2020年4月30日木曜日

【テディベアハント in WEB-SJPO(7):トロンボーン編】

第7弾はトロンボーン奏者のテディベアです。
 ※テディベアハントとは ・・・


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◆トロンボーンは大きな音量が出せることや、オーケストラの楽器の中で唯一管をスライドさせて音を変える楽器という特徴から、演奏するアクションが大きいところも目立ちやすく、また格好よく見えることで、子供たちの人気も非常に高い楽器です。

◆トロンボーンという名前は「大きなラッパ」という意味の言葉からきています。ドイツ語でトロンボーンを表すPosaune(ポザウネ)はもともとトランペットという意味で、元はトランペットとトロンボーンと同じ兄弟楽器のようなものだったことが伺えます。

◆意外に思われるかもしれませんが、トロンボーンは実はかなり古くからある楽器で、ヴァイオリンよりも半世紀以上も早い15世紀中頃に登場したといわれています。18世紀頃からは教会で用いられるようになり、響きや音色の神々しさから「神様のラッパ」とされて、その頃の作曲家たちは宗教曲以外には用いませんでした。

◆そうした神聖な楽器として特別に扱われていたトロンボーンの立場を一変させたのは、交響曲で用いられたことでした。その世界で初めて交響曲でトロンボーンが用いられたのは、1808年に初演されたおそらく世界でもっとも有名な交響曲ともいえるベートーベンの交響曲第5番「運命」でした。

ベートーベンがオーケストラに取り入れたことが、まさしくトロンボーンの”運命”を大きく変えたとも言えますね。

そこから音色の多彩さや、音量もあって華やかなソロに向いていること、また倍音が多く複数の楽器を重ねたハーモニーの美しさから、一気に様々な管弦楽曲に取り入れられるようになったのはご存じの通りです。

◆余談ですが、ベートーベンは新しいことに次々チャレンジして世界初をいくつも実現していますが、楽器を練習している誰もが使ったことのあるメトロノームを世界で最初にオーケストラのリハーサルに取り入れたのもベートーベンで、その後一気に世界中で曲の速度指定にメトロノームの数字で指定されるようになっていきました。

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◆さて子供たちのトロンボーンの人気の高さとは裏腹に、実はかなりハードルが高い楽器でもあります。他の金管楽器のように指を押さえるとある程度の決まった音程が出るわけではなく、ギターのフレットのような目印のない中で、ぴたりと素早く正確な音程を鳴らせるようになるには、かなりの修練が必要です。

◆SJPOでは、トレーナーの若田典子先生を始めとする指導陣の方々が、子供たちと一緒に演奏をしながら、楽器をきちんと鳴らす方法から始まり、音程の取り方、響きの作り方、オーケストラでの役割を踏まえた演奏方法などの指導にあたって、団員の上達も目覚ましいものがあります。

品川区のほとんどの小学校には金管バンド、そして中学には吹奏楽部があり、皆に馴染みのあるトロンボーンをさらに高いレベルに演奏してみたい小中高校生のみなさんを、SJPOでは募集しています。
ぜひ一緒にオーケストラでトロンボーンを楽しく、そしてひたむきに極めていきましょう!

2020年4月28日火曜日

【テディベアハント in WEB-SJPO(6):シンバル編】

◆第6弾はシンバル奏者のテディベアです。

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◆シンバルは、小さい頃から馴染みもあり、電池仕掛けのぬいぐるみなどからも”猿でも叩ける”簡単な楽器のようなイメージを持たれがちですが、実はとても難しく、そして奥が深い楽器なのです。

オーケストラの曲においては出番はけして多くなく、下手すると長い曲なのに音符が数個しかないなんてこともありますが、プロ奏者においてはレベルによる差はあれど、何千個もの音符を演奏するヴァイオリン奏者も、数発しかないシンバル奏者もギャラ(出演料)は同じなのです。言い換えれば、それだけ重要で難しい楽器とも言えます。

◆シンバルは、ドラムなどでは多くの種類のシンバルが使われていますが、オーケストラにおいては、通常イメージされる大きく分けて両手で合わせて叩く"クラッシュシンバル”と、吊るしたりスタンドなどに緩く固定してスティック等で叩く”サスペンデッドシンバル”の2種類が多く使われます。

