◆2月4日(日)に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)第4期第18回の練習が立会小学校音楽室で行われました。
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【SJPO第18回練習】
○日時:2018年2月4日(日)9:15-12:00
○場所:立会小音楽室
○指導:篠原先生
サポーター:
山内さん/山中さん/城之内さん/阿部さん/中谷奏さん
田中千さん/中谷克さん/梅内さん
○スケジュール
09:15集合
09:15-09:30 セッティング/音出し
09:30-09:40 諸連絡
09:40-11:05 パート練/分奏(スラヴ舞曲/ファランドール/アイネク)
11:15-11:30 オーケストラ講座[スコアの読み方]
11:30-12:00 合奏[スラヴ舞曲/ファランドール]
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◆前半の一コマ目は、パート練習とセクションに分かれての少人数での練習となりました。SJPOでは、あらかじめ課題を設定した上で、パート練習→分奏→合奏というように小さい単位から全体練習にシステマティックに積み上げていく練習形態で少ない時間で効果的な練習をしています。
【金管分奏】
【木管分奏】
【1stVnパート練習】
【2ndVnパート練習】
【3rdVnパート練習】
【チェロパート練習】
【打楽器パート練習】
【管楽アンサンブル練習】
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◆前半の2コマ目は管打楽器と弦楽器に分かれての分奏となりました。
【弦分奏】
【管打分奏】
◆また弦分奏と別に、バイオリントリオの練習の並行して行われていました。
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◆休憩後は、中谷さん講師によるオーケストラ講座でした。
SJPOでは団員にスコア持参を義務付けていて、メロディやリズムを担当している楽器はなにかを確認したり、合奏で他の楽器が指導されている時にスコアを見てどんなことをやっているのかを確認したりする習慣をつけさせています。
この日の講座のテーマは「スコアの読み方を覚えよう」ということで、アルルの女の「ファランドール」のスコアを用いて、楽器の並び方や、スコアに出てくる音楽記号や用語を学びました。
例えば速度記号の「M.M.=」や、「Tutti」と「a2」など、大人でも意味はなんとなくは分かっていてもきちんと説明できないようなところまで取り上げて覚えていくのが、SJPOのオーケストラ講座の特徴でもあります。
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◆オーケストラ講座の後は、団長の中谷さん下振りでの合奏です。
1月から始めたファランドールは次回の長田先生の合奏で一通り仕上げて、3月からは今までのすべての曲の練習となるので、集中した効果的な練習をしていかなければなりません。
◆練習の効率を高めるためには、一人ひとりがきちんと練習しなければなりません。とはいうものの、子どもたちの場合はどこから練習したら良いかわからないので、ともすればやみくもに練習しがちです。
そこでSJPOでは、練習後にそれぞれのセクションやパートを指導した先生方が、練習レポートを作成して、次の練習時に指導される方への申し送りをしたり、団員たちに練習の優先順位をつけて、次回まで最優先で練習してくることなどを課題として団員全員にフィードバックすることで、効果的な練習を行えるように工夫しています。
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◆練習も重要なのですが、SJPOでは練習前のセッティングや、練習後の後片付けを自主的に皆で協力して行うことも重要視して団員への指導にあたっています。
練習会場の小学校についても、特別にお借りしている状況の中で、毎回意識してやっていくことで、机や椅子などの原状復帰はもちろんのこと、電気やエアコンの消灯や忘れ物の確認など、少しずつではありますが上級生が責任を持ってできるようになってきています。
黒板も跡が残らないように綺麗に消すのもテクニックがいるのですが、子どもたちも上級生たちに教えてもらいながらきちんとできるようになってきたことからも、子どもたちの成長を実感できるようになってきました。
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