2019年11月24日日曜日

6期第14回練習「演奏会のマナー」

◆11月24日にSJPOの第6期第14回練習が品川区立立会小学校にて行われました。
次回以降は、すべて五反田文化センターで合奏中心の練習となるので、12月22日の第9イベント本番に向けての、最後のパート練習や分奏などみっちりできる練習となります。

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◯日時:2019年11月24日(日) 09:15-12:00
◯場所:品川区立立会小学校
◯指導:Fl栗原先生/Tp香田先生/Tb若田先生/Pr大里先生/Vn山中先生
〇サポーター
 Ob大久保さん、Cl奥村さん、Hr中谷克さん、Tp中谷美さん、Tb益子さん
 Vn山内さん・永徳さん、Va石野さん、Vc森岡さん、Tb山越さん

◯曲目
 ・ドヴォルザーク:交響曲第8番第3楽章
 ・チャイコフスキー:花のワルツ
 ・アンダーソン:シンコペイテッド・クロック

◯スケジュール
 09:15-09:30 集合/セッティング/準備
 09:30-09:40 諸連絡
 09:45-10:55 分奏/パート練習
 10:55-11:10 休憩
 11:10-11:30 オーケストラ講座「演奏会マナー(演奏者側・聴衆側)」
 11:30-12:15 合奏[ドヴォ8-3→花のワルツ→シンコペイテッドクロック]

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◆前半は、各部屋に分かれてのパート練習や分奏でした。
木管セクション練習[指導:栗原先生]
トランペットパート練習[指導:香田先生]
ホルンパート練習[指導:中谷団長]
トロンボーンパート練習[指導:若田先生]
打楽器パート練習[指導:大里先生]
◆弦楽器は、分奏時間をさらに2つに分けて、前半はパート練習、後半は弦分奏となりました。
1stヴァイオリンパート練習[指導:山中先生]
2ndヴァイオリンパート練習[指導:山内さん]
3rdヴァイオリンパート練習[指導:永徳さん]
ヴィオラパート練習[指導:石野さん]
チェロパート練習[指導:森岡さん]

 ◆弦楽器の団員も増えてきて、教室では立奏でもぎっしりになってきました。

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◆休憩後は、室内楽演奏会で2カ月間お休みだった久しぶりのオーケストラ講座となりました。今回の講座のテーマは「演奏会のマナー」でした。

「演奏会の聴く側のマナー」
「演奏する側のステージマナーや気を付けること」
「演奏にあたっての心構え」

を各自事前に調べてきての発表形式で、それに講師の中谷団長から補足や説明という形での講座となりました。

聴く側のマナーとしては、「音を出さない」「演奏中に出入りはしない」などの基本的なところから、管弦楽曲やオペラなども含めて一般的には「どこで拍手をするのか」などの解説もありました。

また「Bravoの正しい使い方」として、本来発音は「ブラヴォー」ではなく「ブラーヴォ」であること、またBravoは男性一人に対して用いられるもので、女性の一人の場合はBrava(ブラーヴァ)、複数に対しては「bravi(ブラーヴィ)」であることも学びました。
また演奏側のマナーとして、たとえば「いつも自分が見られていることを意識してふるまう」とか「派手なアクセサリーはつけない」などの発表に対しても必ず理由を尋ねることで、どうしてそれがいけないのかを理解していくことができます。

中には「親や指導してくださった先生方、聴きにきてくださったすべての方々に感謝の気持ちをもって演奏する」という発表をした子の発言には、指導陣や見学の保護者から「おお~っ」という感心の声も上がっていました。

◆その後は合奏です。
 最初は、ドヴォルザークの8番の第3楽章からです。前回の合奏での先生方からの注意ポイントをいくつか抜き出して、確認しながらの練習でしたが、分奏やパート練習であらかじめ練習をしてきた効果が出ていて、宿題の部分はよくなってきたようです。

◆続いて「花のワルツ」の合奏です。
団員の妹さんでハープを小さいころから習っている人がいて、第9イベントの本番で入れることになるかもしれないということで、次回の長田先生の合奏が、公開オーディションという形で判断されることになりました。

それに先駆けて今回の下振りの合奏にも参加して練習となりましたが、大勢の団員たちが見守る中、堂々と難しいソロを弾いている姿勢は見事でした。来週の合奏オーディションが楽しみですし、ぜひ合格できるように頑張ってくれることを期待します。

 ◆最後はシンコペイテッド・クロックの合奏でした。
前回10日の室内楽演奏会の後の合奏の際は久しぶりということもあって花のワルツもシンコペイテッド・クロックも忘れて粗くなっていた部分もありましたが、今回は思い出してきたのか、だいぶ流れが良くなってきたようでした。

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◆練習後は皆で片付けなどをするのですが、音楽室や各教室などの原状復帰と並んで重要なのが、黒板消し係です。学校の施設なので、いい加減に消すことは許されず、消し跡を残さず綺麗な状態にしなければならないので、なかなかテクニックと根気がいる作業なのですが、団員たちは一生懸命にやってくれています。こうした細かい積み重ねも重要なオーケストラ活動の一つとしてSJPOでは子供たちに理解をさせることにも注力しています。

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◆この日は終了後に、小学6年生の中途入団希望の方のオーディションがありました。
 指導陣が前に並んで、ビンと張りつめたかなりの緊張感の中、演奏する勇気と気力はいすごいなといつも感じさせられます。

終了後の審査の結果、この子は合格となり、次回からSJPOの新しい仲間として一緒にオーケストラに加わります。より楽しくレベルの高いオーケストラを一緒に目指していきましょう。




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