7期第14回練習】
◯日時:2020年11月29日(日) 8:50-12:00
◯場所:荏原平塚学園5階
◯曲目:
・各団体室内楽曲
・E.エルガー:威風堂々第1番
・L.アンダーソン:そりすべり

〇指導:Fl栗原先生 Tp香田先生 Pr大里先生
    Vn山中先生・橋本先生 Va小神野先生 Vc丹羽先生

〇サポーター[敬称略]
 Ob稲垣、※Cl佐藤、Fg竹村、Hr菊地・中谷、Tb工藤・益子
 Vn志村・山内、Va石野、Vc森岡、Cb山越

〇スケジュール
 08:50-09:05 集合・セッティング・音出し
 09:10-09:15 諸連絡
 09:15-10:45 室内楽練習

〇スケジュール (一部変更の可能有)
 08:50-09:05 5F多目的ホール集合・セッティング・音出し
 09:10-09:15 諸連絡
 09:15-10:45 室内楽練習
 [ホール]  :(金打Hp)わらべ歌
 [音楽室] :(弦)セントポール
 [多目的5]:(木管)彼方の光
 [多目的4]:(管弦)クラ5
 [準備室1]:(弦)狩
 [準備室2]:(管弦)フル4

11:00-11:55 合奏[多目的ホール]
       [威風堂々→そりすべり→カルメン組曲
11:55-12:00 諸連絡
12:00-12:15 片付け・撤収

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2020年11月15日日曜日

7期第13回練習["そりすべり"と"威風堂々"の初合奏]

 ◆11月15日(日)に荏原平塚学園にて、第13回練習が実施されました。

この日は長田先生がいらして3コマ構成のタイトなスケジューリングです。

最初のコマは各グループに分かれての室内楽練習でした。部屋数を目いっぱい使うため、少人数編成の室内楽は、音楽室の準備室までフル活用しての練習となりました。

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室内楽演奏会のメイン曲であり全員合奏の”そりすべり”と、定期演奏会に向けての新曲となる「威風堂々第1番」の初合奏となりました。

◆前半は各グループに分かれての室内楽練習となりました。
音楽監督の長田先生は各団体の練習を回られていましたが、今回の室内楽練習の見学は初めてということもあり興味深く聴かれて、来月の本番がとても楽しみとのことでした。

【金打Hpアンサンブル:3つのわらべ歌】[指導:香田先生]
【モーツァルト:フルート四重奏】[指導:栗原先生]
【木管アンサンブル:彼方の光】[指導:竹村先生]
【弦楽合奏:セントポール組曲】[指導:山内さん・石野さん・山越さん]
【モーツァルト:クラリネット五重奏】[指導:山中先生・阿部さん]
【弦楽四重奏「狩」】[指導:丹羽先生]

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◆2コマ目は、管打楽器が多目的ホールで長田先生の管打分奏、弦楽器は各パートに分かれてのパート練習で、それぞれ威風堂々とそりすべりの練習となりました。

室内楽で学んだアンサンブル力を発揮するには、分奏やパート練習にはもってこいなのですが、新曲の初合わせとなると、なかなかアンサンブルどころではなく譜面を音にするだけで精一杯になりがちです。しかしそうした中でも前より「合わせる」ということに確実に意識されることが増えてきたことが感じられるようになりました。

【管打ハープ分奏】[指導:長田先生]

【2ndVnパート練習】[指導:山中先生/阿部さん]
【チェロパート練習】[指導:丹羽先生・森岡さん]
【1stVnパート練習】[指導:山内さん]
【3rdVnパート練習】[指導:志村さん]

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◆最後のコマは、長田先生の合奏で、L.アンダーソンの「そりすべり」とE.エルガーの「威風堂々第1番」に取り組みました。



◆「そりすべり」は室内楽演奏会のメインの全員合奏曲なのですが、この曲には保護者で楽器経験者は参加できるということで、オーケストラや吹奏楽の経験のある保護者も加わり、オーケストラでの親子共演も実現したのも保護者の方々にとっては感慨深かったようです。


◆威風堂々第1番は、ほぼすべての品川区立小中学校では、卒業式に何らかの形で演奏されることが多く、団員たちにもとっても親しみ慣れた大好きという人が多い人気の曲です。
ただしよく知られているのは中間部のトリオの部分で、全曲はなかなか知られていないのですが、SJPOで取り組んだことで、「テーマの部分も格好良い」「わくわくする」という感想が多く、改めて曲のすばらしさを実感して合奏も楽しんでいるようです。

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◆ここから12月の室内楽演奏会に向けて練習頻度も上がり、ラストスパートとなります。
室内楽曲も、そしてその経験を生かしてオーケストラ曲もしっかり取り組んでいきましょう。
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【第7期第13回練習】 
◯日時:2020年11月15日(日) 8:50-12:00
◯場所:荏原平塚学園5階
◯曲目:
・各団体室内楽曲
・E.エルガー:威風堂々第1番
・L.アンダーソン:そりすべり
 
〇指導:Con長田先生 Fl栗原先生 Tp香田先生 Vn山中先生 Vc丹羽先生 
〇サポーター(敬称略)
 Ob北島 Fg竹村 Hr菊地・中谷 Tb工藤/益子 Pr松尾
 Vn阿部/志村/山内 Va石野 Vc森岡 Cb山越

