◆数十人にもなるオーケストラでは、椅子や譜面台の場所や数も適当に、というわけにはいきません。
特に本番のホールの人との小屋打ち(会場打ち合わせ)には、シーティング表が必須ですし、当日舞台の方にもどのようにセッティングしたらよいか分かるように、どの位置に何を置くのか、椅子はいくつ、譜面台はいくつ、バス椅子やピアノ椅子などの置き場所と数を明示しておかないとなりません。
しかしこれがステージの縮尺や山台組などを考慮したりなど含めて非常に面倒な作業で頭を悩ましているオーケストラのも数多くあるかと思います。
SJPOでは、写真のようなシーティング表を毎回PCで作成しています。最近は舞台図も各ホールのホームページからダウンロードできるので比較的簡単に作ることができるようになりました。
◆ところでホールとの打ち合わせは、椅子や譜面台などの位置と数がわかることが必要なので演奏者名なしのシーティングで良いのですが、団員たちにとってはこれでは分からないので、誰がどこに座るかまで入っていないといけません。SJPOでは管楽器に限らず、弦楽器も曲ごとにパートも席次も変わるので、曲ごとに作らなければならないのでこれも大変な作業なのです。
◆ただしこれをきちんと用意すれば、団員たちがシーティング表をもってきて、練習会場なども自分たちでセッティングができますし、どこに座るかもそれぞれが確認して、本番はもちろん練習もスムーズに座ることができます。
今週末は五反田文化センターにて、第9イベント本番前の最後の練習となりますが、シーティング表を見ながら上級生たちが指示を出して、椅子や譜面台はもちろんのこと、指揮台や打楽器、バス椅子などもふくめてきちんとセッティングができるのか見守っていきたいと思います。
12/22の本番まであと10日間、しっかりさらって最高の本番となるようにしましょう。
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