2015年10月4日日曜日

2期第11回練習 [Einsatz~合図の出し方・合わせ方~]

10月4日(日)に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)の後期初めてとなる第11回練習が立会小学校音楽室にて行われました。

トレーナーの橋本侑里映先生(バイオリン)、山田知佳子先生(クラリネット)をお迎えして、前半がセクション練習、後半がオーケストラ講座と成果発表会という内容でした。

後期最初のこの日はバイオリンの新入団員二人を迎えての初練習ということもあり、また賑やかになりそうです。また浦和ユースオーケストラの運営をされている庄子さんと広川さんがご見学に来られました。

■内容
 ★10:00-10:05 諸連絡
 ★10:10-11:20 セクション練習
 ●弦楽器
 10:10-11:00 パート練習(アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク三楽章)
   1stVn:橋本先生・根井さん/2ndVn:山内さん/Vc:成田さん
 11:00-11:20 弦楽合奏(アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク三楽章)

 ●管打楽器
 10:10-10:25 リズム練習
 10:25-10:45 ハーモニー練習
 10:45-11:20 4グループに分かれてアンサンブル練習

 ★11:45-12:10 成果発表会
   弦楽器:アイネクライネナハトムジークより第三楽章
  管打楽器:小編成アンサンブル

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■管打楽器のセクション練習は、山田知佳子先生にご指導いただいて前半がリズムとハーモニーの管打楽器の練習、後半は管楽器はごちゃまぜにして3つのグループに分けて、それに打楽器チームを加えた4グループでアンサンブルの練習となりました。


■最初のリズム練習は、変拍子を含む長いフレーズの拍をとらえて手をたたく練習でした。4分の4、8分の6、8分の5拍子などどんどん変わる拍子についていくのはなかなか大変でした。


少し慣れてくると今度は半分は手をたたく人、半分は指揮をする人に分かれて一緒に合わせる練習をしました。最初はゆっくりでしたが、だんだんスピードを上げていくにつれ、難しくなってきます。


実はこのリズム、ある有名なフレーズから取ったものだということを、リズム練習が終わった後に山田先生から教わってびっくり!何のフレーズか分かりますか?
答えは古典落語の名作「寿限無」!
[寿限無 寿限無/五劫の摺り切れ/海砂利水魚の/水行末/雲来末/風来末/食う寝る所に/住む所/ 藪柑子の/ブラコウジ・・・」をリズムで表したものでした。これには皆大笑いでした。

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■一方弦楽器は、前半が今日から取り掛かる新曲のアイネクライネナハトムジークの第三楽章のパート毎の譜読み練習、後半が弦楽合奏でした。

■1stバイオリンはトレーナーの橋本先生指導で、最初はスケールの基礎練習から始まり、その後モーツァルトの譜読みとなりました。


■2ndバイオリンはサポーターの山内さんが指導を担当されました。この日から新入団のメンバー二人が、2ndバイオリンに加わり、早速パート練習に合流しました。

■チェロは学校行事で一人欠席で、サポーターの成田さんのマンツーマンレッスンとなりました。

■一方、打楽器チームは、夏休み以降すっかり定番となった練習前のストレッチを、階段の鏡を使ってみっちり行います。

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■管打楽器は、リズム練習の後、山田先生のご指導でスケールハーモニーの練習で、自分の一つ一つの音が、どんな和音のどの音を担っているかを確認しながらの練習でした。

■スケールハーモニーは地道で根気のいる練習ですし、一度ではなかなか身につくものではありません。何度も繰り返し練習していくことで、響きや和音の中の自分の役割を理解して身につけていくことになります。

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■弦楽器のセクション練習の後半は、パート練習で音取したアイネクライネナハトムジークの三楽章の合奏でした。


