2014年11月10日月曜日

【動画】10/26の「五反田ふれあい文化祭」の動画をアップしました

■先日10月26日に五反田文化センターで開催された「五反田ふれあい文化祭」で品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラSJPOは公式デビューをしましたが、そのときの映像をアップしました。



動画ギャラリー】コーナーからもご覧になられますので、他の動画とともにお楽しみください。
今後ずっと続いていくであろうSJPOの輝かしい第一歩になる演奏家もしれません。






2014年11月9日日曜日

1期第14回練習[ベルポート本番に向けて長田先生の合奏]

■11月9日に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ[SJPO]の練習が行われました。この日は音楽監督で指揮者の長田先生の合奏でした。

まずは先週の分奏&下振り合奏よりもかなり速い本番に近いテンポで、一度通してみました。


最初は難しいパッセージのところなど、あまりの速いテンポに当然(?)子供たちはあまりついていけず、カオスのようでしたが、ここから長田先生マジックが始まります。


 まずは基本的な音の形やリズム、フレーズを共有することから始まりました。基本的なことですが、弦楽器を含めて皆で一緒に呼吸をすることに大切さも学びました。

 合わせにくく難しいところなどを、先生が取り出してアドバイスや指示をされるごとに、音楽がみるみる息を吹き込まれていく様子は見事でした。
♪♪♪

■ちなみにこの「Z」のようなマークはどういう意味が分かるでしょうか?

答えは、左側がsubitoP(スビトピアノ)で大きな音量で演奏していて突然小さい音量のピアノで演奏するための、視覚的にわかりやすいマークで、右側がその逆のスビトフォルテという突然大きく演奏するというものです。

SJPOの合奏には足りないパートなど何人か大人の演奏サポーターが加わってくださるのですが、弦楽器の方には常識のマークのようですが、管楽器メンバーは、ずっとオケを経験しているベテランでもほとんどのメンバーは知らなかったようで、子供たち以上に感心して頷いてました。

♪♪♪

■練習会場は、小学校の音楽室をお借りしていて、前面に大きな黒板があるのですが、長田先生の合奏はそのメリットを最大限活用して、要所要所で黒板に板書をして、子供たちにイメージしやすいようにご指導されているのも特徴です。


■子供たちの表情も真剣そのもの。合奏中は私語もなく集中した練習となっていて、先生の指示やアドバイスをみるみるうちに吸収していきました。



■10月まで取り組んできたアンダーソンの「シンコペイテッドクロック」、「そりすべり」とはがらっと変わったモーツァルトの「劇場支配人序曲」でしたが、長田先生の合奏を終えて、だいぶイメージしやすくなってきたようです。

12月の本番に向けて楽しんで取り組んでいきたいものです。


2014年11月2日日曜日

1期第13回練習[劇場支配人の合奏]

■先週の品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)の公式デビューの本番を終えて、また次の演奏会に向けての練習が始まりました。今回から弦楽器トレーナーとしてご指導をお願いするビオラの小神野先生をお迎えしての練習でした。

■夏のワークショップから手掛けてきたアンダーソンの二曲の他に、この日からモーツァルトの「劇場支配人序曲」の練習が始まりました。最初に曲のイメージをつかむために、全員で一度通して聴きながら自分のパートをチェックしました。
♪♪♪ 

■その後、管楽器と弦楽器分かれての分奏となりました。
トロンボーンパートは、練習前に早く集合して、音取りの練習をするなど気合い十分です。


■弦分奏は、今回初めてお願いすることになった小神野先生のご指導でした。
モーツァルトを演奏するにあたってのイメージや、弾き方など、子供たちにもわかりやすい解説と、難しいパッセージを弾くコツなどきめ細かいご指導でした。


■管分奏は、中谷さんのご指導で、音の形やリズムをきちんとイメージしてそろえること、きちんと楽器を響かせて音を飛ばすこと、自分の役割を常に意識して演奏することなどを重点的に練習しました。


 ■休憩を挟んで後半は合奏でした。低学年の弦楽器メンバーには、まだ調弦が自分でできない子も多いので、小神野先生やサポーターの方々に手伝っていただいてチューニングの前に調弦をしておきます。


■この日は長田先生がいらっしゃらないので、後半は中谷さんの下振りによる合奏となりました。

■今まで分奏やパート練習のみで練習してきたモーツァルトの「劇場支配人序曲」の初合奏となりました。CDでしか聞いたことのなかったオーケストラの響きを、自分たちが演奏できることが子供たちにとって大きな刺激とモチベーションになったようでした。

■次回はいよいよ長田先生の劇場支配人の合奏です。この日に練習したことを長田先生の合奏で生かせるように頑張りましょう。