◆3月26日に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)の第3回定期演奏会がスクエア荏原ひらつかにて行われ、大成功をおさめました。一年間練習を積み重ねてきた成果を存分に発揮して、長田先生の情熱的な指揮のもと、団員たちも見事にこたえて集中した素晴らしい演奏となりました。
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【品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)第3回定期演奏会】
★日 時:平成28年3月26日(日) 14時00分開演
★会 場:スクエア荏原ひらつかホール
★曲 目:
●J.ブラームス:ハンガリー舞曲第一番ト短調
●J.ブラームス:ハンガリー舞曲第六番ニ長調
●W.A.モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
●F.プーランク:フランス組曲より「シシリエンヌ」(木管)
●L.ドリーブ:歌劇「レクメ」より「花の二重唱」(木管)
●T.スザート:ルネサンス舞曲集(金打)
●J.シベリウス:カレリア組曲より「行進曲風に」
●J.シベリウス:交響詩フィンランディア
★指 揮:長田 雅人
★入場料:無料
★後 援:品川区/品川区教育委員会
品川区立小学校PTA連合会/品川音楽文化協会
公益財団法人 品川文化振興事業団
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◆朝から全員でセッティングを手早く済ませ、午前中の集中したリハーサルも無事終えて、いよいよ一年間の集大成である定期演奏会が開演しました。
オープニングのブラームスのハンガリー舞曲第1番と第6番は昨年も取り上げた曲でしたが、今年は本番団員は暗譜で臨み、技術的にも表現力も格段にレベルが上がり一年間の成長を十分に感じさせるものでした。
◆そしてセッティングを変えて室内楽コーナー。こちらも暗譜でしかも立奏となりました。最初の弦楽アンサンブルはモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハト・ムジークの第一楽章と第二楽章でした。
◆木管楽器は、山田先生のアレンジで、ドリーブの三重奏とプーランクの五重奏を演奏しました。
◆金管・打楽器セクションは、スザートのルネッサンス舞曲を打楽器2人を加えて8人での演奏となりました。この曲も暗譜で堂々と吹ききっていました。
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◆休憩をはさんで、後半はカレリア組曲より「行進曲風に」と、交響詩「フィンランディア」のシベリウス2曲というプログラムでした。
フィンランディアは昨年10月の品川区民芸術祭「ティーンズコンサート」で、カレリアは12月の第九イベントと、それぞれ本番を経験している曲でしたが、わずか半年弱でも十分に団員たちの成長を感じられる圧巻の演奏でした。
◆そしてプログラムが終わり、盛大な拍手に包まれたアンコールも終えて、今年3回目となるSJPOの定期演奏会は成功を収めることができました。
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◆さて、舞台上では真面目に集中して素晴らしい演奏をしていたメンバーたちですが、舞台裏はまた子供たちらしい元気で和気あいあいとした雰囲気の中、違った表情を見せてくれていました。
まずはバイオリン男子二人による、ハンイチ(=ハンガリー舞曲第一番)の早引き競争です。
◆こちらはリハ終了時の打楽器ファミリーのような、団員とサポーターです。
◆昼食後の控室では、対戦ゲームに興じる子たちも・・・。余裕でしょうか?
◆鏡を見ながら、どんぐりの背比べ・・・。
◆本番直前のチューニング風景。
◆アンサンブルの出番を終えたばかりの木管メンバーたちです。
◆休憩時間には緊張しているかと思いきや、廊下のホワイトボードに色々書き込んで和気あいあいとリラックスした雰囲気でした。こういうことも本当に楽しいようですね。
◆終演後に長田先生とトレーナーの方々も一緒に一枚。
◆終演後の舞台裏に集まっていた子たちのショット。
◆終演後は、楽器を片づけた人から、急いで打楽器の積み込みや舞台ばらしを、団員や保護者全員で行います。演奏以外を大人任せにするのではなく、準備から片づけまで含めてコンサートということを、自然と団員たちは身に着けてきているのも頼もしいです。
◆この日の演奏会は、団員たちにとって大きな思い出と財産になることでしょう。4月からまた新しいメンバーで、新しい曲に取り組むことになりますが、さらに進化と成長を続けていってほしいです。その前に、片づけを終えたら、まずはこの後の懇親会へGO!
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