2018年7月15日日曜日

5期第07回練習「J.S.バッハを知ろう」

◆7月15日(日)に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)の第7回練習が、立会小学校音楽室にて行われました。

【第5期第07回練習】
◯日時:7月15日(日)09:15-12:00
◯場所:立会小3階音楽室
◯指導:栗原先生(Fl)/橋本先生(Vn)/丹羽先生(Vc)
◯サポーター:
 Vn:山中さん・山内さん Vc森岡さん Ob河村さん Cl片山さん
 Hr:中谷さん、影山さん、Tb益子さん、Pr梅内さん

◯スケジュール
 09:15-09:30 集合/セッティング/音出し
 09:30-09:40 諸連絡
 09:40-10:25 合奏 [主よ、人の望みよ喜びよ]
 10:25-10:40 休憩
 10:40-11:00 オーケストラ講座
 11:00-12:00 合奏 [威風堂々第1番]

♪♪♪

◆この日は、品川区主催の夏のワークショップ「ジュニアオーケストラ講座2018」前の最後の練習です。この日は音楽室のみの練習で、バッハとエルガーの合奏とオーケストラ講座でした。

◆最初のコマは、中谷さんの下振りで、J.S.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」の合奏でした。前回練習の長田先生の初合奏で指示されたことは、課題にあげられていたことを中心に、各トレーナーの先生のアドバイスをいただきながら合奏が進められました。

◆「主よ、人の望みの喜びよ」は教会カンタータで、小編成の弦楽器で演奏されるのですが、今回のワークショップの課題曲として、中谷さんがフルオーケストラ編成用の曲としてアレンジされました。

この曲は初級者用の課題曲として編曲されていて、通常のオーケストラパートの他に3rdVnや、2ndVa、2ndVc、管楽器であれば主に2ndパートが初心者用パートになっています。管楽器であれば出やすい音域を中心として5-6度の範囲、弦楽器は一つの弦の1stポジションだけで演奏できるようなアレンジとなっています。

 ◆合奏の合間には、適宜トレーナーやサポーターから団員へのアドバイスが伝えられますが、それだけでなく上級生が下級生をフォローする姿も多く見られるようになってきました。音楽は教えられるだけでなく、自分たちで作りあげていく、という意識をもって取り組むことも少しずつですが、出来始めているようです。

♪♪♪
 ◆休憩をはさんで、中谷さんの講師のオーケストラ講座となりました。 この日のテーマは「主よ、人の望みの喜びよ」の作曲家であるJ.S.バッハについて学びました。

SJPOでは、新曲に取り組む時はいつも作曲家について調べることになっているので、J.S.バッハが生まれた頃は
どんな時代だったか、音楽一族に生まれてどういう生活を送ったのか、また作曲された背景などを踏まえて、もう少し深いところまで学び、曲の理解を深める助けにしています。

 「主よ、人の望みの喜びよ」は、教会カンタータ「
心と口と行いと生活でBWV147の終曲であることや、曲のタイトルの由来、さらにはカンタータとは何かなどにも触れられました。
 

♪♪♪

◆講座の後は、エルガーの威風堂々第1番の合奏でした。エルガーは取り組み始めて3回目ということもあり、分奏や合奏の成果が出始めているように感じられました。ただし曲自体はかなり難しいので細かいところはまだまだですので、今後もかなり個人練習も積み重ねないと厳しいです。


◆いよいよ次回は、ワークショップです。今年は80人での開催と例年の倍以上の規模での開催となり、一般参加の方々がSJPOの団員よりも多く、十数名が初心者です。SJPOメンバーは、今までオーケストラを学んできた分、一般参加の人たちよりも経験値が高いはずなので、しっかりとオーケストラに取り組む姿勢のお手本となるように自覚をもってワークショップに臨みましょう。

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