2018年5月20日日曜日

5期第03回練習「ドイツ語の実音表記と音楽用語を覚えよう」

◆5/20(日)に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)の第5期第3期の練習が、立会小学校音楽室にて行われました。

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【第3回練習】
 ○日時:5月20日(日)09:15-12:00
 ○場所:立会小3階音楽室
 ○指導:丹羽先生(Vc)/香田先生(Tp)/栗原先生(Fl)
  サポーター:
   Vn山中さん、Va根井さん、Ob河村さん、
   Cl片山さん、Fg岡見さん、Hr影山さん/中谷さん、Pr梅内さん
 ○スケジュール
  09:15-09:30 集合/セッティング/音出し
  09:30-09:40 諸連絡
  09:40-11:10 パート練習/分奏(ドヴォ8 2楽章)
   金打(香田先生):分奏(音楽室)
   木管(栗原先生):分奏(6-1)
   弦楽器
    ●前半9:40-10:20
     Vn(山中さん/根井さ):パート練習(6-2)
     Vc(丹羽先生):パート練習(6-3)

    ●後半10:25-11:10
     弦分奏(丹羽先生):(6-2)

  11:20-11:40 オーケストラ講座(合奏用語とドイツ語音名)

  11:40-12:00 合奏(中谷さん):音楽室(ドヴォ8 2楽章)
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◆前半はセクションごとに分かれての練習です。
 金管セクションと打楽器は、香田先生のご指導での金打分奏、木管楽器は栗原先生のご指導での木管分奏でした。


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◆弦楽器は、それぞれのパートに分かれて、1st&2ndヴァイオリンは山中先生のご指導、3rdヴァイオリンは根井さん、チェロは丹羽先生のご指導によるパート練習でした。
チェロは学校行事などで二人欠席だったため、一人出席していたM君のマンツーマンレッスンとなりました。
その後弦楽器全員が集まり、山中先生と丹羽先生の弦分奏でした。

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◆休憩の後は、SJPOの特長の中や団長の講師によるオーケストラ講座。
 この日のテーマは2つ。
 1.ドイツ語の実音表記(音名)を覚えよう
 2.ドヴォ8の2楽章に出てくる音楽用語を覚えよう

 まず、楽器によってドレミファソラシドの調性が違うことを実際に楽器の音を出して確かめました。子どもたちはinCのみならず、トランペットのinB、クラリネットのinA、ホルンのinFと多くの種類があって驚いていました。そのためオーケストラでは共通の音名が必要ということで、ドイツ語の音名(実音)表記と日本語の音名表記のルールを学びました。

 実音表記の後は、ドヴォルザークの交響曲第8番の2楽章に出てくる音楽用語を洗い出して一つずつ覚えていきました。
 まずはdivisi.やrit.のように省略形で書かれている言葉の正式名と略称を覚えました。"molto"や"piu"のような基本的なものから、"morendo"のように速度と音量の両方にか関係する用語、さらに"poco"と"un poco"の違いなど大人も一瞬[?]と思うようなこともきちんと学んでいくのがSJPOの特長です。 

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◆オーケストラ講座の後は、中谷団長の下振りでの合奏となりました。
 この日は全セクションで共通して重点して練習した箇所を取り上げて、全員で確認した後に通しました。

◆たいていのジュニアオーケストラは月に3~4回の練習のところがほとんどですが、SJPOは月にわずか2回の練習のみです。ただし少ない練習時間を最大限活かすために多くの工夫がなされています。

 その一つが指導陣の練習レポートです。
毎回練習後3日以内にトレーナーやサポーターは下記の項目のレポートを指導陣掲示板にアップします。
 1.練習内容
 2.団員のみなさんへ
 3.次回の指導陣への申し送り
 4.その他(感想や練習方法や運営への希望などなんでも)

そしてそのうち、1と2の練習内容と団員へのメッセージは、練習日の一週間前までに団員掲示板にアップされ、団員には次回練習のリマインドや連絡と、団員掲示板のリンクがメーリングリストで送られ、個人練習を効率よく優先順位をつけてできるような工夫がされています。指導陣の方々や運営スタッフの手間はかかりますが、団員たちが少ない時間を最大限効果的に使える効果を挙げています。

◆また、音楽監督の長田先生と運営スタッフ、運営スタッフと指導陣の方々とのコミュニケーションも最大限風通しよく効果的にするためにも、グループチャットやSNSなどのコミュニケーションツールも最大限活用されているため、前回と違うトレーナーが指導する場合でも前回の内容や申し送りを把握できるようになっています。

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◆前回体験見学に来られたチェロのメンバーはこの日から正式入団となりました。
 またこの日も、ヴァイオリンの男子が体験見学に来られて練習に一緒に参加しました。実際に雰囲気を感じてもらいながら、オーケストラの楽しみを存分に味わってもらって、納得して仲間に加わっていただくプロセスが出来上がってきています。