〇スケジュール (一部変更の可能有)
08:50-09:05 5F多目的ホール集合・セッティング・音出し
09:10-09:15 諸連絡

09:15-09:50 室内楽練習
10:00-10;50 分奏
 □管打楽器:管打分奏(長田先生)
 □弦楽器:パート練習

11:00-11:55 合奏[長田先生] (威風堂々→そりすべり)
11:55-12:00 諸連絡
12:00-12:15 片付け・撤収




2020年11月1日日曜日

7期第12回練習[ 第2回室内楽演奏会の会場確定! ]

◆11月1日(日)にSJPO第12回練習が行われました。

この日も前回に引き続き、品川区立荏原平塚学園にて室内楽中心の練習となりました。この日は試験や行事で欠席者がやや多かったのですが、その分、少人数で密度の濃い練習となりました。

本日の練習スケジュール


文化センターなどの公的施設と違い、学校をお借りしての練習の一番のメリットは、練習場所が多く確保できることです。特に今回は室内楽の各グループに分かれての練習でしたので、部屋数を確保できるのは本当にありがたいです。

◆前半はパート練習や室内楽練習でした。

 金打セクションはこの日久しぶりにトロンボーントレーナーの若田先生がいらしたこともあり、最初の30分は各パートでパート練習となりました。

トランペットパート練習[香田先生]
ホルンパート練習(志村先生)
トロンボーンパート練習(若田先生)
打楽器パート練習(大里先生)

◆他のセクションは室内楽練習となり、金管もパート練習後に室内楽練習となりました。
前回までは本格的な室内楽の雰囲気にとまどっていたのが、だいぶ曲にも雰囲気に馴染んできたように思えます。どこのグループも手ごわい曲が並びますが各自個人練習をしっかりと積んで、練習も含めて室内楽の醍醐味を味わってほしいと思います。

〇多目的室4では、栗原先生と竹村先生の指導で木管アンサンブル「彼方の光」の練習でした。この曲は様々なアレンジが出ていますが、SJPOでは木管メンバーの編成に合わせて中谷団長が6重奏にアレンジされました。

木管アンサンブル「彼方の光」[栗原先生]

〇準備室1では、コマを3分割して、モーツァルトの室内楽の練習でした。
最初が栗原先生のご指導でフルート四重奏曲第3番、続いて小神野先生のご指導で弦楽四重奏曲「狩」、最後も小神野先生のご指導でモーツァルトのクラリネット五重奏のリハがみっちり行われました。

モーツァルト:フルート四重奏第3番ハ長調 [栗原先生]
モーツァルト弦楽四重奏曲

モーツァルト:クラリネット五重奏曲 [小神野先生]


◆そして音楽室では、弦楽アンサンブルのセントポール組曲の練習が、山岡先生の指導の下で行われました。

弦楽合奏:G.ホルスト「セントポール組曲」「栗原先生」

◆そしてパート練種を終えた金管も室内楽の練習コマとなりました。
金打ハープアンサンブル 高橋 宏樹「3つのわらべ歌」 (編曲:中谷克彦)

♪♪♪♪♪♪炉コンプ

◆休憩をはさんで後半は、中谷団長の代振りでの合奏となりました。

先月から取り組み始めたフィデリオ序曲ですが、合奏やその後の細かな分奏練習を経て、ベートーベンらしくなってきたところも多くみられました。



◆細かいところはまだまだですし、ベートーベンは楽譜がシンプルな分、ごまかしがきかず基礎技術の壁にあたり、なかなか先は長いですが、それぞれの技術に応じて、焦らずに着実に一歩一歩足元を固めつつ練習していきましょう。


◆12月13日の本番会場はも、この荏原平塚学園の多目的ホールをお借りできることがほぼ決まりました。五反田文化センターのスタジオより広く、保護者の方の参観も可能になりましたので、聞いていただくに値する演奏ができるように、真摯に曲に、そして演奏に取り組んでいきましょう。


【SJPOホームページへ】


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【第7期第12回練習】 

◯日時:2020年11月1日(日) 8:50-12:00

◯場所:荏原平塚学園5階

◯曲目:

・各団体室内楽曲

・ベートーベン:フィデリオ序曲

・ヘンデル:ハレルヤコーラス

・ビゼー:カルメン組曲より

     

〇指導:Fl栗原先生 Tp香田先生 Tb若田先生

    Vn山中先生 Va小神野先生 Pr大里先生


〇サポーター(敬称略)

Ob稲垣 Cl野崎 Fg竹村 Hr須河・中谷 Tb益子 

Vn中島 Va石野 Vc森岡 Cb山越


〇スケジュール 

08:50-09:05 5F多目的ホール集合・セッティング・音出し

09:05-09:10 諸連絡

09:15-10:45 室内楽練習

 ◇音楽室[山中先生] :弦セントポール

 ◇準備室1[栗原先生/小神野先生]:弦4狩→クラ5→フル4 各25分

 ◇第5多目的[竹村先生→栗原先生]:木管彼方の光

 ◇ホール:金打[香田先生/若田先生/大里先生]

  09:10-9:45:パート練  09:50-10:40:室内楽わらべ歌

11:00-11:55 合奏(中谷団長)

 [フィデリオ→ハレルヤ→カルメン]

11:55-12:00 諸連絡

12:00-12:15 片付け・撤収

*12:10-12:25 オーディション(オーボエ)[栗原先生/稲垣先生]

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