一口にどれも同じように見えるものでも、大きさや厚さ、さらには材質によって、音量や音程、音色や響きかたなど千差万別です。

また同じシンバルでも叩き方やすり合わせ方によって音量はもちろんのこと、鳴り方や音色も変わるため、出したいイメージの音を鳴らせるようになるにはかなりの練習が必要です。特にジュニアオーケストラの場合、楽器が重いので身体の小さい子供にはきちんと支え続けるだけでも苦労することもあり、親しみやすいイメージと裏腹に余計に難易度の高い楽器なのです。
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◆オーケストラで使われる楽器は、ほとんどがイタリアやドイツなどヨーロッパで発明されて進化してきたのですが、シンバルは意外な(?)ことに、現在のトルコで製法が確立されて発展してきました。したがってシンバルメーカーの主要7社のうち、
・Zildjian(ジルジャン)
・SABIAN(セイビアン:カナダのメーカーですが、もとはジルジャンから分かれてます)
・ISTANBUL(イスタンブール)
・Turkish(ターキッシュ)

の4社はトルコの、それもジルジャン一族の工場から分かれて発展してきてかなりのシェアを占めています。ちなみに主要7社には、日本のメーカーの小出シンバル社も含まれています。

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◆馴染み深い楽器でありながら奥深く難しくもあり、地味に思われがちでありながらオーケストラでずっと盛り上げてきた曲を満を持して放たれるまさしく乾坤一擲(読み方と意味を調べてみましょう)の一発でオーケストラを支配するシンバルに、今後はぜひ注目してみると、オーケストラの楽しみがさらに広がるかと思います。

オーケストラの打楽器奏者は、シンバルをティンパニを含めて色々な打楽器を演奏する大変さと楽しさがあります。SJPOでは打楽器奏者募集中です。未経験者も個人レッスンを受けながら入団することも可能です。

オーケストラで打楽器を叩いてみたいやる気のある小中高校生の方は、まずはSJPOの門をたたいてくれるのを待っています。


2020年4月24日金曜日

【テディベアハント in WEB-SJPO(5):チェロ編】

◆テディベアハント in WEB-SJPO 第5弾はチェロ奏者のテティベアに登場していただきます。


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◆新型コロナ禍で、ジュニアオケに限らずすべての音楽団体が先の予定も立てられない苦しい状況が続きますが、どこの団体もいずれは収まることを信じて、準備をしていることと思います。SJPOも練習中断中ですが、再開後に向けて準備を進めています。

SJPOの今期の新たなイベントの一つとして、日本芸術文化振興会の助成金が通り、秋に山梨ジュニアオーケストラとのジョイントコンサートの実施に伴い、SJPO初のコンサートツアーを行うことになりました。

もちろんコロナ感染拡大状況次第では延期となるかもしれませんが、それでも少しでも未来に向かう明るい話題はうれしいものですね。

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◆チェロは人の声の音域に近く、また深みのある音から、チェロという楽器の魅力にはまる人も多いようです。

 SJPOのチェロパートは現在3名(内1名は今期受験で休団中)で、そのうち2名は5年の経験者としての入団でしたが、小学生の1名は、もともとヴァイオリン経験者でしたが、おととしのオーケストラ体験講座でチェロを体験してチェロの魅力のとりことなり、すぐチェロの個人レッスンに付き始めてチェロ科に転向したという経歴の持ち主です。

 SJPOでは、メイントレーナーの丹羽先生を始め、何人ものトレーナーやサポーターの方々からなる指導陣が連携して指導にあたっています。指導陣同士では毎回の練習後、練習内容や、団員へのアドバイスや課題、そして次の練習日の指導陣への申し送りからなる「練習レポート」を作成してくださり、WEB上で共有できるようになっています。

そしてそのうち練習内容と次の課題、団員へのアドバイスは、団員掲示板にも転載されて、団員たちの効率的な練習のための指針と、指導陣同士での申し送りや指導記録を共有することで、指導陣の方々にとっても効果的で毎回の積み重ねを生かした情報共有ができるようになっています。

時にはオケを支える響きを作り、時には魂を揺さぶるメロディを奏でるチェロの魅力を存分に生かせるチェロパートを目指してこれからも精進していきますので、ぜひとも団員たちの頑張りにご期待ください。


2020年4月15日水曜日

【テディベアハント in WEB-SJPO(4):トランペット編】

◆楽器をもったテディベアたちに会える「テディベアハント in WEB-SJPO」の第4弾はトランペット奏者です。



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小中学生にとっては、もっともメジャーで花形の金管楽器といえば、ほとんどがトランペットを挙げることでしょう。

