◆前回の講座は「アーティキュレーションをマスターしよう」との内容で、音の長さに関する様々なアーティキュレーションの記号と、演奏の仕方の目安を学びました。
普段あまり目にすることのないスタッカーティシモなども、実際に今取り組んでいるドヴォルザークの交響曲第8番に出てくるところをスコアで確認しながら覚えていくことで、より効果的な講座となっています。
◆ただし他の音楽記号も含めて、こうした記号の意味はあくまでも目安であって、作曲者や曲によって、そしてさらには演奏者の解釈によっても変わるものなので「この記号はこう演奏しなければなりません」と厳密に決まっているわけではありません。大事なことは大まかなイメージと定義をもとに、団員たちが柔軟に表現していく助けになることを目的にしています。
訳語も1つではなくいくつもの言葉を並べてできるだけイメージで捉えられるようにしていくことが大切ですね。
◆次回はアクセントなどの強弱の変化による様々なアーティキュレーションの記号などを紹介していきます。
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