2015年7月25日土曜日

2015夏のワークショップ「オーケストラ体験講座」第一日目

■7月25日(土)に品川区五反田文化センターにて「第三回少年少女のためのオーケストラ入門講座「ジュニアオーケストラを体験しよう」の第一日目を迎えました。

一昨年から始まったこのワークショップ型講座ですが、今年は品川区主催でSJPOが運営する区民プロデュース型講座として、全五回と規模を拡大して開催されました。

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■13時受付開始ですが、スタッフは11時に集まって、受付などの準備と最後のチェックを行っていました。

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 ●第一日目:スケジュール
  13:30-13:40 開講式
   ・団長挨拶
   ・音楽監督挨拶
   ・指導陣紹介
 
  13:40-13:55 講座
   ・オーケストラとは(1)  ~オーケストラの概要など~

  14:00-14:55 分奏(ビゼー)

  14:55-15:10 休憩
 
  15:10-15:55 合奏+講座(ビゼー)
   ・オーケストラとは(2)  ~団員の心得など~

  15:55-16:00 諸連絡

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■いよいよオーケストラ体験講座の初日が開幕しました。最初に開講式が行われ、事務局長の中谷さん、副団長の松元さんから、主催者挨拶や5日間のスケジュールや内容説明が話されました。



■続いてSJPOの音楽監督であり、今回5日間の指揮者と講座の講師を勤められる長田雅人先生からの挨拶がありました。

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■開講式が終わると早速初日のプログラムが始まりました。今回は全日程とも親子対象の講座とワークショップ(演奏)の二本立てでスケジュールが組まれているのが特徴です。

初日の講座は「オーケストラとは?」ということで、長田先生より二部に分けて「オーケストラ」の内容の説明や、オーケストラ奏者としての心構えやマナーなどを、分かりやすい言葉で教えていただきました。

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■講座の後は、休憩をはさんで管打楽器と弦楽器に分かれての分奏でした。
今回の課題曲は
 ・ブラームス:ハンガリー舞曲第一番
 ・ビゼー:「アルルの女」より「ファランドール」
の2曲で、この日はブラームスのハンガリー舞曲第一番の練習でした。

管打楽器は、SJPOのトレーナーでクラリネット奏者の山田知佳子先生のご指導での管打分奏でした。音の重ね方、全員で合わせるために、リズムやハーモニーをどのように合わせていくかなどを細かくご指導いただきました。


またリズムを合わせるために、楽器で演奏するのではなく、手をたたいで全員で合わせるなども効果的に組み合わせた練習で全員でリズムを共有することを体感しました。

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■一方別会場では、SJPOバイオリントレーナーの橋本侑里映先生による弦分奏が行われました。単に弾くだけでなく、ハンガリー舞曲独特の情熱的な雰囲気を表すために、エスプレッシーボの弾き方など曲の雰囲気作りも細かくご指導いただきました。


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■分奏後は、お待ちかねの長田先生の指揮での合奏です。これが初めてのオーケストラ体験の参加者もいて、ドキドキワクワクの合奏となりました。

■いざオーケストラの中で、響きに包まれて演奏することは本当に楽しいもので、参加者たちも嬉しかったようです。また子供たち以上に保護者の方々も感動的だったようです。

■あっという間に3時間が過ぎて、初日のプログラムが終わりました。
二日目からも楽しみです。






2015年7月12日日曜日

2期第08回練習 [夏休み前最後の合奏]

■7月12日(日)に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラSJPOの第8回練習が立会小学校音楽室で行われました。この日の練習が夏のワークショップ前最後の練習で、しかも長田先生の合奏ということで皆も気合十分でした。

■通常は、分奏の後に合奏というスタイルが多いのですが、この日は長田先生のご都合でまず全体合奏をやってから、セクションに分かれての分奏やパート練習という形になりました。

