2017年10月1日日曜日

品川区民芸術祭2017「しながわ物語演奏会」出演

10月1日(日)にきゅりあん大ホールで開催された品川区民芸術祭2017の関連事業「しながわ物語」公演に品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO)が出演しました。

【品川区民芸術祭2017関連事業 組曲「しながわ物語」演奏会】
 ●日時:10月1日(日) 開場14:00 開演14:30
 ●会場:大井町きゅりあん8F大ホール
 ●指揮:長田雅人
 ●出演:品川区民管弦楽団、しながわ物語区民合唱団
     品川ジュニアフィルハーモニーオーケストラ(SJPO) 他
 ●料金:全席指定  500円
 ●曲目:小川 寛興:組曲「しながわ物語」より抜粋
 ●SJPO演奏曲目:
   A.ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第一番ハ長調Op46-1
   J.パッヘルベル:カノン(SJPO管弦楽版 木内涼編)

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◆SJPOにとっては今年度初めての演奏会となります。したがって今期入団したメンバーたちにとっては、初めてのコンサートホールでの演奏会となりますので、控室では演奏できる期待感と緊張感の混じった雰囲気が漂いました。

◆9/10(日)の前回練習から時間が空いたこともあり、ステージリハーサルは久しぶりの長田先生の音楽にとまどいながらも、少しずつ音楽に乗って演奏できるようになってきました。

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◆リハを終えた後は、雰囲気にも慣れてきて少し自信がついてきたのか、本番前の舞台袖などはだいぶほぐれつつも良い緊張感に包まれてきました。控室から舞台袖に向かうメンバーたちの表情はかなり明るくなっていました。

◆チェロパートも人数が増えて充実してきましたね。

◆ダブルリードの演奏サポーターの方々もしっかりサポートしてくださいました。

◆控室は大きな中会議室を割り当てていただき、アットホームな雰囲気で本番を待つことができました。

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◆そしていよいよ本番を迎えました。パッヘルベルのカノンを木内涼氏がSJPOのためにオーケストラアレンジをしてくださったのですが、本番の集中力は見事で、あたかもこれがオリジナルであるかのように感じられる素晴らしい演奏となりました。

◆2曲目のドヴォルザークのスラヴ舞曲第一番も全体的に頑張りましたが、最後の長田先生の急激なアッチェルランドについていけたメンバーと乗り遅れてしまったメンバーといました。このあたりは、楽譜にかじりつかず指揮をきちんとみてアンサンブルをしっかりしていくという次回への課題となりましたが、全体的には熱く練習の成果をだしきった良い演奏となりました。

◆終演直後の舞台袖で、長田先生を囲んで一枚。

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◆SJPOの出演する前半第一部が終わり、休憩をはさんで組曲「しながわ物語」の公演をメンバーは客席で鑑賞しました。組曲「しながわ物語」の作曲家である小川寛興先生は、このSJPOの創設にあたってご尽力くださり、初代団長としてまさしくSJPOの生みの親となってくださった方です。残念ながら公演目前の7月にお亡くなりになられてしまいましたが、天国から今日の演奏会を聴かれて喜んでくださったことでしょう。

第2部の最後のアンコールとしては、やはり小川寛興先生の作曲された「たびだちの時」を客席の聴衆も含めた全員で歌いました。サビの部分の「Love and Peace」の歌詞のところでは、全員で振り付けをしながら歌い、会場全体が一体となった感動的なアンコールとなりました。

◆SJPOメンバーも、アンコールはもちろん客席から歌と踊りで参加しました。終演後も余韻醒めやらぬところで、「Love and Peace」の記念撮影でした。

◆終演後に、出演者が集まり指揮者やご指導くださった先生方からの講評があって、イベントが終了しました。SJPOのメンバーにとっては、収穫も課題も多い演奏会となりましたが、きっとこの素晴らしい経験がメンバーたちを一回り成長させてくれることと思います。

◆次回の本番は12/23(土祝)に同じきゅりあん大ホールで開催される第九イベントでの演奏会で、演奏曲もSJPOとしては初めての交響曲となります。それまでにしっかり基礎技術や、アンサンブルの練習を積み重ねて、さらにレベルアップした演奏を目指していきましょう。