2014年9月28日日曜日

1期第10回練習[ふれあい文化祭に向けて始動!]

■9/28(日)に、長田先生による二学期最初の合奏が、立会小音楽室にて行われました。

★指揮者の長田先生の他、バイオリントレーナーの吉田綾菜先生、フルートトレーナーの篠原梨恵先生がいらっしゃって、分奏の指導、そして合奏時のアドバイスなどをしていただきました。


★また合奏と言うことで、子供が団員でいないファゴット、ビオラ、コントラバス、パーカッションは演奏サポーター呼ばれるアマチュア演奏家の方々が、合奏のサポートとして加わってくださり、まだ団員少ない現在でも、子どもたちは毎回本物のオーケストラ響きのなかで演奏ができるようなシステムを取り入れています。


★夏のワークショップでは、ジャズ要素が随所にちりばめられたアンダーソン作曲の「狂った時計」「そりすべり」ということで、いわゆる裏拍ノリを子どもたちに植え付けたり、オケの中で自信を持って演奏できるようにソロだと立たせて演奏させたり・・・ということ雰囲気づくりを重点的にされていらっしゃいましたが、この日はまたきっちりと一つ一つの音符やフレーズの演奏の仕方や音の処理、フレーズ感を揃えたりという練習をみっちり行いました。


ホルンは1stのメンバーが学校の文化祭で欠席だったので、サポーターが代奏で加わりました。またホルンの2ndの中学一年生のN君は、ワークショップからの参加者。


まだファゴットをやっているジュニアメンバーがいないので、Sさんが演奏サポーターとして参加してくださいました。クラリネットとのT君と、木管後列トップコンビとして、アンサンブルを作っていました。

ホルン2人とトロンボーン一人が加わって、金管楽器も少しずつ人数が揃ってきました。
またパーカッションもワークショップに参加したK君が正式入団となりましたが、今回は学校行事で欠席でした。演奏サポーターのUさんがウッドロックやタンバリンなど一人で二~三役を同時にこなされていらっしゃいました。



 トロンボーンのUさんも夏のワークショップ参加して、オーケストラで演奏する楽しみを味わってそのままSJPOに正式入団となりました。
 まだ第六ポジションもきちんと手が届きらないのですが、細かいパッセージもジャズのノリノリのところも一生けん命に演奏していました。

チェロも二本そろって、コントラバス、ファゴットも加わって、重厚なサウンドが作れるようになってきました。特に対旋律の部分をたっり歌いあげるところは先生からもお褒めの言葉をいただいていました。


最近のSJPOの変化としては、人数が増えてきて賑やかになってきたのと同時に、同年代の仲間の顔と名前を覚え始めて、団員同士の交流が始まりつつあります。

オーケストラを通じた青少年育成のための教育団体として、単に演奏するだけでなく、挨拶や、集団行動、オーケストラマナー、周りへの感謝、楽器や楽譜などモノを大切に扱うことなど、オーケストラ演奏以外のところも、きめ細かく指導していき、より高いレベルでの音楽を楽しんでいってもらえるようにスタッフ一同取り組んでいきます。



2014年9月7日日曜日

1期第09回練習[二学期最初の練習]

■夏のワークショップが終わって最初のSJPO(品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ)の練習が9/7に立会小学校音楽室で行われました。
 この日は前半が分奏、そして後半がオーケストラ講座と合奏でした。

【分奏の様子】
★弦楽器はトレーナーの吉田綾菜先生による弦分奏でした。
夏のワークショップではアンダーソン2曲に取り組んでいたので、7月13日以来、久しぶりのモーツァルトの劇場支配人の分奏となりました。


★金管楽器は中谷さんによる基礎練と劇場支配人の分奏でした。夏のワークショップに参加した中学一年生のホルンのFさんが、正式に入団して初練習でした。新しい楽器を購入したばかりで基礎練も気合いの入り方が違いました。


★木管楽器は演奏サポーターの加藤さんによる分奏です。
今回からフルートに小学3年生のOさんが新入団員として加わりました。初めてのオーケストラ体験にどきどきの様子でしたが、一生懸命取り組む様子が微笑ましかったです。


【オーケストラミニ講座:ドイツ語音名について】



★団員にとっては自主練習ではすっかりおなじみとなったオーケストラミニ講座は、5月に引き続き、ドイツ語音名についてです。
 トランペット、バイオリン、ホルンのメンバーに演奏してもらって、楽器によってそれぞれのドレミファソラシドの調性が違うことを、聴いてもらいました。
 そして人によって「ド」の音が違うと指揮者もオーケストラ団員も混乱してしまうので、共通の表現方法として実音のドイツ語音名を学びました。
 設立時からのメンバーは一度聞いていますが、半分以上のメンバーにとっては初めて知る事実!でしたが、すぐに覚え始めました。
 実際に覚えるには、何度も繰り返して使ったり、聞いたりする経験が必要ですので、時間はもう少しかかりますが、それでも着実に自分のものにしていってほしいと思います

【合奏の様子】

合奏は、2カ月ぶりにモーツァルトの「劇場支配人」序曲でした。ワークショップでみっちり長田先生の合奏を経験した上、この日の分奏でそれぞれのセクションで準備したおかげか、音の形や強弱、雰囲気の変わるところ、タイミングや呼吸の合わせ方などが少しずつではあるものの意識していることが感じ取れるようになってきました。


★わずか月に2回の練習ですが、毎回着実にうまくなっていくことが感じられることがジュニアオーケストラの素晴らしさでもあり、運営スタッフのやりがいでもあります。
また団員も少しずつ増えてきて、4月にわずか9名で発足したSJPOも団員数が20名を超えました。
 
 仲間が増え、経験が蓄積され、そして家でも練習してくるようになってきて、確実にオーケストラとしての基礎が出来つつあることを実感しました。

 また二学期も頑張っていきましょう。