■7月26日(日)に五反田文化センターで、品川区主催区民プロデュース型講座「少年少女のためのオーケストラ体験講座」の第二日目が開催されました。
■スケジュール
13:30-13:35 諸連絡
13:35-13:45 講座:作曲家を知ろう(1):ビゼー編
13:45-14:10 合奏(ビゼー)
14:20-15:00 分奏(ブラームス)
15:00-15:10 休憩
15:10-15:20 講座:作曲家を知ろう(2):ブラームス編
15:20-15:55 合奏(ブラームス)
15:55-16:00 諸連絡
■この日の長田先生の講座は「作曲家を知ろう」ということで、今回の二曲の課題曲の作曲者であるブラームスとビゼーについて、生い立ちに始まる人生、作曲された環境や時代背景などについて学びました。
オーケストラでの演奏において、単に譜面を音にするだけでなく、作曲の背景や作曲者の意図などを知ることで、演奏方法や気持ちの持ち方もずいぶん変わってきます。今回の講座では、演奏以外のこうした作曲家の考察や、演奏家としての心構えなども、親子で学んでいかれるのが特徴です。
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■さて、今日の報告記は内容そのものではなく、子供たちの様子などを紹介していきたいと思います。
初日は始まる前に一日のスケジュールや内容をスタッフがホワイトボードに書いていたのですが、この日から子供たちが「自分たちで手伝いたい!」とのことで手伝ってもらうことにしました。
■メンバーも昨日のワークショップが楽しくて練習したくなったのか、ほとんどのメンバーが集合時間よりかなり早くきて、練習している姿が印象的でした。
面白いのは、誰かが個人練習をしていると周りでそれに合わせて演奏し始めるメンバーがいて、だんだんミニ合奏の様相を呈してくる光景が弦管問わずあちこちでみられたことでした。
【金管メンバーたち】
【1stバイオリン】
【2ndバイオリン】
【フルートは篠原先生も一緒に】
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■今回は講座が毎日あるので、SJPOでは講座のメモ用にワークシートも用意しておきました。先生の話した内容、自分で気づいたことなど思いおもいに書き込めるようになっていて、皆それぞれびっしり書き込んでいました。
■皆で教えあいながら書いている光景も微笑ましいものでした。
■メンバーの中にはこのワークシートにきちんと書き込んで、写真なども添えて、夏休みの自由研究に使うことにした人もいたようです。
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■今回のワークショップの特徴として、分奏などをご指導いただくトレーナーの他に、子供ではいないパートを補ったり、子供たちへの細かいフォローやサポートをするために、大人に演奏サポーターを毎回十数人お願いしていました。
■参加している子どもたちは、小2から高校生までと年代も技術的にも幅広いため、全員同じサポートでは難しいので、サポーターの中でも役割分担をしながら、効果的にワークショップを進める工夫をすることで、全員がそれぞれのレベルに応じて楽しく体験できる体制を作っていました。
また気付いた点などにすぐに対応するため、休憩時間などもスタッフ、トレーナー、サポーターと頻繁にコミュニケーションをとって迅速にきめ細かく運営できた大きな成功要因となりました。
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■参加している子供たちの楽しそうな様子が、スタッフや指導陣にとって、何よりのやりがいにつながります。初めて会ったメンバーたちもあっという間に仲良くなるのはいつも時代のジュニアオケの共通ですが、打ち解けてLINEなどの連絡先を交換する光景が見られるところに時代を感じました。
そういった子どもたちや保護者の気持ちや期待に応えられるように、後半の三日間も、スタッフ/指導陣一同しっかり運営していきたいと思います。