2019年8月11日日曜日

2019ジュニアオーケストラ体験講座:第4日目

◆8月11日(日)に、品川区五反田文化センターにて、令和元年度区民プロデュース型講座「2019ジュニアオーケストラ体験講座」の第4日目が開催されました。
 この日は、課題曲の分奏と合奏を行った後に、後半は指揮者体験コーナーとなりました。


◆最初の2日間は1週間に1日ずつの開催でしたが、後半3日間は連続となります。この日あたりから、楽器演奏自体や、分奏や合奏の雰囲気にも慣れてきたこともあり、同じパートなど、参加者同士が急速に仲良くなっていくのが手にとるように伝わってきます。

参加者同士はもちろんのことですが、各パートの指導者の方々にも練習コマはもちろん、開始前の補講レッスンなど、密度の濃い練習時間を一緒に過ごしていることで、演奏上の質問や、自分の話など先生方とのコミュニケーションも密になってきて、全体の雰囲気がとても明るく心地よくなってきたように感じられました。

◆初心者は初心者用にアレンジされた楽譜を用いていることもあり、楽器に触ってまだ2周間という短い時間であれながら、先生の棒に合わせて演奏することに馴染んできたようです。
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◆そしてこの日の最後のコマはお待ちかねの指揮者体験コーナーです。
最初に長田先生から、講座として「指揮者の役割・指揮の見方」をお話いただいて学びました。中でも指揮者によって音楽がまったく違うものになる、ということもお話されていましたが、指揮者体験コーナーでは、それを身を以て体感することになりました。

◆まずは、指揮の基本ということで、シンコペイテッド・クロックの4拍子の振り方、そして花のワルツの速い3拍子の振り方を、先生が図入りで説明されて、実際に全員でそれぞれ振り方の基本、打点の出し方、しゃくり(!)などの基礎をそれぞれ振ってみるところから始めて、一通りやってみたところでいよいよ実践です。

◆人数的に全員にやってもらうことはできませんでしたが、立候補を募りやる気を認められて出てきた12人に振ってもらうことになりました。

シンコペイテッド・クロックと花のワルツの2曲からそれぞれ簡単なところと少し難しいところで指定された2箇所ずつを手分けして振ることになりました。

小学生、それも特に低学年の場合は、立候補してみたは良いもののどうしたら良いかわからず、長田先生のサポートを得ながらだんだん自分で振るようになってきました。

中学生以上になると、合唱コンクールや部活などで指揮を経験した人も多くいて、なかなか本格的に振る参加者がいたり、さらにテンポをわざとゆらして、オケについてこさせたりと、とても貴重で楽しい経験となりました。

◆いよいよ明日12日(日)は最終日で、最後に保護者や地域関係者をお招きして、この5日間の集大成となる「成果発表演奏会」が開催されてイベントの幕を閉じます。
思い残すことのないように目いっぱい練習して、思いの丈を出し切って演奏しましょう。

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【第4日目】オーケストラ体験講座(2) 
 ◯ねらい
 ・ 課題曲を学ぶ。(作曲家や、作曲された背景など)
 ・ 分奏を経て、合奏を行う。
 ・ 指揮者の役割、指揮の基礎と、指揮の見方を学ぶ。
 ・ 指揮者体験コーナーで、実際に指揮を体験してみる。

 ◯スケジュール
 12:30-13:00 受付/準備/音出し
  (12:30-12:55)  初級・希望者補講レッスン

 13:00-13:10 諸連絡
 13:15-14:00 分奏 [中級:花のワルツ]
            [初級:時計]

 14:15-15:25 合奏 [時計/花のワルツ]
 15:25-16:00 講座 [指揮者の見方・役割」
             指揮者体験コーナー 

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