■2月22日に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)の練習が行われました。7日の「ムサコでコンサート」の本番を終えてから初めての練習であり、そして3月22日(日)の第1回定期演奏会に向けての追い込みの練習でもありました。
この日のご指導は、長田先生と木管トレーナーの山田先生がいらっしゃっての前半が分奏、後半が合奏という構成の練習でした。
■弦楽器は長田先生の分奏で、アイネ・クライネ・ナハト・ムジークの第一楽章と劇場支配人の分奏でした。
■この日、インターネットでSJPOを知って体験見学の方が三人来たのですが、一人は来年小学校2年生になる女の子で、早速合奏に加わって先生の隣で演奏していました。
■2ndバイオリンには、サポーターのK山さんの他、OGで大学受験が終わったNさんもお手伝いに加わっての分奏となりました。モーツァルトはどちらも難しい曲ですが、先々週に一度本番を経験したこともあり、メンバーもだいぶ音が出てきてしっかり鳴らして弾いていました。
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■一方、別室ではクラリネットトレーナーの山田知佳子先生による管打分奏が行われていました。こちらは、演奏の前に、座る姿勢や、呼吸法といった楽器を演奏するうえでの基礎からみっちり行いました。
■管楽器には、この日から新たに入団したトランペットのA沢さんも早速皆と一緒に演奏に参加しました。また合奏のある日はファゴットやオーボエもサポーターが加わることもあり、かなり充実した人数での管打分奏となりました。
■ティンパニがすっかり板についてきたK君とサポーターのU内さんのパーカッション部隊も管打分奏では大活躍です。
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■練習前半のそれぞれの分奏が終わっての休憩時間の様子。
金管メンバーは独特の明るいノリで新メンバーもすっかり溶け込んで楽しそうでした。
■一方弦メンバーは、前の方に集まって何やら楽しそうに話していたり、休憩中も先生にアドバイスをもらいながら練習していたりと、リラックスの仕方も様々でした。
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■そして後半は合奏です。
この日は定期演奏会で演奏する四曲のうち、弦楽器のみのアイネク以外の三曲すべての合奏をしました。
■メンバーも着実に増えてきていて、休みのメンバーも数人いたのですが、だんだんこの音楽室も合奏のときは狭く感じるようになってくるほどです。
■ジュニアオケも発足した当初は、それぞれが演奏するのが精いっぱいで聞きあう余裕もなかったのですが、最近は先生の注意やアドバイスも演奏そのものだけでなく、同じパートを聞きあったり、自分の楽器の役割を考えて演奏することなど、確実にジュニアオーケストラとして進歩してきています。
■受験だったり学校行事で木管メンバーは半分以上休みでしたが、皆復帰してくる定期演奏会ではかなり賑やかになりそうですね。
■トランペットもこの日は三人でしたが、来週からは四人揃うのでかなり強力になりそうです。
■指揮をしながらも、長田先生の鋭く、そして楽しいツッコミに演奏しながらも思わずメンバーも笑顔がこぼれます。
■学校行事と授業で前々回の練習と前回のムサコの本番が出られなかったホルンのF瀬さんもここから定演までは全部出られるとあった張り切って演奏していました。
■そしてそりすべりでは中間部の一番盛り上がるところはお約束(!)のスタンドプレイとなります。こういうところもさっと立ったり座ったり、そして譜面にかじりついたりしないように何度も練習を重ねていきます。
■四月に発足したSJPOですが、今年度も残すところ練習もあと二回となりました。記念すべき初の定期演奏会に向けて、ラストスパートです。