◆6月2日(日)にSJPO11期第5回練習が、荏原平塚学園にて行われました。
SJPOでは、3月の定演のプログラムや主な行事から逆算して4月の時点大まかな年間予定を立てていて、年間通してどの練習日にどの曲をやるかもホームページ上で確認できるようになっています。
もちろん進捗によって、都度予定も修正していくのですが、今期特に顕著なのは、団員たちの譜読みが早くなってきて、今まで1か月かかっていたところが半分くらいの時間で出来ています。
その結果、当初6月から始める予定のシェヘラザードの3楽章は5月から、さらには3楽章の出来もよく、夏休み明け予定の4楽章をなんとこの日から練習を始めることになりました。ひとえに団員の努力と、的確にアドバイスと練習の方向性を教えてくださる先生方のおかげですね。
◆ところで初合奏に臨むまでに、曲を聴いたり自分のパートをきちんと譜読みしてくること、さらに余裕があれば、スコアを見ながら自分のパートの役割を確認する、などがあるのですが、それ以前に楽譜自体で準備をしてくることがいくつもあります。主なものとして
①製本する
②小節番号を振る
③音楽用語や記号を調べて書き込む
④ボウイングを書き込む(※弦楽器)
このうち①と④はやってこないと練習にならないので、だいぶ定着してきていますが、②と③は結構疎かになりがちです。
特に抜けがちなのは、②の小節番号です。楽譜によっては楽譜の格段の左端に小節番号が振ってあるものも多いですが、特に長い休みの小節がある管楽器はそれだけでなく、ブッフシュターベ(=練習番号、リハーサルマーク)にも小節番号を振っておくと、指揮者の「何小節目から!」という指示にすぐ反応できるようになりますので、必ず振っておく習慣をつけましょう。
◆この日から始まる4楽章は、さすがに今までの曲と段違いに難しいので、かなり苦労したようです。特に楽器によって2拍子で取るパートと、3拍子で取るパートが混在する箇所はどこを聴きながら演奏するかで大きく変わってきます。
前半のパート練習では、各パートともそのあたりを意識した指導がされていたようです。
合わせることで難しく感じる部分と、逆に聴きあうことで演奏しやすくなるところと様々に感じられたと思います。次回の長田先生の合奏では、少しずつ理解して演奏できるようになると良いですね。
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【第11期第5回練習】
◯日時:2024年6月2日(日) 8:45-12:00
◯会場:荏原平塚学園5階多目的ホール/音楽室
◯曲目:シェヘラザード4楽章・3楽章/フィンランディア/威風堂々第1番
◯指導:
Fl占部先生 Ob工藤先生 Cl辻先生/天野先生 Fg金子先生
Hr加藤先生 Tp志賀先生 Tb高井先生/益子先生
Tu漆坂先生 Pr大里先生 Vn山中先生/海野先生 Va堀江先生/石野先生
Vc幅先生 Cb小野澤先生/山越先生 代振:中谷団長
◯スケジュール
09:05-09:10 ミーティング
09:15-10:00 パート練習:シェヘラ4
10:10-10:50 分奏:シェヘラ4
11:00-12:00 合奏
シェヘラ4・3(+フィンランディア&威風堂々)
12:00-12:05 ミーティング
12:15-13:45 補講レッスン※一部のみ)
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