8月のワークショップ前の最後の練習でしたが、残念なことに学校行事が重なってしまって練習をお休みの子どもたちが数人いて事前に欠席連絡をされてきたときも残念そうでした。
一方でこの日から正式にバイオリンとチェロの団員が一名ずつ入団してまた新たな仲間が加わりました。、
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この日はチェロの演奏サポーターの方が体調を崩されてお休みだったので、モーツァルトの劇場支配人を中心に、綾菜先生による1stバイオリンとチェロの合同練習でした。
綾菜先生のきめ細かい指導で、今日から加わった新メンバーのフォローをしつつ前回の復習をして、さらに新たな課題に挑戦していました。
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★2ndバイオリンは演奏サポートの山内さんによるパート練習。小さい頃からバイオリンを習っている子どもたちはあまり椅子に座って弾く習慣がないので、意外と座って弾く姿勢を教わっていなかったりしますので、改めて座り方から弾くときの姿勢をチェックして、正しい姿勢で演奏するところも意識しました。体のまだできていない子供の場合は、特にきちんと足をついて良い姿勢で弾くことは重要です。
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・・・といってもこの日は学校行事でお休みのメンバーがいて、トランペットのメンバーが一人だけでした。金管はいつもみっちり基礎練習を行いますが、それぞれの練習には、タンギングと調性、ダイナミクスとコードなど、複合要素を取り入れた練習をしていて、毎回自宅での練習の宿題も出されます。その甲斐あってか4月に比べて音域も音色もタンギングなども見違えるようによくなってきました。まさに継続は力なりです。
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★木管楽器は、クラリネット奏者で木管楽器トレーナーの知佳子先生の分奏。学校行事で一人欠席、さらに楽器の発表会で早退して二人だった分、今日の参加者はみっちり特訓(!)でした。
ロングトーンでの音程練習、タンギングなどの基礎練習をしっかり行った後、この日はスコア(総譜ともいう、オーケストラの全パートが一面に印刷されている本)を見ながら、自分と同じ動きをしているパートはどこか、など他の楽器の楽譜も一緒に読む練習を行いました。
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★弦楽器は、30分ほどのパート練習の後、弦楽器全員で弦分奏をしました。
それぞれのパートごとに練習した成果を出し合いながら、弦楽器全体で揃えることを意識する練習を行いました。
チェロのリズムに乗せたり、1stバイオリンと、2ndVnのかけあいや一緒に動くところを聴きあうことで一人で演奏していたより音楽がずっと立体的になること、何より合わせやすいことを少しずつ体感していってもらっています。
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★最後の35分は中谷さんによるオーケストラ講座と合奏。
オーケストラ講座は「並び方と合わせ方」。5月の練習のミニ講座でにパートの並び方、プルトの並び方をやったので覚えている子どもたちもいましたが、その上で大勢で演奏するときには誰にどうやって合わせていくのかを学びました。
★その後、合奏となりましたが、この日のテーマは楽器を問わず「音の形を揃えること」、そして「誰がメロディか、そしてリズム聴きあうこと」でした。
四分音符の連続した形を、弦楽器だけ、木管だけ、金管だけでそれぞれやってみて、違いを認識してもらいました。同じメロディも弦楽器が弾くときと木管が吹くときとどう違うのか、それぞれ取り出して演奏してもらうと、子どもたちもはっきり気づいたようです。
またそれぞれのフレーズを揃えるためのコツはその都度、トレーナーの先生方がタイムリーにアドバイスをしてくれて、オーケストラとしての響きが変わっていく様を演奏しながら感じることができました。
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今回のワークショップの課題曲はルロイ・アンダーソンの「シンコペイテッド・クロック」と「そりすべり」ですので、モーツァルトと違った雰囲気の曲に取り組みます。
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★練習後には、今期初めての保護者会を開催しました。
アジェンダは、下記の通り。
1.今後の活動方針とスケジュール
2.ワークショップの保護者のお手伝いについて
10月のふれあい祭り出演、12月の大森ベルポート第九イベントの出演、そして来年2月の年度末コンサートなどのスケジュールが発表されました。
またワークショップにおいての保護者のお手伝い分担などが話し合われ、積極的に参加してくださる保護者の皆様のご協力でアットホームな雰囲気の中、スムーズに決めることができました。
オーケストラは、団員の頑張り、運営と指導体制、そして保護者や周りのサポート体制のどれがかけても成り立ちません。SJPOがさらに充実した活動ができるように、スタッフ一同頑張っていきますので、皆様のご協力ご支援のほどよろしくお願いいたします。
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