橋本先生が楽器を弾きながら指揮をする「弾き振り」での合奏でしたので、弓の使い方や弾き方などが子供たちもより分かりやすく合わせることができました。

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■休憩後は、SJPO名物(?)のオーケストラ講座の時間です。講師は中谷さんで、今日の講座のタイトルは「Einsatz~合図の出し方・合わせ方」でした。最初にオーケストラの配置を黒板に書いて、それぞれの楽器の首席奏者がどこに座るかという、6月のオーケストラ講座のおさらいから始まりました。団員たちは弦楽器のトップは客席側、管楽器は中心に近い方が首席奏者ということを皆きちんと覚えていたのは感心でした。


その後、楽器ごとの合図の出し方、トップ同士の合わせ方、そしてトップにパートメンバーがどうやって合わせていくかの解説がありました。
そして実際にトップ同士で合わせる練習をするために、ブラームスのハンガリー舞曲やファランドールのフレーズの変わり目などを実際に「暗譜で」合奏してみて、指揮だけをみるのではなく、それぞれのメンバー同士で合わせる練習をやってみて、アンサンブルということを意識しました。

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■講座の後は、今日のセクションで練習した曲やアンサンブルを全員の前で披露する成果発表ミニコンサートを行いました。

まずは弦楽器からで、アイネ・クライネ・ナハト・ムジークの三楽章を中谷さん指揮で演奏しました。管打楽器のメンバーも普段は弦楽器を後ろから見ていますが、今回は目の前や、すぐ横から聴きましょうということで、弦楽器を取り囲むように聴きました。

■管打楽器メンバーにとって、弦楽器を演奏しているのをこれだけ間近に見て聴く機会は珍しく、かなり刺激的で興味深かったようです。また弦楽器メンバーにとってもすぐ近くで聴かれることで適度なプレッシャーとなったのも良い経験となりました。


■続いて管打楽器のアンサンブル発表です。チームが4つあるので、SJPOの頭文字を取って、チームSや、チームPという名前での発表でした。チーム構成は山田先生が振り分けましたが、演奏順はくじ引きでチームJからとなりました。


■続いてチームSの発表です。どのアンサンブルも大人のサポーターも入っていますが、アンサンブルの練習は基本的に団員たちに進めさせるということで、フレーズの吹き方や音程の確認、強弱の付け方なども、団員たちが意見を出し合って曲作りを行ったのも、主体的に音楽づくりをしていく上で良い勉強になったことでしょう。


■三番目はチームPでした。トランペット2人にフルート1人という構成で、メロディがフルートということもあり、音量バランスも工夫したようです。気を付けることは演奏のみならず、入退場の仕方やお辞儀の仕方もお客さんを意識するようにと、事前に山田先生から指導されていたこともあり、どこのチームもステージマナーが良かったです。

■最後はパーカッションパートのチームO。
二人で交代してリズムアンサンブルを披露しました。


■こうして後期の初練習も密度の濃いものとなり、良いスタートを切ることができました。夏のワークショップの際に、トレーナーやサポーターの方々の今後の運営方法や練習方法についての意見をいただいた中で、一番多かった意見が「子供たちの自主性をもっと育てよう」というものでした。

練習前の準備や練習後の後片付け、また曲に対する取り組み方や、曲作りやアンサンブルまでより主体的にオーケストラ全般に取り組めるように後期は色々と工夫して運営していきたいと思っています。

来年4月の定期演奏会に向けてさらに進化したSJPOになるように、団員もスタッフも保護者も頑張っていきたいと思います。

2015年9月13日日曜日

2期第10回練習 [前期仕上げの合奏]

■9月13日(土)に、SJPOのH27年度前期の最後となる練習が立会小音楽室で行われました

スケジュールは下記の通りです。
 10:00-10:05 諸連絡
 10:10-10:50 分奏
  ・弦分奏(長田先生)
  ・木管分奏(篠原先生)
  ・金打分奏(中谷さん)

■弦分奏では夏のワークショップで音楽の流れなどを掴んだ子どもたちに、改めて丁寧に音楽づくりをしました。長田先生の指示に対して技術的などでは、適宜サポーターがフォローすることで、スムーズで効果的な練習となっています。