子どもたちは開始時刻の15分も前から来て、一生懸命さらっていたり、また友達同士演奏の仕方を確認しあったりと微笑ましい光景です。


■いつもの練習と違い、練習の最初から合奏ということで、皆最初から気合い全開のリハーサルとなりました。


分奏でも何度も取り上げて重点的に練習している冒頭の部分の音の形ですが、なかなか子どもたちには手ごわく、長田先生も黒板に書いたり、歌ってくださったり、手を変え品を変え、徹底的に子どもたちにリズムの意識を植え付けていきました。

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■いつもと逆で、Tuttoを終えて休憩後は弦楽器と管打楽器に分かれての分奏でした。
管打楽器はフルートトレーナーの篠原先生によるファランドールの分奏でした。内容は合奏で長田先生に教えていただいたことを、もう少し細かく作り上げていきました。




■特に金管楽器はファランドールの最後はfffやffffの表記があるなどかなりきつく、スタミナ配分や大きな音の中で付点のリズムをきちんと吹くことに苦労していましたが方向性が見えてきたことで、夏のワークショップにはテーマをもって臨めそうです。


■いよいよ次回は夏休みに開催される「夏のワークショップ」となります。団員以外からも参加者があるので、また楽しみです。


2015年7月5日日曜日

2期第07回練習 [音名と調性について]

■7月5日に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラSJPOのH27年度第7回練習が立会小学校音楽室にて行われました。

この日は、クラリネットの山田先生、バイオリンの橋本先生、ビオラの小神野先生をお招きしての分奏と、オーケストラ講座、そして最後にミニ合奏でした。

■前半は、管打楽器と弦楽器に分かれてのファランドールの分奏です。前回はパートごとの練習で音取をみっちりやったので、今回はセクション練習に時間を割いて、同じセクションの他のパートとの合奏を意識した練習となりました。

管打楽器は山田先生の分奏。中間部から主役となるスネアドラムのK君に前に出てもらって演奏する。いくつかの戦慄パターンやリズムパターンに分けてどう絡んでいるかを、また要所要所の和音や音の形を確認しながらの練習でした。

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■弦楽器は、図書館に移動して橋本先生と小神野先生の分奏。管楽器と違って音符の数も多い上、上級生と下級生の弾ける度合いも違うので分奏も大変でしたが、適宜サポーターの方々がフォローしてくださったおかげで密度の濃い練習ができました。

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■休憩をはさんで後半は中谷さんによるオーケストラ講座と合奏です。
この日のオーケストラ講座は、ドイツ語/イタリア語/日本語それぞれの音名と、調性についてでした。この日はバイオリンサポーターの山内さんが、音名早見表を作ってくださり、それを用いての講座でした。

この日の講座でも、黒板は大活躍。音名が一通り終わると、調性をドイツ語、日本語、英語それぞれで表す方法を学びました。最初はとまどっていた子供たちですが、覚えが早くすぐにコツをつかんでしまう子たちが多かったです。

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■そして、最後は中谷さんの下振りによる合奏です。分奏でやった音の形の確認などをしたのちに、ゆっくりですがファランドールを通してみました。


細かいところはまだまだ厳しいですが、ゆっくりながら最後まで通すことができました。


次回はいよいよ、ワークショップ前最後の練習で、長田先生の合奏となります。ブラームスのハンガリー舞曲は、次回は暗譜で演奏することになるかもしれません。

後から入団してきた低学年の子たちも団に馴染んできて、雰囲気にも溶け込んできました。ワークショップに向けてさらに楽しくなりそうです。

2015年6月28日日曜日

2期第06回練習 [オーケストラの配置]

 6月28日にSJPOのH27年度第6回の練習が立会小学校音楽室にて行われました。

この日はトレーナーとしては、バイオリンの吉田綾菜先生、フルートの篠原梨恵先生、そして今回初めてご指導をお願いしたトランペットの香田英祐にいらしていただいたの分奏中心のれんしゅうでした。

■前半はセクションに分かれて、弦楽器は吉田先生の弦分奏でした。先週から始めたファランドールの音取りを中心に曲を丁寧にさらいました。

吉田先生の分奏は、時には指揮をし、時には楽器を持っての弾きぶりなど子供たちがイメージしやすい練習でした。


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 ■木管は篠原先生の小分奏。一人お休みだったため、二人での分奏でしたが、ファランドールの細かい部分の練習の仕方、速いパッセージでの口と指との連動などを意識するなどをしながら、曲作りをしていきました。