ただしオーケストラでのトランペットは、子供たちの持っているイメージとは少し異なりずっと奥深いものがあります。

金管バンドのように一番高音を担当する楽器としてずっとメロディを担当するものではなく、ハイドンやモーツァルトなど古典の曲では、ティンパニと一緒に音程のある打楽器に近い役割を担ってオケを支えることも多いです。

一方でチャイコフスキーやマーラーのような曲では、繊細なソロを吹いたかと思えば、圧倒的な表現力とパワーでオケを支配する王様的な役割も担うため、様々なテクニックや表現が必要になってきます。

さらにオーケストラで、子供たちが面食らうのは、トランペットの楽譜がinBで書かれていなくて、inAやinFなどで書かれている曲も多いので読み替えもしなくてはなりません。

品川区では小中学校では金管バンドや吹奏楽が盛んですが、そこでトランペットを経験してきた子供たちにとっては、最初はかなりとまどうようです。

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◆SJPOには現在、SJPO中学3年生から小学3年生まで3人の団員が所属していますが、トレーナーの香田先生が、音の出し方の基礎から、様々な演奏テクニックまで一緒に吹いてくださりながら、優しく教えてくださるので、皆びっくりするほど速く上達しています。

SJPOは月2回、日曜日の午前中の練習なので、金管バンドや吹奏楽部などの部活などとも両立が可能ですので、SJPOで会得した技術や音楽知識などを、自分の所属する部活で大いに生かすこともできます。

トランペットが大好きな人、もっと上手く吹きたい人、ぜひSJPOで一緒に演奏しましょう!

2020年4月12日日曜日

【テディベアハント in WEB-SJPO(3):フルート編】

「テディベアハントin WEB-SJPO」第3弾はフルートです。

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木管楽器と言われて真っ先に思い浮かぶ楽器は?と子供たちに尋ねると、ほとんどの子が金属で出来たフルートを最初に挙げるのは不思議な気がします(笑)

吹奏楽でもオーケストラでも人気の高いフルートですが、フルートの何が好き?と訊くと
「音色が素敵」
「優雅でセレブな雰囲気」
「軽くて持ち運びも楽!」
などの答えが返ってきます。

高音域で通る音域ということもあり、オーケストラでも目立つソロが割り当てられることも多く、あこがれの楽器になりやすいようです。

今期のSJPOの課題曲には、有名なフルートソロで始まる3幕への間奏曲や、フルート2本で始まる「ジプシーの踊り」があるカルメン組曲や、要所に美しいフレーズが出てくるフィデリオ序曲など、フルートの醍醐味を存分に味わえる曲が並びます。

ただし優雅で華やかなイメージの一方で、速く細かいパッセージも多く、きちんと譜面を音にするのも大変な楽器でもあります。

SJPOでは受験で休団中も含めて5名の団員が在籍していて、フルートトレーナーの栗原先生のきめ細かい指導のもと練習に励んでいます。

SJPOについては、WEB-SJPOでご確認いただけます。
現在フルートパートは初心者は募集しておりませんが、経験者で本格的にオーケストラで演奏してみたい人はぜひSJPOの門をたたいて下さい。ぜひ一緒にフルートの、そしてオーケストラの醍醐味を味わいましょう。

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第7期団員募集中です

〇SJPOでは、第7期団員を募集しています。

◆練習は基本的に月2回日曜日の午前に品川区内の小学校や区民センターなどで行います。
対象は小学校2年生から高校3年生までで、品川区外在住の方でも参加できます。



◆今期の主な活動としては、
・夏休みのジュニアオーケストラ体験講座、
・秋のシルバーウイークには、甲府演奏旅行で山梨ジュニアフィルとのジョイントコンサート
・冬は12月に品川区の第9イベント
・春にはきゅりあん大ホールでの定期演奏会
と、魅力的なイベントが目白押しです。

練習は5月17日(日)から始まる予定です。
練習の雰囲気や、本番の様子、団の詳細などはホームページで確認できます。

演奏のみならず、オーケストラに関する知識も総合的に学べるSJPOで、一緒にオーケストラを楽しみませんか?