■木管セクションはトレーナーの篠原先生による分奏でした。2曲とも木管にとっては難曲なのですが、練習の甲斐あってだいぶ細かい音符も吹けるようになってきたので、さらに音楽的に演奏するためのコツなどもご指導いただきました。


■金管セクションと打楽器は、サポーターの中谷さんによる金打分奏でした。前半はスケールのハーモニー、タンギングやリズム練習などの基礎練習を行い、後半はファランドールを合わせました。
特にファランドールはfffやffffなどのフレーズを、力まず大らかに綺麗に響かせることを意識して、かつ最後のアッチェルに向けてのリズムをセクションで合わせるコツを練習しました。

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■休憩をはさんだ後半は、長田先生の合奏でした。
SJPOは前期が4月-9月、後期が10月-翌年3月となっているので、この日がH27年度前期の最後の練習となるので、半年かけて取り組んできたファランドールとハンガリー舞曲第一番は一区切りとなります。

■学校行事などの関係で、欠席者も多かったのが残念でしたが、前期、そしてワークショップと積み重ねてきた練習の成果は出せた合奏だったと思います。

後期からは、今までの曲に加えて小編成のアンサンブル曲などにも取り組む予定で、来年4月の定期演奏会に向けて、さらなるレベルアップを目指していかれるように、スタッフもフォローしていきたいと思います。




2015年9月6日日曜日

2期第09回練習[和声の基礎~純正律と平均律]

■9月6日(日)に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)の二学期最初の練習が、立会小学校音楽室にて行われました。スケジュールは下記のとおりです。

・10:00-10:05 諸連絡
・10:10-11:20 パート練習/分奏
 弦楽器:パート練習 (指導:橋本先生、城之内さん、山内さん)
 管打楽器:パート練+管打分奏(指導:山田先生)
・11:25-11:45 オーケストラミニ講座「和音の基礎~純正律と平均律」 (講師:中谷さん)
・11:45-12:00 合奏(中谷さん代振り)

■この日はトレーナーの山田先生と橋本先生をお迎えしてのパート練習・分奏中心の練習でした。夏のワークショップの演奏会に向けて急激に仕上げたので、改めて細かいところを丁寧にさらう練習でした。

■団員も時間前集合もかなり徹底しつつあり、最近はセッティングも団員たちで行えるようになってきました。

■セッティングを手早く終えてウォームアップにも余念がありません。各楽器ともトレーナーの先生方に教わったウォームアップが定着しつつあります。

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 ■練習が始まると早速パートやセクションに分かれての練習です。弦楽器はパート練習で、バイオリンはパートごとに、そして1stバイオリンをさらに2つに分けて細かく丁寧にさらう練習をしました。
【橋本先生の2ndバイオリンのパート練習】 


■1stバイオリンは、さらに2グループに分けてのグループレッスンでした。
【サポーター城之内さんによる、1stバイオリンのグループ練習】 

【サポーター山内さんによる、1stバイオリンのグループ練習  

【サポーター江川さんによる、チェロのパート練習】  

【サポーター梅内さんによる、打楽器パート練習】  

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■音楽室では山田先生の管打分奏が行われました。

■山田先生の分奏の特徴は、単に演奏するだけではなく、団員が手をたたいたり立ち上がったり、声を出してみたり、体全体でリズムやフレーズを掴んで、皆でアンサンブルをするという練習を徹底的に行います。

その上でみっちりと和音の音程合わせの練習などを、子供たちに響きを意識させつつみっちりと基礎練習を行った上で、曲の演奏指導に入るので、自然と響きやリズム、そして他の楽器を意識したアンサンブル力が身についていきます。

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■楽しく密度の濃い練習が終わりました。
後片付けも重要な仕事の一つです。特に立会小の音楽室を使う場合は、黒板を粉一つなく綺麗に拭いて仕上げなければならないので、黒板消しもかなりのテクニックと丁寧さを要求される作業です。

