2023年9月3日日曜日

10期第09回練習:音楽知識と勉強のリンケージの大切さ

 ◆9月3日(日)に、荏原平塚学園多目的ホールなどで、品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)の第10期第9回の練習が行われました。

八月の体験講座を終えて、そのまま新規入団と第9までの仮入団を合わせると、一気に16名も団員が増えて、団員数が総勢50名を超える大所帯となってきました。

◆最初は弦と管打セクションに分かれての分奏、後半が中谷団長の指揮で、合奏となりました。弦楽器は、山中先生の分奏で、新曲のハレルヤ分奏もかなり細かいことまでみっちり指導してくださいました。



◆管打楽器は、音楽室で中谷団長の指導でした。特に管打分奏では前回のテーマであった呼吸をどこで取って準備するか、さらにメロディを聴き探すことを意識することに注力しましたが、これだけでもアンサンブルがぐっと良くなりました。

◆後半は、中谷団長の指揮での合奏となりました。
中谷団長の初回合奏の際には、必ず作曲家がどの時代でどこの国の人なのか、曲の作曲された背景は何か、音楽用語はそれぞれどういう意味なのか、が宿題になっていてそれらを発表してもらいます。

ヘンデル多くの人がドイツ人と思っていたようでしたが、実は32歳で英国に帰化したことを知るとみな意外そうでした。
また当時世界の1/4を征服していた大英帝国でありながら、ヘンデル(も元はドイツ人)の後、エルガーが出てくるまで200年近く、有名な作曲家がいないのは、実は中高生ならだれでも歴史で習う「清教徒革命(ピューリタン革命)」が原因だったことなどの説明を聞くとあちこちから驚きの声が聞こえました。

また大英帝国の正式名称(日本語、英語両方)などの説明があったり、音楽知識を地理や歴史、はては語学までリンクして覚え方や学び方を教わりました。音楽の知識も、勉強で学ぶこともリンクして覚えると覚えやすく、また色々と知識がつながり楽しくなりますよね。

◆次回は長田先生の合奏です。
曲もどんどん増えてきますが、練習の効率を上げながら着実に練習して、合奏に臨みましょう。

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◆【第10期第9回練習】

◯日時:2023年9月3日(日) 8:50-12:00
◯会場:荏原平塚学園5階多目的ホール/音楽室
◯曲目:
 ハレルヤコーラス
 鬼滅の刃より「紅蓮華」
 くるみ割り人形より「花のワルツ」

◯スケジュール
08:45-09:00 集合/準備/音出し (9:00指導者集合)
09:00-09:05 諸連絡
09:10-10:40 分奏(ハレルヤ中心・紅蓮華・花のワルツ)
10:50-12:00 合奏(ハレルヤ→紅蓮華→花のワルツ)
12:00-12:05 諸連絡

◯指導
Fl瀬戸先生/Ob工藤先生/Cl土岐先生/Fg松下先生
Hr橋本先生/Tp橋爪先生/Tb若田先生/Pr大里先生
Vn橋本先生・山中先生・金崎先生・阿部先生/
Va渡辺先生・石野先生/Vc幅先生・森岡先生/Cb小野澤先生

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