2019年9月1日日曜日

6期第8回練習「新たなスタイルのオーケストラ講座」

◆夏休み明けの9月1日(日)に、立会小学校にて2学期最初のSJPOの練習が行われました。当初は前半分奏、後半は講座とミニ合奏の予定だったのですが、練習会場の音楽室がエアコンの大規模な工事で使えなくなっていました。この学校は体育館を除いては音楽室が一番広い部屋になるので、合奏はどうやってもできなそうということで、急遽パート練習と講座のみというSJPO始まって以来、初の試みとなりました。

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◆【第6期第8回練習】
◯日時:2019年9月1日(日) 9:15-12:15
◯場所:立会小学校音楽室
◯指導:Fl栗原先生/Tp香田先生//Pr大里先生/Vn橋本先生/Vn山中先生

 サポーター
 Vn:阿部さん・山内さん・根井さん Cb山越さん
 Ob:上原さん、Cl横田さん、Hr中谷(克)さん、Tb原田さん・益子さん、Pr松本さん

◯曲目:L.アンダーソン:シンコペイテッド・クロック
      P.チャイコフスキー:花のワルツ
      室内楽曲(セクションごと)
◯スケジュール
 09:15-09:30 準備/音出し
 09:30-09:40 諸連絡
 09:40-10:55 パート練習/分奏
 11:10-11:30 オーケストラ講座
 11:30-12:00 合奏 [花のワルツ→時計]
 12:00-12:15 諸連絡/片付け

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◆音楽室が使えない代わりに、他の部屋ならどこでも良いということで、寛そうな図書館と、PC教室などの特別教室を普通教室に分かれての練習となりました。
香田先生のトランペットパート練習

大里先生の打楽器パート練習

橋本先生の弦分奏(室内楽)

栗原先生のFl&Cl練習

原田先生によるトロンボーンパート練習

中谷団長によるホルンパート練習


香田先生による金打分奏(室内楽)


◆各セクションとも、室内楽の練習が入ったことでかなりタイトになり、音楽室が使えないこともあり、音楽講座の時間を無しにして室内楽の練習時間を確保することになりました。
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◆休憩後はオーケストラ講座の時間です。
この日は少し趣向を変えて、中谷団長が話されるだけでなく、管楽器&弦楽器から各1名ずつ選出してもらい、当たった(!)かたから順番に話していただく方式でを初の試みとして挑戦してみました。ただ受け身で学ぶのではなく、自分たちでより積極的に、そして発表を意識して調べられるようになってほしいという観点での試みでした。

代表に選ばれた中学生の二人は、あらかじめ「小学生でもわかる言葉で説明してください」と伝えてあったこともありましたが、きちんと調べられていて子どもたちにもわかりやすく発表してくれました。

その後、中谷団長が、補足の説明をされたり、皆からの質問に答えたりという新しい形でのオーケストラ講座となりました。


◆クラシック曲を演奏する場合、似たような譜面でも時代や国によって演奏スタイルがかなり異なる場合もありますので、こうした作曲家や作曲された背景を調べることは非常に重要なことです。こうした事前調べも、新たな曲に取り組むときには、自然に確認する習慣を身に着けてほしいと思います。

また発表者に対しても、人前で話すときの発声方法や話し方などプレゼンテーションに対しての指導もあります。

楽器を使った音楽で表現することも、言葉で表現することも、「自分(たち)の想いや考えを人に伝える」という意味では同じことですね。

音楽に限らず、人前で話したりプレゼンをしたりというシーンは今後おとなになっても何度もあるかもしれませんが、そうした「人に伝える能力」も同時に磨いていくことが、「オーケストラを通じた青少年教育活動」を掲げるSJPOのポリシーでもあり、自己紹介や挨拶に始まり、感想を話したり、というときも、低学年からかならず話し方の指導もしていますが、後に子どもたちにとって大きな財産であり武器になることを期待しています。


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◆練習終了後に、夏の体験講座に参加された方のうち、SJPOに入団希望された方々のオーディションが行われました。

低学年の子達も、一人で先生方の前で演奏するという緊張感の中、きちんと演奏をして、先生方の質問に答えていたのは立派でした。

SJPOもさらに新たな仲間を加えて新たな気持で、11月の室内楽演奏会、12月の第9イベントに取り組んでいきます。


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◆この日は急な練習会場の都合で合奏はありませんでしたが、その分パート練習や分奏などでみっちり先生方に指導していただける時間が増えたことはかえって良かったかもしれません。

次回は二学期初めての長田先生の合奏となりますので、この日の練習での課題などを中心にしっかり個人練習をして合奏に臨みましょう。


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