 色々な方々からの要望やアドバイスを取り入れつつ、よりよりジュニアオーケストラを目指して、運営委員と指導陣一同一丸となって、きめ細かく運営していきたいとおもっておりますので、今後ともサポートのほどよろしくお願いいたします。

2018年5月7日月曜日

WEB-SJPOが60,000アクセスを達成しました

◆品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラのホームページである、WEB-SJPOですが、開設5年目に入った5月7日に60,000アクセスを達成しました。

年間活動内容や練習予定を始め、各回の練習の詳細内容、演奏動画、さらにはオーケストラ講座や楽譜ダウンロードサイトなど、色々な要望を取り入れて進化し続けてきた結果だと思います。

◆現在では、各練習ごとの指導陣の申し送り、団員が個人練習に活かせるようなフィードバックなどの情報共有としても使われるようになり、WEB経由での問い合わせは新規入団も増えてくるなど確実に結果につながっていることを実感します。



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◆ちなみに開設以来の切り番は下記の通りです。

   2014年04月28日・・・ホームページ開設
   2015年02月06日・・・10,000アクセス
   2015年10月23日・・・20,000アクセス
   2016年09月09日・・・30,000アクセス
   2017年04月04日・・・40,000アクセス
   2017年11月03日・・・50,000アクセス
   2018年05月07日・・・60,000アクセス

◆これからも知りたい情報、載せてほしい情報などの要望を取り入れつつ、SJPO同様、WEB-SJPOも進化していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

2018年5月6日日曜日

5期第02回練習「長田先生の第5期初合奏」

◆GW最終日の5/6(日)に立会小学校音楽室にて、品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)の第5期第02回練習が行われました。

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【第2回練習】
○日時:5月6日(日)09:15-12:00
○場所:立会小3階音楽室
○指導:長田先生(指揮)/橋本先生(Vn)/丹羽先生(Vc)
 サポーター:
 Vn:山中さん・山内さん・片山さん、Va阿部さん、Cb山越さん
 Ob川又さん、Cl:横田さん、Fg岡見さん、Hr中谷さん、Tb益子さん、Pr梅内さん
 
○曲目:ドヴォルザーク:交響曲第8番第2楽章
○スケジュール
 09:15-09:30 集合/セッティング/音出し
 09:30-09:40 諸連絡
 09:40-10:40 管打分奏(長田先生)
        弦:パート練習

 10:50-12:00 合奏(ドヴォ8 2楽章)

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◆今回は音楽監督の長田雅人先生がいらっしゃる最初の練習となります。
前半は弦楽器はパート練習と分奏、管打楽器は長田先生の管打分奏でした。

最初に長田先生より、表記は2/4拍子で書かれてはいるが4/8拍子で指揮をされるので4拍子で数えるように教えられました。
またドヴォルザークが細かく音符の長さを書き分けているので、16分音符単位でカウントして[8分音符+8分休符]と[符点8分音符+16分休符]をきちんと区別して演奏するようにとのことでした。

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◆一方弦楽器は最初にパートごとに分かれてのパート練習でした。
 1stVnは橋本先生の指導、2ndVnは片山さんと山内さん、3rdVnは山中先生、チェロはSJPOでは初めての丹羽先生のご指導でのパート練習となりました。

2ndヴァイオリンのパート練習では、前回同様上級生が下級生にドイツ語音名を教える微笑ましい光景見られました。

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◆休憩後は全員音楽室に集まって、いよいよ今期初めての長田先生の合奏となりました。
 管打分奏同様に最初は4/8拍子でのカウントの仕方から始まり、音の長さを正確に演奏することを最初に意識付けられました。

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 ◆長田先生の初めての合奏が始まりました。団員たちにとってCDや映像を見るのと自分たちが演奏するのは大違いなのですが、最初はカオスのような状態を長田先生が一つずつ丁寧に解きほぐして組み直していくと少しずつ曲になってくるのが感動的です。
 合奏で長田先生から様々な指示やアドヴァイスがありますが、特にはじめての団員は楽譜に書き込む習慣もやり方もわかりません。そうした時にトレーナーやサポーターだけでなく先輩団員たちが横からすっと教えてあげることで、初合奏でもある程度スムーズな合奏になっていました。

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◆あっという間に一時間あまりの密度の濃い合奏が終わりました。新団員だけでなく、今までの団員もかなり手応えがあり楽しかったようです。

 さらに楽しい演奏をするためには、いかにきちんと個人練習もして準備をして合奏に臨むかにかかっています。SJPOの練習時間は楽器の練習をする場でも個人レッスンを受ける場でもなく、合わせ方や音楽の作り方を学ぶ場です。今日は楽しかった一方で課題もたくさん見つかりました。先生方からのアドヴァイスをもとにきっちり練習をして次回の練習に臨みましょう。
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