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[品川ジュニアオーケストラ団員募集要項]
◆【募集パート】原則として弦楽器3年・管楽器1年以上の経験者
 ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、
 クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーン、打楽器
 〇オーボエ・ファゴット・ホルン・トロンボーン・ヴィオラ・チェロ・打楽器は
  初心者の場合も個人レッスンの受講を条件として入団が可能です。
  楽器をお持ちでない方には楽器レンタルをご紹介いたします。
 
 〇ヴァイオリン・トランペット・フルートは春休みに簡単なオーディションを行います。
  日程・会場は、当団ホームページ、またはSJPO事務局にお問い合わせください。
 
 〇状況により募集を行わないパートがある場合もありますのでお問い合わせください。
 
◆【対 象】小学校2年生~高校3年生(2020年4月現在)
 〇原則として品川区内在住または在学している人(品川区外在住でも参加可)
 
◆【練習日】原則として月2回 日曜日 9:00~12:00
 〇具体的な日程は当団ホームページをご覧ください。
 〇練習見学OKです。※ホームページにて事前予約制
  特に楽器経験者は楽器をもって実際に参加する体験見学がおすすめです。
  https://sites.google.com/site/websjpo/ask/kengakuentry

◆【練習内容】合奏・パート練習・分奏・オーケストラ講座など
 
◆【練習場所】区立小中学校・文化センターなどの区内施設 
 
◆【参加費用】入団金:1,000円 団費:半期29,000円
 〇前期4月~9月、後期10月~3月の二期制です。     
 〇定期演奏会など発表活動の際に、別途費用がかかる場合もあります。
 
◆【振込口座】
 〇振込先:みずほ銀行 品川区役所出張所 (普)1538031 
 〇名義:SJPO事務局

◆【申し込み方法】
 下記ホームページの『入団申込』からお申込みいただけます。
 https://sites.google.com/site/websjpo/home/recruit

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2020年4月11日土曜日

【テディベアハント in WEB-SJPO(2):ティンパニ編】

「テディベアハントin WEB-SJPO」第二弾はティンパニを取り上げます。

◆一般にハードルが高いと思われているオーケストラの楽器で一番身近な楽器といえば打楽器でしょう。小学校どころか幼稚園や保育園の頃から、太鼓やトライアングル、カスタネットなどの打楽器は親しまれています。

一方であまりに身近な楽器のため、誰でも叩けばできる簡単な楽器と思いこまれている傾向があります。したがってオーケストラに入団して改めて叩くだけのシンプルだからこその打楽器の難しさと、そして楽しさを再認識することになります。

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◆さて、今回登場するのはティンパニ奏者です。どこの小学校にも整備されている身近な楽器でありながら、小学校の金管バンドはもちろんのこと、中学校の吹奏楽部になっても意外と子供たちのイメージは大きくて地味な(!)なイメージからステイタスも人気もそれほど高くなく、一番の花形はドラム奏者に持っていかれたりしていることが多いのです。

◆ところがオーケストラではご存じの通りティンパニ奏者の立場は一変します。
オケで一番偉いのは・・・という質問には、指揮者、コンサートマスターに続いてティンパニを挙げる人は多いのではないでしょうか?

SJPOの音楽監督であり、常任指揮者の長田雅人先生は、「指揮者は音が出せないですし、コンマスも全員に聞こえる音を出せるわけではないので、音一発でオケを支配できるティンパニ奏者がオケで一番偉い。ティンパニ奏者に反抗されたら指揮者は戦えない」とまでおっしゃっていました。

打楽器のパートトップはティンパニ奏者ということもオケ以外ではあまり知られていないのですが、オケのセンターを最後列からガチっと締めてオーケストラをまとめあげるのはティンパニ奏者ですし、オケを生かすも殺すもティンパニ奏者といっても過言ではありません。
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◆SJPOではトレーナーの大里先生を中心としてサポーターの松尾さん・梅内さん・松本さんの指導のもと、中学生の経験者も小学生の初心者でも温かく、そして時には子供だからという甘えもなく厳しく、オケの中での打楽器のシビアさと醍醐味を存分に学んで、そして目を見張る成長を経てその成果を存分に発揮しています。

4月から新しい期となり5月から練習が始まりますが、今期の課題曲はベートーベンのフィデリオ序曲を筆頭に、ビゼーのカルメン組曲やヘンデルのハレルヤコーラスなど、ティンパニを筆頭に打楽器が大活躍する曲が並びます。SJPOで打楽器を本気でやってみたい方大募集ですので、ぜひ一緒にオーケストラを楽しみつくしましょう。

