2018年6月17日日曜日

5期第05回練習「エルガーを知ろう」

◆6月17日(日)に立会小学校音楽室にて、品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラの第5回練習が行われました。

【SJPO第5回練習】
◯日時:6月17日(日)09:15-12:00
◯場所:立会小3階音楽室
◯指導:栗原先生(Fl)/大里先生(Pr)/丹羽先生(Vc)
◯スケジュール
 09:15-09:30 集合/セッティング/音出し
 09:30-09:40 諸連絡
 09:40-11:10 パート練習/分奏
 11:20-11:40 オーケストラ講座
 11:40-12:00 合奏[(威風堂々第1番)
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◆この日は、夏のワークショップの中級課題曲である、威風堂々第1番ニ長調の練習が始まりました。
 前半は弦楽器はパート練習、管楽器は栗原先生の分奏でした。そして打楽器は今回始めて大里先生にいらしていただいてのパート練習で、基礎練習から細かくご指導いただきました。
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◆休憩後の最初は、中谷さん講師のオーケストラ講座です。この日のテーマは「エルガーを知ろう」です。SJPO団員はすっかりお馴染みですが、新曲をやるときには、「作曲家について調べてくること」、そして「楽譜にある用語を調べてくる」というのが宿題となっています。

◆エルガーの時代のイギリスは「パクス・ブリタニカ」と呼ばれる大英帝国が栄華を極めた時代だったこと、幕末だった当時の日本の状況、そしてなぜパーセルの後、エルガーがまでイギリスに有名な作曲家が出なかったのか、などを学びました。

◆講座の後は、中谷さんの代振りでの威風堂々の初合奏でした。
 中間部の有名なトリオは皆知っているのですが、冒頭からトリオまでの部分は馴染みがなく、音符も多く難しいので最初はかなり苦労していました。

◆オーケストラ講座では、威風堂々第1番は、エドワード7世の戴冠式に使われた「戴冠式頌歌の最終曲としてトリオのメロディに歌詞をつけて作曲されて一気に広まったこと、BBCプロムスで最後に演奏されるなど、イギリスの「第2の国歌」として広く親しまれていることも学びました。

演奏技術の練習はもちろんのこと、作曲の背景を理解して演奏することも大事なこととして、SJPOでは教えられています

◆今回初めてご指導いただいた打楽器の大里先生のアドバイスのおかげで、打楽器も力強くキレのある音になってきたようです。

◆次回は長田先生の合奏です。
また初級コースの課題曲であるバッハの「主よ、人の望みよ喜びよ」の練習も始まります。充実した夏のワークショップにするため、またSJPOのレベルをまた一回りあげられるようにしっかり練習してきましょう。


2018年6月3日日曜日

5期第04回練習「ドヴォ8の2楽章も一区切り」

◆6月3日(日)に第5期第4回の練習が、立会小音楽室で行わました。

【第4回練習】
◯日時:6月3日(日)09:15-12:00
◯場所:立会小3階音楽室
◯指導:長田先生/橋本先生(Vn)/栗原先生(Fl)
 サポーター:
 Vn阿部さん・山内さん、Va根井さん、Cb山越さん、Ob大久保さん、
 Cl横田さん、Fg岡見さん、Hr中谷さん、Tb益子さん、Pr梅内さん

◯スケジュール
 09:15-09:30 集合/セッティング/音出し
 09:30-09:40 諸連絡
 09:40-10:40 分奏
 ◇弦楽器[音楽室]
  09:40-10:40 弦分奏(長田先生)[音楽室]
 ◇管打楽器
  09:40-10:00 
   木管分奏(栗原先生)[6-21]
   金管分奏(中谷さん)[6-3]
   打楽器パート練習(梅内さん)[6-1]
  10:05-10:40 
   管打分奏(栗原先生)[6-1]
 10:50-12:00 合奏[長田先生] (ドヴォ8 第2楽章) [音楽室]

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◆前半はセクションに分かれての分奏でした。管楽器は分奏の時間をさらに2コマに分けて、最初は木管と金管と打楽器に分かれての練習でした。

◆その後、栗原先生のご指導での管打分奏でした。各セクションで練習したポイントを管打楽器全体で確認しながらきめ細かい分奏となりました。


◆弦楽器は、長田先生の弦分奏で、ドボルザークの交響曲第8番の第2楽章を練習しました。ゆっくりな拍の数え方のコツなども分かりやすく教えていただいて、セクションとして一体となった演奏を意識しました。

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 ◆休憩を挟んで、ドボルザークの合奏となりました。
 それぞれ密度の濃い分奏をしてからの合奏ということもあり、集中力のある良い演奏になってきました。

◆この日で、ドボルザークの交響曲第8番の2楽章は一段落して、次回からはワークショップの課題曲である威風堂々第1番の練習となります。

また違った雰囲気の曲となりますが、威風堂々の1番は、団員たちには耳馴染みのある大好きな曲のようで次回からも楽しみです。