ご指導には、木管トレーナーのフルート奏者である篠原梨恵先生がいらっしゃいました。
◆最初に課題曲のモーツァルト「劇場支配人」序曲を全員で鑑賞して、分奏前に曲のイメージを持って臨みます。
◆その後、弦、木管、金管の3つに分かれての分奏です。
木管楽器は梨恵先生の分奏です。
オーケストラのチューニング、ユニゾンを合わせることをじっくり学びました。
また、モーツァルトの曲の中の和音を取り出して、自分のパートが響きのどこにいるのか、音を確かめながら確認していきました。最初は自分のパートを音にすることばかりになっていたメンバーたちも他の楽器と一緒に吹くことによって少しずつ響きを作ることを感じられたようです。
◆弦楽器は、課題曲が劇場支配人だけでなく、アイネクライネナハトムジークの一楽章と二曲もあるので、大変です。
この日は劇場支配人を中心に練習しました。
劇場支配人は音符も多く、細かい音が多いので音取りも大変だったと思いますが、先週から今週まででみな頑張って練習してきた様子がよく表れていました。
一人だとテンポが適当だったりしても影響はないですが、皆で合わせると勝手にテンポを変えるとj曲が崩れてしまいます。その一方でリズムやメロディを聴きあえると一人で弾くより弾きやすいことも分かってくるともっと楽しくなってくるということに、合わせているうちに自然と気づいていくと良いですね。
一人だとテンポが適当だったりしても影響はないですが、皆で合わせると勝手にテンポを変えるとj曲が崩れてしまいます。その一方でリズムやメロディを聴きあえると一人で弾くより弾きやすいことも分かってくるともっと楽しくなってくるということに、合わせているうちに自然と気づいていくと良いですね。
◆金管楽器は、前半30分がみっちり基礎練、後半30分で劇場支配人を練習しました。
今日はSさんが欠席でトランペットはKさん一人でした。
基礎練では、音の出だしを毎回集中すること、伸ばしているときもきちんと意識することを心がけました。先週はまったくできなかったダブルタンギングが、この日初めてできるようになって嬉しそうでしたのが印象的でした。
今日はSさんが欠席でトランペットはKさん一人でした。
基礎練では、音の出だしを毎回集中すること、伸ばしているときもきちんと意識することを心がけました。先週はまったくできなかったダブルタンギングが、この日初めてできるようになって嬉しそうでしたのが印象的でした。
また三人で三和音を交互に役割を変えて、音程を合わせて響きのバランスを体感する練習をしました。三音の響きもだいぶスムーズに合わせられるようになってきて飲み込みの速さに驚かされます。
劇場支配人では音の形を意識することに重点を置いた練習でした。伸ばしの音、付点の形、マルカートetc。特に音を切るときに、息だけでなく、口の中の形を意識して音を処理する練習をしました。
♪♪♪
◆休憩をはさんで、全員集まって中谷さんによる「オーケストラ講座」です。この日はこの後初めて合奏を体験するので、その合奏に臨むための基礎知識です。
全体の楽器の配置は以前取り上げましたが、パート内での並び方から学びました。
弦楽器のプルトと並び方、管楽器のトップを中心とする並び方など、見学している保護者の方も初めて知る内容だったようです。
劇場支配人では音の形を意識することに重点を置いた練習でした。伸ばしの音、付点の形、マルカートetc。特に音を切るときに、息だけでなく、口の中の形を意識して音を処理する練習をしました。
♪♪♪
◆休憩をはさんで、全員集まって中谷さんによる「オーケストラ講座」です。この日はこの後初めて合奏を体験するので、その合奏に臨むための基礎知識です。
全体の楽器の配置は以前取り上げましたが、パート内での並び方から学びました。
弦楽器のプルトと並び方、管楽器のトップを中心とする並び方など、見学している保護者の方も初めて知る内容だったようです。
そして、合わせる時にそれぞれが指揮に勝手に合わせるのではなく、まずはトップに合わせること、トップは合わせやすいようにアインザッツを意識すること、トップ同士が連携して合わせるために管楽器はトップが中心に配置されること、さらにはコンサートマスター(ミストレス)の役割などを説明しました。
その後は、チューニングのやり方を学びました。オーボエがAの音を出して、コンミスが合わせて、そこから管楽器、続いて弦楽器と合わせていくのですが、そのときに小学生の弦のメンバーが「うわ~、本当のコンサートみたい!」と感激していたのが微笑ましかったです。
♪♪♪
時間も短く、冒頭のから1分程度の部分までだけでしたが、それでも今まで分奏しか経験してこなかった子どもたちにとって、少人数とはいえ初めて体験する管弦楽の響きの中で自分たちが演奏しているという事実が、子供たちにとって大きな喜びとなって、来週の長田先生の初Tuttiに向けて、練習するモチベーションに繋がったようです。
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