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■金管楽器は、今回始めていらっしゃってのトランペットのパート練習でした。まずは楽器を演奏する以前の心がまえや楽器の手入れ方法からの練習でした。



■パーカッションとトロンボーン、ホルンは、それぞれパート練習を行いました。
パーカッションは二人体制が定着してきて安定感も増してきました。
 

 ■トロンボーンは基礎練習を中心に、しっかり楽器を鳴らすということを意識してのれんしゅうでした。

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休憩の一コマ。よっぽど楽しいのか、休憩もほとんどせず楽器をさらっている子たちがほとんどなのには、感心させられます。


 子どもたち同士で会話をしたりするのは意外と時間がほとんどなく、話せるのは始まる前か終わった後くらいしかないので、貴重なひと時となっています。

2ndバイオリンのメンバーたちと吉田先生、サポーターの方々と。


■トランペットの中学生たちも香田先生にいらしていただいて、かなり気合が入っている様子。合奏にも一緒に加わって吹いていただき、プロの方の音をすぐ隣で聴けるという幸せな環境でもありました。

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■休憩後の最初はオーケストラミニ講座。この日は改めてオーケストラの配置と、トップの役割についてみっちり学びました


■続いて中谷さんの下振りによる合奏。最初にブラームスのおさらいで通し、その後、譜読みを始めたファランドールを早速音を出してみました。

ファランドールは、同じようなフレーズで、付点の箇所と、八分音符の箇所が出てきて、そのリズムをきちんと吹き分けるのは難しいので、そのあたりからみっちりやりました。


 メンバーにはハンガリー舞曲より、ファランドールが好きな人たちが多く、難しいながら合奏はメンバーにとってかなり刺激的で楽しかったようです。
 
 特に金管楽器は、活躍度合いがファランドールの方が遥かに大きいので、余計に気合十分の演奏となりました。


弦楽器は特に音符も多く、譜読み自体が難しいのですが、子供たちも必死でくらいついてきて、多少なりとも雰囲気を味わうことができました。

■来週の長田先生の合奏がワークショップ前最後の練習となり、今週からワークショップまで5週間連続で毎週練習というように、かなりの集中練習が実現するので今から楽しみです。




2015年6月14日日曜日

2期第05回練習 [指揮の見方を会得しよう]

■6月14日(日)に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)の今年度第5回の練習が立会小学校で行われました。

この日は音楽監督で指揮者の長田雅人先生、バイオリントレーナーの佐藤まい先生、管楽器トレーナーの山田知佳子先生をお迎えしての練習で、スケジュールは下記の通りです。

10:00-10:10 諸連絡
10:10-10:30 パート練習
10:30-11:00 弦分奏(佐藤先生)/管打分奏(山田先生)
11:05-12:00 合奏(長田先生)

■スタッフの仕事は、鍵を開けた後、練習前に受付準備、会場設営、そしてスケジュールとそれぞれのセクション練習の場所などを黒板に書くことから始まります。最近は保護者やサポーターの方々が率先して手伝ってくださるので、非常にスムーズに練習が始まるようになりました。

■開始五分前にチューニングができるように集合という習慣も根付いてきて、それぞれ準備や音出しを行って、練習に備えます。椅子並べなどの会場設営も保護者のみならず、早く来た子供たちが率先してやるようになってきたことも、単なる演奏団体でなく、教育団体でもあるSJPOの教育が根付きつつあることの表れだと思います。

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■最初はパートに分かれての練習。ファーストバイオリンはトレーナーの佐藤先生とサポーターの城之内さんのご指導でハンガリー舞曲をみっちりと練習しました。だいぶ譜面を音にすることができてきた子供たちが増えてきたので、単に弾くだけでなく、曲の雰囲気に合わせた弾き方なども細かく教わりました。


