◆4月21日(日)に、新たな期である第11期の初練習が、品川区立荏原平塚学園5階多目的ホールにて行われました。
◆今期最初の練習ということで、初めに結団式が行われ、今期の指導陣とスタッフの紹介の後、団員全員の自己紹介が行われ、それぞれが今期にかける想いを語りました。
先月の定期演奏会では団員61名と初めて60名を超える規模となりましたが、卒団者7名を始め、受験生の休団などがあり、今期は42名でのスターとなりました。この人数は昨期4月スタート時よりも6人増えた人数となります。
◆結団式が終わり、さっそく今期の課題曲の練習が始まりました。
4-5月は、シベリウス作曲の交響詩「フィンランディア」とエルガー作曲の「威風堂々第1番」の2曲に取り組みます。
最初は管打楽器と弦楽器に分かれての分奏です。
管打楽器は中谷団長の指導での管打分奏となりました。
ヴァイオリンパートは1stを山中先生、2ndを山内先生の指導、ビオラは堀江先生の指導、そしてチェロは幅先生の指導でのパート練習でした。
新しい曲を始める際には、SJPOでは必ず作曲家についてや、それぞれの曲が作曲された時代背景、また楽譜に出てくるものの知ってそうで意外ときちんと把握できていなかったりする音楽用語などを皆で確認します。
今回の2曲は、奇しくもどちらも国を称える意味合いの強い曲が並びました。
シベリウスのいたフィンランド、そしてエルガーのいたイギリスのそれぞれの時代背景を、学校で勉強する歴史と紐づけしながら学ぶことで、曲の理解のみならず、学校で勉強した歴史の内容を改めて気づくことができます。
今期から新たに加わった新入団員たちにとっては、初めてのオーケストラでの合奏体験となります。いつも一人で練習しているのと違って、様々な楽器を一緒に奏でる迫力や楽しさ、同時に合わせる難しさも体験した大きな経験となります。
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◆合奏は、春休み中から個人練習してきた成果もあって、初回練習にしては良い感じだったと思います。
SJPOも2014年の結成から丸10年を経て、11年目となりました。今回の2曲の「フィンランディア」は第3期に、そして「威風堂々第1番」は第7期にそれぞれ取り組んだことがあるのですが、まず団の規模が大きくなっていますし、合わせてみると明らかにレベルがずっと上がってきていることを実感させられます。
今期は他にも大曲のR.コルサコフの「シェヘラザード」、そしてSJPO初となるモーツァルトの協奏交響曲など、難易度の高い曲が続きます。
2025年3月23日(日)の第11期定期演奏会に向けて着実に、そして大きく成長と進化が実現できるように頑張っていきましょう。
◯日時:2024年4月21日(日) 8:45-12:00
◯会場:荏原平塚学園5階多目的ホール/音楽室
◯曲目:フィンランディア・威風堂々第1番
◯指導
Fl武市先生 Ob工藤先生 Cl土岐先生 Fg山本先生
Tp塩原先生 Tb高井先生 Pr大里先生
Vn山中先生/海野先生/山内先生 Va堀江先生 Vc幅先生
下振 中谷
◯スケジュール
09:05-09:25 ミーティング/結団式
09:30-10:50 パート練/分奏
11:00-12:00 合奏
12:00-12:05 ミーティング
(12:15-13:45 補講レッスン※一部のみ)
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【 品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)のホームページへ 】
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