2015年9月13日日曜日

2期第10回練習 [前期仕上げの合奏]

■9月13日(土)に、SJPOのH27年度前期の最後となる練習が立会小音楽室で行われました

スケジュールは下記の通りです。
 10:00-10:05 諸連絡
 10:10-10:50 分奏
  ・弦分奏(長田先生)
  ・木管分奏(篠原先生)
  ・金打分奏(中谷さん)

■弦分奏では夏のワークショップで音楽の流れなどを掴んだ子どもたちに、改めて丁寧に音楽づくりをしました。長田先生の指示に対して技術的などでは、適宜サポーターがフォローすることで、スムーズで効果的な練習となっています。


■木管セクションはトレーナーの篠原先生による分奏でした。2曲とも木管にとっては難曲なのですが、練習の甲斐あってだいぶ細かい音符も吹けるようになってきたので、さらに音楽的に演奏するためのコツなどもご指導いただきました。


■金管セクションと打楽器は、サポーターの中谷さんによる金打分奏でした。前半はスケールのハーモニー、タンギングやリズム練習などの基礎練習を行い、後半はファランドールを合わせました。
特にファランドールはfffやffffなどのフレーズを、力まず大らかに綺麗に響かせることを意識して、かつ最後のアッチェルに向けてのリズムをセクションで合わせるコツを練習しました。

♪♪♪

■休憩をはさんだ後半は、長田先生の合奏でした。
SJPOは前期が4月-9月、後期が10月-翌年3月となっているので、この日がH27年度前期の最後の練習となるので、半年かけて取り組んできたファランドールとハンガリー舞曲第一番は一区切りとなります。

■学校行事などの関係で、欠席者も多かったのが残念でしたが、前期、そしてワークショップと積み重ねてきた練習の成果は出せた合奏だったと思います。

後期からは、今までの曲に加えて小編成のアンサンブル曲などにも取り組む予定で、来年4月の定期演奏会に向けて、さらなるレベルアップを目指していかれるように、スタッフもフォローしていきたいと思います。




2015年9月6日日曜日

2期第09回練習[和声の基礎~純正律と平均律]

■9月6日(日)に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)の二学期最初の練習が、立会小学校音楽室にて行われました。スケジュールは下記のとおりです。

・10:00-10:05 諸連絡
・10:10-11:20 パート練習/分奏
 弦楽器:パート練習 (指導:橋本先生、城之内さん、山内さん)
 管打楽器:パート練+管打分奏(指導:山田先生)
・11:25-11:45 オーケストラミニ講座「和音の基礎~純正律と平均律」 (講師:中谷さん)
・11:45-12:00 合奏(中谷さん代振り)

■この日はトレーナーの山田先生と橋本先生をお迎えしてのパート練習・分奏中心の練習でした。夏のワークショップの演奏会に向けて急激に仕上げたので、改めて細かいところを丁寧にさらう練習でした。

■団員も時間前集合もかなり徹底しつつあり、最近はセッティングも団員たちで行えるようになってきました。

■セッティングを手早く終えてウォームアップにも余念がありません。各楽器ともトレーナーの先生方に教わったウォームアップが定着しつつあります。

♪♪♪

 ■練習が始まると早速パートやセクションに分かれての練習です。弦楽器はパート練習で、バイオリンはパートごとに、そして1stバイオリンをさらに2つに分けて細かく丁寧にさらう練習をしました。
【橋本先生の2ndバイオリンのパート練習】 


■1stバイオリンは、さらに2グループに分けてのグループレッスンでした。
【サポーター城之内さんによる、1stバイオリンのグループ練習】 

【サポーター山内さんによる、1stバイオリンのグループ練習  

【サポーター江川さんによる、チェロのパート練習】  

【サポーター梅内さんによる、打楽器パート練習】  

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■音楽室では山田先生の管打分奏が行われました。

■山田先生の分奏の特徴は、単に演奏するだけではなく、団員が手をたたいたり立ち上がったり、声を出してみたり、体全体でリズムやフレーズを掴んで、皆でアンサンブルをするという練習を徹底的に行います。

その上でみっちりと和音の音程合わせの練習などを、子供たちに響きを意識させつつみっちりと基礎練習を行った上で、曲の演奏指導に入るので、自然と響きやリズム、そして他の楽器を意識したアンサンブル力が身についていきます。

♪♪♪

■楽しく密度の濃い練習が終わりました。
後片付けも重要な仕事の一つです。特に立会小の音楽室を使う場合は、黒板を粉一つなく綺麗に拭いて仕上げなければならないので、黒板消しもかなりのテクニックと丁寧さを要求される作業です。

練習だけでなく、準備や後片付け、集団行動などもすべてオーケストラを通じた青少年教育の一環としてSJPOでは取り組んでいます。

■練習の後片付けが終わった後も、楽しい仲間との時間を名残惜しんで、なかなかメンバーもおしゃべりが楽しく帰ろうとしません。

■毎日会える普段の学校の友達と違って、色々な学校から月に2回だけ集まって演奏する仲間なのですが、練習や本番を通じて培ってきた仲間とは、学校も学年も超えた強い絆ができるようです。一生を通じた友達になるようにスタッフ一同フォローしていきたいと思います。