■木管セクションはクラリネットトレーナーの山田先生のご指導でした。この日は長田先生の合奏があるので、ファゴットのサポーターの岡見さんも子どもたちのサポートをしてくださいました。

■パーカッションのパート練習は、サポーターの梅内さんが叩き方の基礎から指導されていました。特に新入団員のI君はティンパニ初体験ということで、本当にうれしそうに、そして真剣に取り組んでいましたし、先輩となったK君も急に責任感が出てきて用語の意味などを率先して発言していました。

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■パート練習の後は、弦楽器と管打楽器のそれぞれの分奏です。
弦楽器は佐藤先生のご指導で、ハンガリー舞曲の合わせです。先ほどのパート練習の成果を踏まえながら、自分たちのパートだけでなく、それぞれの楽器がどのような役割を果たしているのか、どういう動きをしているのかなどを確認しながら、他のパートを聴きながら合わせて弾くということを意識する練習となりました。

■佐藤先生は、先月に続いて二回目ということで、子供たちの心もすっかり掴んで、アットホームでいて無駄のない密度の濃い練習でした。

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■一方、別教室では、トレーナーの山田先生のご指導での管打分奏でした。
実際に合奏する前に、全員楽器を置いて、ゆっくりしたテンポで、かつ様々なリズムを一緒に手をたたいて合わせる練習を行いました。
単に強拍をたたくだけでも、しばらく続けていると待ちきれずに叩いてしまったり遅れたりするのですが、自分で数えるのでなくきちんと聞きあうことで全員が揃って手をたたけることを体得しました。

そして、ハンガリー舞曲の管打分奏だったのですが、テンポ感が格段に良くなってきたのは先ほどの練習と無縁ではなかったと思います。そして曲の構成を意識しながら、同じ音の形でも強弱の違いや、伴奏のリズムの形の違いなどをスコアを見ながら確認して、場所に応じた音楽の表現を学びました。

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■その頃、別室で保護者の方々は、ワークショップの募集パンフを、配布する地域施設ごとに袋詰めする作業を行っていました。オーケストラはただ演奏するだけでなく、様々な事務作業をする人、コンサートの本番のために裏方で準備をする人など多くの人の労力がなければ、成り立ちません。こうしたフォローのおかげで楽しい演奏活動ができることも、子供たちに理解させていくのも、我々スタッフの務めだと思います。

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■短い休憩をはさんで、いよいよ子供たちお待ちかねの合奏の時間です。
まずは最初から最後まで通してみましたが、初めて通した前回よりもはるかに上達したのが目に見えてわかるほど、個人練習、そしてパート練習や分奏の成果が表れていました。
 

■今回の合奏では長田先生より、指揮の見方の話がありました。楽譜にとらわれすぎないこと、かといって指揮者をただ見たらよいのではなく、テンポの変わり目などの振り下ろしなどを意識することなどの指揮を見るコツを子どもたちは教わりました


■バイオリンもここ2カ月で団員が増えてきてだんだんここの音楽室も手狭に感じるほどになってきました。また人数が増えることで皆で合わせた音が響きのあるものになってきてさらに合わせやすくなってくるという好循環も生まれているようです。


■金管楽器もパート練習や分奏でやったことがきちんと成果として表れてきて、セクションのサウンドとして少しずつまとまってきました。ブラームスの金管は弦楽器や木管楽器に比べると音符が少なく譜読みが出来ていたので、この日の金管のセクション練習は他のセクションに先駆けて一足早くファランドールの譜読みまで行ってました。


■ハンガリー舞曲独特の中間部のテンポが目まぐるしく変わるところも、じっくり合わせる練習ができて、オーケストラ全体として曲がまとまってきました。またテンポの変わり目を繰り返し練習することで、知らず知らずに指揮者を見る習慣もついてきたようでした。 

■毎回練習を重ねるとごとにみるみるうまくなっていく子供たちには本当に感心させられます。夏のワークショップに向けて、さらにペースを上げて仕上げていかれるように、スタッフ一同しっかりサポートしていきたいと思います。