2015年3月22日日曜日

SJPO第一回定期演奏会

3月22日(日)に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)の記念すべき第一回定期演奏会が立会小第二体育館にて開かれました。
【入口に置かれた演奏会案内の看板(?)】

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■昨年四月に結成されたSJPOもちょうど一年が経ち、このような演奏会が開けるようになるまでに成長してきました。
【開演前の様子】

プログラムは下記の通りです。


♪♪♪♪♪♪ 【SJPO第一回定期演奏会】 ♪♪♪♪♪♪ 

 ●日時:2015年3月22日(日) 13時30分開演
●場所:立会小学校第二体育館
 ●指揮:長田雅人
 ●プログラム

 1.SJPO演奏

  ■W.A.モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジークより第一楽章
  ■W.A.モーツァルト:劇場支配人序曲

 2.SJPOトレーナーによる木管五重奏

   演奏:フルート:篠原 梨恵 オーボエ:小林 恵 クラリネット::山田 知佳子
       ホルン:中谷 克彦 ファゴット:新堂マキト

  ■J.イベール:3つの小品
  ■久石譲:『千と千尋の神隠し』より「いつも何度でも」
  ■久石譲:『天空の城ラピュタ』より「君をのせて」
 
 3.SJPO演奏 

  ・L.アンダーソン:シンコペイテッド・クロック
  ・L.アンダーソン:そりすべり

 ●入場無料

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■定刻になり、コンマスのチューニングが始まりました。
最初はチューニングもおぼつかなかったSJPOでしたが、今ではなかなか堂に入ったものになってきました。


■いよいよ開演です。
最初は弦楽器メンバーによるモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハト・ムジークより第一楽章がオープニング曲として演奏されました。

そして引き続き、管楽器が加わり、モーツァルトの劇場支配人序曲の演奏です。
メンバーたちにとってかなりの難曲なのですが、今までの練習の成果を存分に発揮できたようです。

■実は劇場支配人序曲は、トロンボーンパートは本来ないのですが、今回はホルンの2ndを演奏して参加していました。
中間部のトロンボーンでは難しそうなソロフレーズもばっちり決まっていました。


■トランペットパートは、3学期になって2名増えて4名揃って安定感が格段に増してきました。
また木管楽器も劇場支配人はたくさんソロがあるのですが、ずっと練習を重ねてきた効果を十分に発揮することができました。


■Timpaniも劇場支配人は難しくて前はずっと苦労していたところも、この日は堂々たる演奏でオーケストラを引っ張っていくことができました。

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■劇場支配人が終わると舞台転換があり、その間を利用して指揮者はトレーナーへのインタビューなどがありました。

その後、木管トレーナーとサポーターによる木管五重奏の演奏が披露されました。
曲目はフランスの作曲家イベールの「3つの小品」という木管五重奏のオリジナル作品と、ジブリ名曲集として、「千と千尋の神隠し」から「いつも何度でも」、「天空の城ラピュタ」から「君をのせて」が演奏されました。

華やかで洒脱なイベール、そして耳慣れたジブリの2曲が続けて演奏され、子供たちも客席前列かぶりつきで、聴きこんでいました。

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■続いては、団員全員の一人一言がありました。自己紹介の後に、
・SJPOに入って良かったこと
・SJPOで頑張ったこと
を一人一人自分の言葉で話しました。


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・皆しっかりした言葉ときちんとした文章で話すのに感心させられたのと、話の中身に感動させられた一コマでもありました。

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■そしてあっという間に演奏会は進んでいき、いよいよ最後のアンダーソンの「シンコペイテッドクロック」と、「そりすべり」が二曲続けて演奏されました。

シンコペイテッドクロックでは、中間部で大きな目覚まし時計が鳴らされたり、そりすべりでは途中からススっと出てきて鞭をパシーン!と鳴らしたり様々な趣向が凝らされていましたが、圧巻はそりすべりの一番盛り上がる部分でのスタンドプレーでした。

ノリノリの管楽器はもちろんのこと、弦楽器もバイオリンやビオラだけでなく、なんとめったに見られないチェロのスタンドプレーなど、メンバーだけでなく、聴衆の方々の楽しまれた演奏会となりました。



■昨年四月結成時には、わずか9名だったSJPOがここまで成長してこられたのは、努力を重ねてきたメンバーはもちろんのこと、根気よく継続してご指導しただいた長田先生をはじめトレーナーの先生方、またトレーナーを陰にひなたに支えてくださった演奏サポーターのみなさま、そして子供たちを支え、運営のお手伝いも率先して行ってくださった保護者のみなさま、貴重な場所をお借りしている立会小k学校様や八潮学園様、そして活動を裏からご支援いただいている品川区文化スポーツ振興課の皆様のおかげです。

大人が一体となって、子供たちの頑張りを支えていく構図ができてきたことを嬉しく思い、心より感謝いたします。

今後ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。



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