まずは先週の分奏&下振り合奏よりもかなり速い本番に近いテンポで、一度通してみました。
最初は難しいパッセージのところなど、あまりの速いテンポに当然(?)子供たちはあまりついていけず、カオスのようでしたが、ここから長田先生マジックが始まります。
まずは基本的な音の形やリズム、フレーズを共有することから始まりました。基本的なことですが、弦楽器を含めて皆で一緒に呼吸をすることに大切さも学びました。
合わせにくく難しいところなどを、先生が取り出してアドバイスや指示をされるごとに、音楽がみるみる息を吹き込まれていく様子は見事でした。
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■ちなみにこの「Z」のようなマークはどういう意味が分かるでしょうか?
答えは、左側がsubitoP(スビトピアノ)で大きな音量で演奏していて突然小さい音量のピアノで演奏するための、視覚的にわかりやすいマークで、右側がその逆のスビトフォルテという突然大きく演奏するというものです。
SJPOの合奏には足りないパートなど何人か大人の演奏サポーターが加わってくださるのですが、弦楽器の方には常識のマークのようですが、管楽器メンバーは、ずっとオケを経験しているベテランでもほとんどのメンバーは知らなかったようで、子供たち以上に感心して頷いてました。
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■練習会場は、小学校の音楽室をお借りしていて、前面に大きな黒板があるのですが、長田先生の合奏はそのメリットを最大限活用して、要所要所で黒板に板書をして、子供たちにイメージしやすいようにご指導されているのも特徴です。
■子供たちの表情も真剣そのもの。合奏中は私語もなく集中した練習となっていて、先生の指示やアドバイスをみるみるうちに吸収していきました。
■10月まで取り組んできたアンダーソンの「シンコペイテッドクロック」、「そりすべり」とはがらっと変わったモーツァルトの「劇場支配人序曲」でしたが、長田先生の合奏を終えて、だいぶイメージしやすくなってきたようです。
12月の本番に向けて楽しんで取り組んでいきたいものです。
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