◆スケジュールや練習の様子、募集要項などはホームページ「WEB-SJPO」からご確認いただき、練習見学などもお気軽にお問合せ&お申し込みください。

#テディベアハント
#Teddy Bear Hunt


2020年4月10日金曜日

【テディベアハント in WEB-SJPO(1):ヴァイオリン編】

◆テディベアハントin WEB-SJPO の初回を飾る第1弾はバイオリン奏者のテディベアの登場です。


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◆オーケストラで一番大人数を占めるヴァイオリンですが、SJPOのヴァイオリンパートは20名を超えていて、通常の1stと2ndに加えて、団員が少ないヴィオラパートに3rdヴァイオリンが加わって一緒に演奏しています。

オケによっては、演奏会ごとに、さらには一年間という機関でパートが1stと2ndで固定されているところも多くあるかと思いますが、SJPOでは演奏会の中でも曲ごとに1stから3rdまで変わります。

もちろんハイポジションが多く出てくる1stヴァイオリンは低学年の子も全員というわけにはいきませんが、逆に上級生で上手だから1stというわけではなく、コンマスも曲ごとに代わり、同じ演奏会で曲によってコンマスと3rヴァイオリンを担当することもあり、内声の重要性と楽しさを常に感じられるように、そして中長期でトップ奏者に育っていかれるようにローテーションをトレーナーの橋本侑里映先生と山中美樹子先生が考えてくださっています。

また、取り組む曲も中級曲と初級曲とありますが、初級曲は主に小学生がトップやコンマスを務めて上級生は後ろからサポートするというパート割や席割をすることで、きめ細かい育成プログラムを実現しています。

3歳くらいから習い始める子も多いヴァイオリンですがともすれば個人だけで完結しがちです。ぜひともSJPOでオーケストラを存分に堪能できる一緒に楽しみましょう!

#テディベアハント
#Teddy Bear Hunt


2020年4月8日水曜日

第7期第1回練習は5/17に延期になりました

◆すでに4月12日(日)に予定されていて第7期第1回練習は新型コロナウイルス感染予防対策のため中止になりましたが、昨日の政府からの非常事態宣言が発出され、GW明けまでの外出自粛要請があったため、4月26日に延期されていた初回練習を中止として、5月17日から練習再開となります。

5月の練習につきましても、今後の感染拡大状況により流動的ではありますが、団員とそのご家族の健康が最優先です。

なにとぞご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
その分、団員のみなさまにおかれましては、自宅学習はもちろんのことですが、しっかりと楽器の練習もしていただいて初回練習に臨みましょう。

2020年4月3日金曜日

SJPO第6回定期演奏会の様子がテレビ放映されました

◆先月3月21日(日)にスクエア荏原ひらつかホールで開催された品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)第6回定期演奏会の様子が、ケーブルテレビ品川の「しながわEYEプラス」で放映されました。

◆通常は他のイベントなどど一緒に放映されるので、5分から長くても30分程度の放映なのですが、今回は1時間枠を丸々放映してくださり、パッヘルベルのカノン、チャイコフスキーの花のワルツ、ドヴォルザーク交響曲第8番全楽章がカット無しで放映されました。

ただし東京都の花見などの自粛要請に伴い「品川の桜名所めぐり」とのコンテンツコラボ放映となったため、最初の「カノン」と「花のワルツ」は、演奏の最初と最後はコンサート映像ですが、曲の途中は品川区の桜の名所の映像が流れ、BGMにSJPOの演奏が流れるという形式での放映でした。

【パッヘルベル:カノン】




【P.チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」より「花のワルツ」】

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【A.ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調作品88
[第1楽章]


[第2楽章]


[第3・第4楽章]
 


◆実際の演奏会はまだ曲もありましたが、それでも正味1時間たっぷりの枠で、演奏のみならず、団員へのインタビュー、音楽監督や団長へのインタビュー、会場の様子などもきちんと編集して放映してくださるのは、子供たちにとってはもちろんんこと、オーケストラ全体にとっても本当に恵まれた環境だと思います。

◆コロナ禍で開催が危ぶまれた定期演奏会も開催にあたって、観客のホールへの入場の様子も撮られていて、安全にかなり気を遣って運営している様子も伝わり、本当に良かったと思います。

またきちんと取材をしていただけるような団体を目指して頑張っていきましょう(*^-^)ノ










2020年4月1日水曜日

【重要】4/12の練習は中止となります

◆4月12日(日)に予定されていたSJPO第7期の初回練習は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う東京都からの外出自粛要請を受けて、中止といたします。

第2回練習予定だった4月26日(日)に延期となりますが、今後の拡大状況によっては5月以降からとなる可能性もあります。

決定次第ホームページならびにこちらのブログでも連絡をいたします。
諸般の事情を鑑み、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。