練習だけでなく、準備や後片付け、集団行動などもすべてオーケストラを通じた青少年教育の一環としてSJPOでは取り組んでいます。

■練習の後片付けが終わった後も、楽しい仲間との時間を名残惜しんで、なかなかメンバーもおしゃべりが楽しく帰ろうとしません。

■毎日会える普段の学校の友達と違って、色々な学校から月に2回だけ集まって演奏する仲間なのですが、練習や本番を通じて培ってきた仲間とは、学校も学年も超えた強い絆ができるようです。一生を通じた友達になるようにスタッフ一同フォローしていきたいと思います。

2015年8月9日日曜日

2015夏のワークショップ「オーケストラ体験講座」第五日目

■8月9日(日)に五反田文化センターにて、品川区主催、品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ委託運営の区民プロデュース型講座「第三回少年少女のためのオーケストラ体験講座」の第五日目が開催されました。

■第五日目 スケジュール
 13:30-13:40 諸連絡
 13:40-14:10 分奏(ビゼー/ブラームス)
 14:15-15:00 ゲネプロ・オーケストラ講座 「演奏会の心構え」
 15:00-15:15 休憩/演奏会受付
 15:15-15:40 演奏会[ブラームス→ビゼー]
 15:40-15:50 閉講式/修了証書授与式
 15:50-16:00 記念撮影

■二週間にわたり5日間の集中練習を重ねてきて親子オーケストラ講座も最終日を迎えました。子供たちもすっかり打ち解けて早く来て、練習して自主合わせをしたりするなど、本当に全力で取り組む姿勢がみられています。


■なお、今回の課題曲はパーカッションが大活躍することもあり、打楽器人気が高く、触ってみたい子供たちに囲まれていました。

■今回のワークショップでコンマスを務めた二人は大の仲良しで、どちらかが弾き始めると、もう一人がすぐに合わせに入るという抜群のチームワークを誇っていました。

■2ndバイオリンも早く来る子たちが多かったです。特に低学年の子たちが多いパートなのですが、本当に一生懸命さらってきて、毎回うまくなってきているのが分かるほど、すごい成長力を見せつけられました。

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■最後の合奏が始まりました。この合奏はG.P.(ゲネプロ=ゲネラルプローベ)でもあり、入退場からチューニング、さらにはカーテンコールに至るまでのステージマナーも合わせて学びました。


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■最後の採火発表コンサートのコンマスはO君。ステージ入場に始まり、チューニングや様々な立すわりの合図など責任重大で、演奏よりもどきどきもので一生懸命覚えていました。


■G.P.も終えて、あとは演奏会を残すのみ。みな最後にやれることをやれるだけやろうと、ぎりぎりまで練習に余念がありません。また適宜アドバイスをくれるサポーターの存在も本当に大きかったワークショップでした。





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■成果発表コンサートは大成功で終わりました。終わった後に拍手を受ける子どもたちの満足感に溢れた得意げな顔が何より印象的でした。

■演奏会終了後、閉講式が行われ、参加者全員に、指揮者やゲストトレーナーのサイン付きのオーケストラ講座修了書が、長田先生より授与されました。




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■最後に全員で記念撮影を行いました。
最初は長田先生と、ジュニアメンバー、トレーナーの先生方です。

■続いてサポーターの方々も加わっての記念撮影。
人数も多く、フレームに収めるのも一苦労でした

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■毎日終了後に、トレーナー・サポーターで、その日の反省事項/気付いた点などの申し送りの確認をしていましたが、最終日も次回のワークショップ、そしてSJPOをより良いものにするために、今後の運営方法や練習方法など、貴重なご意見や提案をたくさんいただくことができました。

■今回のワークショップの成功は、ひとえに長田先生やトレーナーの先生方を始め、技術的にも精神的にも細かいところまでサポートしてくださったサポーターの皆様のおかげです。スタッフ一同心より感謝申し上げます。

また今後ともSJPOにお力添えいただけますよう、お願いいたします。
私どもも、ご支援いただくにふさわしいジュニアオーケストラを目指して進化し続けるように精一杯頑張ります。

五日間本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。